2021-02-22 Mon

2020年制作 米
監督:パティ・ジェンキンス
≪キャッチコピー≫
『 - 』
≪ストーリー≫
スミソニアン博物館に勤める、考古学者のダイアナ(ガル・ガドット)には、最強の戦士「ワンダーウーマン」というもう一つの顔があった。1984年、禁断の力を入手した実業家・マックス(ペドロ・パスカル)のたくらみにより、世界のバランスがたちまち崩れ、人類は滅亡の危機に陥る。人並み外れたスーパーパワーの持ち主であるワンダーウーマンは、マックスが作り上げた謎の敵チーターに一人で立ち向かう。
≪感想≫
2020年、新型コロナウイルスが流行し新作映画が軒並み延期となっていて。
マーヴェル映画の「ブラック・ウィドウ」も2021年に延期。
他にも続々と大好きなアメコミ映画のスケジュールが伸び伸びに。
とにかくビッグ・バジェット作品が観られない状況にストレスマックス!!
そんな中、やっとこさDC映画の本作が上映。
こんなにも嬉しいことがあるかいってなもんですぐさま
劇場にて観賞してまいりました。
DCユニヴァースの本作。
DCでいうとバットマンやスーパーマン等々。
イメージ的にはマーヴェルの「陽」に対し「陰」な作品が
多い印象。
ただ、近年は「アクアマン」や「シャザム」。
「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」もかな。
ポップでエンタメ爆発な作風に転換していて。
すっごく楽しく鑑賞できています。
前作の「ワンダーウーマン」も最高だったな。
そんな感じで本作。
ガル・ガドットの魅力爆発!!
やっぱり素敵なヒーローでしたよ!!!!
とにかくカッコ良いんですよね。
テーマソングが流れる瞬間とか無条件でテンションがマックスに。
ず〜〜〜っと見ていられる魅力的なキャラクター。
本当に大好きです。
キャラでいうと、本作で復活したスティーブは、義の男で素敵でしたし。
ルックスも性格も完璧。
そりゃ、ダイアナも惚れるわな。
彼が、現代に蘇って社会に触れていく件は一緒にワクワク。
こいつはなんて純粋な男なんだ!!
ナイスカップル!!
ただね・・・。
対する悪党たち(ヴィラン)がそこまで魅力がなかった。
チーターに関してはルックもそこまでカッコ良くなかったし、
後に書きますがアクションもそこまで。
大ボスのマックス・ロードもなんだかなぁ・・・。
トランプ大統領感はしっかりと描き出されていたものの、
悪党感や着地が結局、人間の悪い部分を拾い上げる的な方法だったので
もっと、彼から滲み出る悪を見たかったなって。
ある意味、「ダークナイト」のジョーカーみたいなね。
ここからは引き続き苦言を。
実は、本作、結構ダメダメに感じちゃったんですよね。
展開が雑に感じた。
最後の決着のつけ方もなんか納得いかないし。
このシステム的にむむむ。
だって、みんなの最後は人間の良心に訴えかけてそれが功を奏するんですが、
いくら何でもねぇ・・・。
願いを取り下げることで平和に戻るんですが、取り下げないやつもいるでしょうに。
だってそれぞれの願いが叶うんですよ。
そもそも、みんなの一番の願いが叶ったらもっとも〜〜〜っとカオスな
状況になるはずですよ。
なんだか、全部が都合よくいきすぎて肩透かしを喰らった感もあったりね。
とにかく本作に関してはお話がピンとこなかったな。
アクションも暗くてあまりピンとこなかった。
本作のアクション。
カッコ良いバトルシーンもたくさんあったんですよ。
中盤のカーアクションとか、ワンダーウーマンの飛行シーン。
オープニングの子供ダイアナの競技シーンとかメチャクチャアガりましたもん。
ただね・・・。
クライマックスのチーターとのバトルがなぁ・・・。
一番盛り上がっても良いシーンなのに、全体的に暗くって勢いはあるんですが
何が起こっているかわかんない部分もあって。
終わり方もちょっと雑だったし。
むむむ・・・。
そんな感じで。
内容や演出に関してはそこまで楽しめなかった本作。
ただし!!
ワンダーウーマン=ガル・ガドットの魅力は相変わらずだったので
彼女を観れただけでもとても大満足!!
そしてこのコロナ禍の中、こんな超大作の上映を決めてくれた映画会社の皆様に感謝。
この調子でどんどん色々な作品を上映してくれぃ!!
まずはコロナよ消えてなくなれ!!!!
≪点数≫
5点
(20.12.20鑑賞)

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