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No.1931 『暗数殺人』
No1931 『暗数殺人』
2019年制作 韓
監督:キム・テギュン

≪キャッチコピー≫
『――本当は、何人殺した?』

≪ストーリー≫
恋人を殺したカン・テオ(チュ・ジフン)から計7人を殺したと告白された刑事のキム・ヒョンミン(キム・ユンソク)は、証言以外に証拠はなく警察内部で信じる者は誰もいなかったが、自白の内容は本当だと感じ、上層部の反対を尻目に捜査に乗り出す。やがて証言通りに白骨化した死体が見つかるが、テオは「死体を運んだだけ」と証言を覆す。

≪感想≫
韓国どろり作品。

殺人犯が刑事に
「自分は7人殺した」
的な供述を始める。
刑事は真相を確かめるべく奔走するっつーお話。

とにかく犯人役のあいつがサイコ過ぎてね。
あの表情とか言動とか最低で最高。
本当に震えましたよ。
ルックが最高だったんだよなぁ。
あの、相手を手玉にとる感じとか。
屈指の悪役でした。

徐々に追い詰めているようでなんだかんだでスカされる。
どんな手で追い詰めても決して追い込むことができない。
少しだけ刑事側が泥臭いというのもあるんでしょうが、
とにかくあいつが嫌なやつでねぇ。

良いキャラクターでした。

そんな感じで。
本作って実話をベースに作られているんですって。
なるほどねぇ・・・。
ちょっとドキュメンタリーチックな印象もあったり。
これぞ韓国映画ってな印象の本作。
十分に楽しむことができました。

≪点数≫
  7点
                                           (21.07.24鑑賞)

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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.1930 『竜とそばかすの姫』
No1930 『竜とそばかすの姫』
2021年制作 邦
監督:細田 守

≪キャッチコピー≫
『もう、ひとりじゃない。』

≪ストーリー≫
高知の田舎町で父と暮らす17歳の女子高生・すずは周囲に心を閉ざし、一人で曲を作ることだけが心のよりどころとなっていた。ある日、彼女は全世界で50億人以上が集うインターネット空間の仮想世界「U」と出会い、ベルというアバターで参加する。幼いころに母を亡くして以来、すずは歌うことができなくなっていたが、Uでは自然に歌うことができた。Uで自作の歌を披露し注目を浴びるベルの前に、ある時竜の姿をした謎の存在が現れる。

≪感想≫
細田守監督最新作。
細田監督の作品は全て観ているかも。
サマーウォーズ」や「おおかみこどもの雨と雪」あたりは大好き。

さてさて。

これぞ細田印なのかな。
細田監督作って「家族」や「親子」をテーマにしている作品が
ほとんどじゃないでしょうか。
本作でも、母親を亡くした主人公と父親との関係。
一方では竜の児童虐待のお話。
そういう家族のお話にSNSというツールを通した人との関わり方を
描き出し、これまでの世界観に一つプラスされた感じ。

本作で描かれたネットの仮想世界「U」。
ちょっと「サマーウォーズ」やスピルバーグ監督の「レディ・プレイヤー1」を
思い出したり。

本作では現代社会におけるSNSのデメリットの部分が描かれていました。
ネットでのアンチコメントが凄い嫌だったなぁ。
これは敢えてなんでしょうがネットが持つ攻撃性みたいなものに
特化して描かれていて、ここはとても痛かったです。
いくら何でも感ももちろんありましたが・・・。
その反面、ネットが持つ肯定性も描かれていて、誠実だなぁとも思ったり。
表裏一体というか。
ここら辺のコントラストがしっかりとしていて、イラっとしたり
救われたりとぐらっぐらさせられましたよ。

本作の印象は何と言っても圧倒的な映像美。
ネットの仮想世界の部分の映像がとにかく綺麗でした。
クジラの上に乗ったBellのシーンとかクライマックスのライブシーンとか最高すぎて。

そして、本作では「音楽」の凄さをまざまざと観せられた感じ。
クライマックスのあの歌には無条件で泣かされました。
いろんな人たちが「音楽」によって一つになる。
もうねぇ・・・鳥肌が立ちましたもんね。

