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No.1889 『シカゴ7裁判』
No1889 『シカゴ7裁判』
2020年制作 米
監督:アーロン・ソーキン

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
1968年、アメリカ・シカゴ。民主党全国大会の会場近くで、ベトナム戦争に反対する抗議デモが行われる。平和的に行われる予定だったデモは激しさを増し、デモ隊は警察と衝突。アビー・ホフマン(サシャ・バロン・コーエン)やトム・ヘイデン(エディ・レッドメイン)ら7人の男が、デモで暴動をあおった罪で起訴される。

≪感想≫
Netflixオリジナル映画。

事実に基づいたお話。
時は1968年。
アメリカのシカゴにて行われた民主党全国大会にて、暴動をあおったとされる
8人の活動家達が起訴されて裁判を行うっつーお話。

まずは一言・・・。
めちゃくちゃシビれました!!

実は本作、最初に観た時歴史的な背景等が勉強不足だったので
よく分からず、途中断念。
ただ、日本語吹替えならいけるのではと思って再度鑑賞。
本作で語られる裁判もある程度情報を仕入れる事で納得度が倍増。
本当に素晴らしい作品に仕上がっておりました。

お話は裁判もので中盤までのあまりにも理不尽な裁判シーンの数々。
これが本当にあったかと思うと怒りよりも悔しさが勝って・・・。
中盤の黒人であるボビー・シールが手枷足枷をされて猿ぐつわをつけられて
入場するシーンは、悔しくて涙が出てきましたよ。

何だろう。
本作ってテンポがすっごい良かったんですよね。
序盤中盤までの理不尽な裁判から終盤のラムゼイ前司法長官を証人に立ってもらうシーン。
そして、そこからもう一展開のトム・ヘイデンが起こした事実があきらかに。
最後の最後まで緊張感が持続し、観ているこっちはこの理不尽さに
怒りが沸き起こって一緒に戦っている感じに。

最後の最後。
トム・ヘイデンが戦没者を読み上げていくシーン。
ここではまた別の涙が。
溜まっていた裁判への不満がここで一気に爆発する。
しかもそれは暴力等の非生産的な訴えではなく、人間のとても大事な部分に
触れられたような感覚に。

終盤のアビー・ホフマンの証言シーンもシビれたなぁ・・・。
一つ一つの言葉が軽口叩きながらも本質を付いていて。
改めて、選挙の大切さや言葉の大切さを思い知ったと言うかね。
様々な物事は広い視野で見なければなぁと。

シカゴ7の面々はこの裁判で有罪判決を受けてしまいますが、
上訴裁判所にて逆転無罪となったみたい。
「正義」は勝つ!!というよりかは、正義だ悪だと言う前に
ごく当然の権利が認められたという感覚。

そんな感じで。
もっと重厚なドラマに仕上げられそうなのに、本作に関しては
とてもエンタメ的で。
ただ楽しませるだけでなく、しっかりと本質的なテーマも乗っかっている。
ここは監督の手腕か。
凄いですねぇ・・・。
演者の方々も素晴らしかった。
僕的にはラムゼイ・クラーク前司法長官を演じたマイケル・キートンが
良かったです。
あの佇まいと説得力は素晴らしい。
そうそう。
本作はアカデミー賞を取るのではと言われているんですって。
納得の素晴らしい作品でした。

ここで描かれている問題はどこの国でもあり得るお話。
声を上げることの大切さ、そしてその声の上げ方、自分に何ができて
どこへ進みたいのか、そんな事を考えさせられた傑作。
オススメです!!

≪点数≫
  9点
                                           (21.01.17鑑賞)
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