そうそう。
本作は「音楽」を重要なキーワードとして置いていて。
この手の作風でいうと「君の名は」「天気の子」の新海誠監督作品を思い出したり。
細田流のアンサー作品というか。
細田監督が「音楽」を扱ったらこういう風になりました的な匂いがぷんぷん。
そういった角度から見ると、またこれはこれで面白いなぁと思ったり。

ただね。
ちょっとだけ納得いかない部分が。
最後の着地というか1展開はちょっと余計だったかなと思ったり。
なんか急に一人だけで東京に行く件とか、いくらなんでもねぇ・・・。
あれだけ急を要する場面であの行動はねぇ・・・。
あと、その後の恵と知兄弟の今後の事を考えるとまだまだ油断はできないぞって。
ちょっと現実に引き戻されて、少しだけ冷めちゃいました。
とほほ。

いやいやそれでも。
思い返すとやっぱりグッとくるし、あの映像と音楽は衝撃的だったし。
オススメできる作品に仕上がっていたと思います。
細田監督の作品は今後も追い続けていく所存です!!!!

≪点数≫
  8点
                                           (21.07.23鑑賞)

映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.1929 『るろうに剣心 最終章 The Beginning』
No1929 『るろうに剣心 最終章 The Beginning』
2020年制作 邦
監督:大友 啓史

≪キャッチコピー≫
『これで終わる。ここから始まる。』

≪ストーリー≫
動乱の幕末。若き緋村剣心は、長州藩のリーダー桂小五郎のもとで討幕派の暗殺者として多くの人間をその手にかけ、人斬り抜刀斎と恐れられていた。そんな中、人斬りの現場に偶然居合わせた若い女・雪代巴との出会いをきっかけに、剣心の心に人を斬ることへの迷いが生じていくのだったが…。

≪感想≫
アクションが素晴らしい本シリーズ。
最新作は2作連続公開ということで、1日で2作品観て参りましたよ。
1作目は相変わらずのアクション大爆発で大満足でしたが・・・。

さてさて2作目は。
「静」と「動」。
前作が「動」なら今作は「静」。

本シリーズの売りであるアクションがそこまで爆発していなかったっす・・・。
なんでしょう・・・。
本格的な時代劇をしていたような。
アクションがぜんっぜん物足りなかったっす。
ちょっと人間ドラマに重きを置いていたような。

剣心と巴のお話。
特に監督さんの好みなのか巴に重きを置いていたような。
演じた有村架純さんがこれまた美しかったんですよね。
魅力爆発で見惚れるとはこのこと。
とても魅力的でしたよ。

本作って人間ドラマに重きを置いていたのは良いんですが、原作が漫画なので
やっぱりリアリティラインは低くって。
そこが少しだけザラッとしていてバランスが悪く感じたんですよね。
ダウナーで落ち着いた演出なんだけどノリきれない感じ。
先に書きましたが、本格時代劇に寄せていっているというか。

観ているこっちはいつもの剣心シリーズを待ちわびているせいかちょっと物足りない。
やっぱアゲアゲでアクション大爆発で行こうぜ的なね。

そんな感じで。
観たかった「るろうに剣心」シリーズではなかったかな。
もっとアクション大爆発な作品を観たかったっす。
これで最後なんですよね。
なんだか残念・・・。

≪点数≫
  6点
                                           (21.07.23鑑賞)

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No.1928 『るろうに剣心 最終章 The Final』
No1928 『るろうに剣心 最終章 The Final』
2020年制作 邦
監督:大友 啓史

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
“人斬り抜刀斎”の異名で知られた緋村剣心(佐藤健)は、日本転覆を企てた志々雄真実と死闘を繰り広げた後、神谷道場でのどかに生活していた。あるとき、東京の中心部を何者かが連続して攻撃し、剣心と仲間たちにも危険が及ぶ。その事件は、剣心の過去と頬に刻まれた十字傷の謎に関わっていた。

≪感想≫
大人気漫画「るろうに剣心」の実写映画。
本作は第4弾。

しかも立て続けに次回作がある2部作・・・と思いきや!!
なるほど、こういう作りだったのね。
僕は何を勘違いしたのか、前回みたいに2部構成で
作られているんだろうなぁと思ったら違っていて。
本作は現在パートを描き出した1作完結型。
そして次作が過去編でこれまた1作完結型。

まずは現在パートの本作。

本シリーズの肝はやっぱりアクションでしょう!!
本作でもその素晴らしいアクションは健在で。
なんでしょう、本シリーズのアクションってハイブリットなんですよね。
殺陣と格闘。
刀アクションだけでなく格闘アクションまで。
エンタメ的なアクションで観ているこっちはワクワクする感じ。
リズム感も良いのかな。
ちょっとショーを見ている感覚になるんですよね。
とにかく素晴らしい!!
ずっと観ていたいアクションシーンでしたよ。

お話については、漫画原作なので置いといて・・・。
キャラクターについてはちょっと残念だったかな。
主要キャストについてはこれまでの描きこみがあったので多少はOK。
ただ、今作でいうと、敵キャラたちの描きこみが残念でした。
ボスキャラの縁のみピックアップされて、あとはざんない扱いに。
もっと背景を描いて欲しかったな。
主要キャストでも残念な扱いが数人。
明神弥彦なんて原作では主要キャラで成長を見守りたいキャラクターなのに
本作ではお豆的存在。
左之助もそう。
僕的には原作で一二を争う好きなキャラクターなのに、本作での扱いは
とっても雑!!
魅力的に感じませんでした。
もったいないない・・・。
四乃森蒼紫もそこまでだったし・・・。
あれは演じている伊勢谷友介さんがあんな事件を起こしたからなのかな・・・。
こちらも残念無念。

一方、頑張ったキャラクターたちも。
まずは土屋太鳳さん演じる、巻町操。
先に書いた四乃森蒼紫が途中退場したため、彼女がめちゃくちゃ頑張っていて。
以前登場した際も、すっごい動けるなぁと感じていたので、本作でも
その素晴らしいアクションは◎。
もう一人。
神木くん演じる瀬田宗次郎がサプライズで登場!!
彼と主人公の剣心が織りなすアクションが阿吽の呼吸で見事だったんですよね。
それこそ踊っている感じでね。

そんな感じで。
残念な部分も多々あったりするんですが、アクションはやっぱり一級品。
邦画で、ここまでのアクションを見せてくれるのは本シリーズを含めて
そこまで多くないんじゃないんでしょうか。
大満足です!!

≪点数≫
  7点
                                           (21.07.23鑑賞)

映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.1927 『ブラック・ウィドウ』
No1927 『ブラック・ウィドウ』
2020年制作 米
監督:ケイト・ショートランド

≪キャッチコピー≫
『過去の闇と戦え。
それだけが、世界に残された光――』

≪ストーリー≫
孤高の暗殺者ブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)の前に、ある日突然「妹」のエレーナ(フローレンス・ピュー)が現れる。二人は自分たちを暗殺者に仕立て上げたスパイ組織レッドルームの秘密を知ってしまったため、組織から命を狙われていた。姉妹が頼れるのは、かつて組織によって作られた偽りの家族しかなかったが、レッドルームの陰謀はこの「家族」の再会に仕組まれていた。

≪感想≫
待ちに待ったMCU最新作!!

待ってましたよぉ〜〜〜(号泣)
本作も新型コロナのせいでどれだけ延びたのだろう。
本当は2020年5月1日日米同時公開だったんですよ!!
1年以上も待たされましたよ。
その間、ドラマはやっていましたが、劇場映画としては本作が初。
今後もどんどん上映されていく事でしょう。
いやぁ・・・本当に嬉しい限りです。

さてさて・・・。

本作は「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」のすぐ後のお話。
アベンジャーズ・エンドゲーム」でブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフがああなる前のお話。

ナターシャの過去を振り返るお話となっておりました。

本作で登場した家族の面々。
妹のエレーナ。
今後のブラック・ウィドウとなるであろうキャラクター。
うん、僕はやっぱりフローレンス・ピューが大好きみたい。
なんか、カッコいいんですよね。
ファイティング・ファミリー」では女子プロレスラーを演じて、
ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」ではおてんば娘、
ミッド・サマー」にも出ていましたねぇ。
どれも好きな作品で。
今後も追い続けていきたい俳優さん。

そして、母親のメリーナ。
演じたのはレイチェル・ワイズ。
アクションも少しだけあってカッコ良かった。
欲を言えばもう少し活躍させて欲しかったな。

父親のレッド・ガーディアン。
彼はコメディーリリーフでそこまで活躍しなかったです。
僕的には彼のギャグに関してもそこまでハマらなかったのでちょっともったいない
キャラクターでした。

アクションについて。
序盤中盤のカーアクションはちょっと「007」シリーズや「ミッション・インポッシブル」シリーズ的な
作品を思い出したり。
確かにブラック・ウィドウ自体がスパイのお話なので、そこに寄せていくのは間違いなくって。
ボスとの騙し合い演出もいかにもスパイっぽいし、昔の「アベンジャーズ」で観たロキとのやりとりを
彷彿とさせていましたもんね。

ただ、クライマックスのアクションはこれぞMCU!!!!
最後の空中バトルは「最高」の一言。

他にもブラック・ウィドウならではの格闘アクションも相変わらず◎。
タスクマスターの模倣アクションもカッコ良かったし。

そうそう。
タスクマスターで思い出したのですが、演じたのは大好きオルガ・キュリネンコ。
このキャラは今後も出てくるのでしょうか。
ブラック・ウィドウ集団として出てきそうな予感。
楽しみは膨らむばかり。

そんな感じで。
もうねぇ・・・大満足!!!!
こうやって公開してくれて今後の楽しみも与えてくれた。
MCUは永遠に不滅です!!
次はどんな作品だろう・・・。
その前にオリジナルドラマも観なくちゃ!!

≪点数≫
  8点
                                           (21.07.11鑑賞)
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No.1926 『ホワイト・ストーム』
No1926 『ホワイト・ストーム』
2019年制作 中/香港
監督:ハーマン・ヤウ

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
麻薬に手は出さないというおきてを固く守ってきた、香港最大の裏組織である正興。だが、メンバーの地蔵がそれを破ってしまい、義兄弟のティンは制裁として彼の指を切断する。15年後、地蔵は香港麻薬四天王の一人として裏社会で絶大な力を振るうようになり、ティンは金融界で成功を収めて麻薬撲滅運動に力を注いでいた。麻薬組織の襲撃事件が多発することに激怒したティンは、香港最大の麻薬密売人を殺した者に懸賞金として1億ドルを出すと発表。それを機に彼と地蔵は宿敵同士となって激しく対立する。

≪感想≫
いやぁ、痺れました・・・。

まずアクションシーンがフレッシュ。
クライマックスのカーチェイスシーン。
舞台はまさかの地下街。
縦横無尽に車が地下街を走り回って、一般人なんか気にしない。
なぎ倒してなぎ倒してのカーチェイス。
いやぁ、フレッシュ!!
見た事ないアクションに血沸き肉踊りましたよ。

そこから最後のあの着地。
それまでの「動」から「静」の演出。
最後のあの相打ちシーンの描き方はこれまたフレッシュ。
スローで顔面に銃弾跡が浮かび上がるシーンにこれまたぐぬぬ・・・。

じんわりくる終わり方に思わず唸り声をあげてしまいました。

そんな感じで。
短めレビューとなりました。
これぞ香港ノワールといった世界観。
フレッシュなアクションと、濁った人間たちの裏社会。
堪能いたしました!!

本作は『レクイエム-最後の銃弾-』の第2弾なんですって。
ただ、そんなに繋がりがないので観なくても問題ないとか。
ちょっと観てみようかしら。

≪点数≫
  9点
                                           (21.07.06鑑賞)


こちら1作目の「レクイエム-最後の銃弾-」。
興味あります。

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No.1925 『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』
No1925 『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』
2020年制作 米
監督:ジョン・クラシンスキー

≪キャッチコピー≫
『もう音を立てずには
生き残れない』

≪ストーリー≫
世界は、音に反応し人間を襲う何かによって荒廃していた。夫のリー(ジョン・クラシンスキー)と家を失ったがかろうじて生き延びた妻のエヴリン(エミリー・ブラント)は、赤ん坊と2人の子供(ミリセント・シモンズ、ノア・ジュープ)と一緒に、新たな避難場所を探しに行く。

≪感想≫
以前観た「クワイエット・プレイス」の続編。

前回はそこまで楽しめなかった印象。
レビューを読み返すと、設定的に映画館案件だったのが大きかったみたい。
そんな後悔も踏まえいざ劇場にて観賞してまいりました。

さてさて・・・。

うん!!
やっぱりこれは映画館案件だ!!

音を立ててはいけないという設定を周りの雑音なしで
ひたすら没頭する。
静かなシーンからの「ドン!!」やら「バン!!」やらの
演出にひたすら驚かされる。

アクションシーンも良かったな。
冒頭の車で逃げまとうシーンとか最高だったし。
終盤の楽園的なコミュニティーにモンスターが現れた後のパニック描写とかも
素晴らしかった。

お話について。
そもそも、設定がめちゃくちゃ盛り込みすぎていくら何でも感が半端ない。
耳の聞こえない娘。
まだ成長しきれていない息子。
赤ちゃんの同行もそうだなぁ。
とにかく、これは生き残れない感が半端なくって。
敢えて危険に飛び込んでいる間も否めないしね。
ただ前作の続きという意味ではとても良かったです。
前日譚から現在地を描き出して、最後は子供達の成長がはっきりと描かれていました。
中盤の二手に分かれて進んでいくストーリーから最後は一つの着地に
たどり着いた演出は見事でしたよ。

最後の着地は「マーズ・アタック」を思い出して、ちょっとニヤッとしてしまいました。

そんなこんなで。
この終わり方は続編も作られそう。
何だろう、こんな綺麗な続編ならどんどん世界を広げていけそうな感じ。
監督の手腕に脱帽です!!

≪点数≫
  6点
                                           (21.07.04鑑賞)
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No.1924 『ゴジラvsコング』
No1924 『ゴジラvsコング』
2021年制作 米
監督:アダム・ウィンガード

≪キャッチコピー≫
『地球最大の究極対決。』

≪ストーリー≫
モンスターたちの戦いの後、特務機関モナークが巨大怪獣(タイタン)の故郷(ルーツ)の手掛かりを探る中、深海からゴジラが再び現れる。世界の危機を前にゴジラが暴れまわる原因を見いだせない人類は、キングコングを髑髏島(スカルアイランド)から連れ出し、ゴジラと対決させようとする。

≪感想≫
GODZILLA ゴジラ」「キングコング:髑髏島の巨神」「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」から続いているモンスターバースシリーズ最新作。
いよいよキングコングとゴジラのバトルが開戦されます!!

なんて心アガる設定と企画。
早速、映画館にて鑑賞してまいりました!!

さてさて。

やっぱりバトルシーンは圧巻の一言。
モンスター達の原始的な殴り合いや取っ組み合いは見ていて楽しくってね。
欲を言えばもっとカッコ良く、もっとド派手な大技等を繰り出してくれると
さらに楽しめたかな。
まぁまぁまぁ。

本作ではどちらかと言うとコングが主役的な扱いでした。
しっかし、コングのアップ表情を見ていると、俳優のイドリス・エルバを
思い出すのは僕だけなのでしょうか(苦笑)

ただ、よくよく考えるとゴジラの方がコングよりも1枚も2枚も上手だった印象。

そうそう。
本作には日本から小栗旬さんが出演されていました。
ポジション的にはどっちつかずな感じで脇役的存在。
もう少しセリフや見所を与えてやっても良かったのに・・・。
やっぱり世界のケン・ワタナベのようには行かないか。
これからこれから。

物語の着地はそりゃこうなるよなぁという終わり方。
大きなネタバレになるけど、本作ではメカゴジラが出てきて。
ゴジラ・コングVSメカゴジラの構図となって、二体とも
損をしない落とし方。
そりゃそうか。
ゴジラ、コング共に人間の守り神的な存在だもんね。
この終わり方で良かったかなと思います。

そんなこんなで。
どでかい画面でどでかい化け物たちが繰り広げる超絶バトル。
ニヤニヤしながら鑑賞することができましたよ。
大満足の一作。
「モンスターバース」と称されたシリーズの最新作である本作。
これは続編が作られるのでしょうか・・・。
このままどんどんいろんな化け物たちを登場させてド派手な
バトルを観せて欲しいなぁ・・・。
楽しみにしております!!

あとは、日本版ゴジラシリーズも観なきゃなぁ。
メカゴジラの位置付けとか気になるもん。

≪点数≫
  8点
                                           (21.07.03鑑賞)
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No.1923 『ニュー・ミュータント』
No1923 『ニュー・ミュータント』
2020年制作 米
監督:ジョシュ・ブーン

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
未熟さ故に特殊能力を制御することができず、辛い過去を背負ったダニエル・ムーンスター、イリアナ・ラスプーチンら5人の若者たち。極秘施設で訓練を受けていた彼らの前に、突如謎のモンスターが現れる。恐怖で錯乱するなか、さらなる危機が訪れ…。

≪感想≫
XーMEN」シリーズ最新作。
シリーズは恐らく全部観ている私。
本作が予告された時、とっても楽しみにしておりまして。
だって、出演者が今をときめくドラマ俳優さんばっかりで。
例えば「クイーンズ・ギャンビット」のアニャ・テイラー=ジョイだったり。
例えば「ゲーム・オブ・スローンズ」のメイジー・ウィリアムズだったり。
そして「ストレンジャー・シングス」のチャーリー・ヒートン。
全て好きなドラマで好きな俳優さんたちです。

そんな彼ら彼女らがこれまた大好きな「XーMEN」シリーズに登場か!?
ってな訳で上映を待ちわびていたんですが・・・。

本作なんと!!
まさかのDVDスルー・・・。

何で!?どうして!?
先に書いた通りヒット間違いなしっぽいのに映画館で上映されないなんて・・・。
時折、こういうことが起こるから嫌なんだよなぁ・・・。

そんなこんなでレンタルして鑑賞することに。
さてさて。

思ってたのとちょっと違いましたがこれはこれで。

本作はどちらかとちょっとホラーチックな演出。
バトルアクションやヒーローものとは違って少しだけ主人公たちの
過去を掘り下げトラウマと戦いながら屋敷を脱出するスリラー作品。
ちょっと少年ジャンプで連載されていた「約束のネバーランド」を
思い出したり。

超常能力を持った5人の青年たち。
いつものごとく誰がどんな能力を見せてくれるのかワクワクドキドキ。
それが先のホラーチックナ演出も相待って、そこまでそこに重きを
追いていなくって。
エンタメ性が少し弱かったようにも感じました。

それでも少しだけあるそれぞれの見せ場はやっぱり良かったですよ。
僕的にはクライマックスのイリアナ!!
ヒーローっぽい立ち振る舞いはやっぱり観ていて楽しかったし。
欲を言えばもっとアクションアクションしてほしかったな。
他にもレインの狼人間キャラももっと見たかったし。
ダニーの能力も分かったような分かんないような。

良きとこもたくさんあったのですが、物足りなさが残ったのも事実。

とにもかくにも。
大好きな俳優さんたちと大好きなシリーズ。
恐らくこれが1作目でこれからどんどん作られていくのでしょう。
「XーMEN」のあのキャラたちとのクロスオーバーがありそう。
楽しみに待っております。

≪点数≫
  7点
                                           (21.06.23鑑賞)


こちら「約束のネバーランド」。
そういえば最後まで読んでいないな。

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