2021-01-28 Thu

2018年制作 ロシア
監督:アレクセイ・シドロフ
≪キャッチコピー≫
『宿敵を、撃て。』
≪ストーリー≫
第2次世界大戦中、ソ連の新米士官イヴシュキンは初出撃で健闘したが敗れ、ナチスドイツの捕虜になってしまう。彼が戦車の指揮官であることがわかると、ナチスの戦車戦演習のためにソ連軍の戦車T-34を操縦するよう命じられる。戦車の整備と演習の準備期間をもらったイヴシュキンは、捕虜仲間たちと隊を組む。
≪感想≫
ロシア発戦車映画。
ドイツのナチに捕まったロシアの兵士が1台の戦車(T-34)を乗りこなし
脱出劇を繰り広げるっつーお話。
いやぁー、エンタメ大爆発の楽しいバトル映画でした!!
自分が思っていた戦車バトルとは違っていて。
勢いでドン的なバトルではなく意外と緩やかな知力戦。
緊張感溢れる感じは最高に楽しめましたよ。
スローを多用した演出も相まって、エンタメ的にも楽しめてね。
お金がないからなのか、本当にそうなのかド派手な爆発シーンとかが
なかったんですよね。
いつもだったら物足りなく感じちゃうのに、本作に関しては、
それをやられると1台しかない戦車がすぐやっつけられちゃうから
これはこれで良し!!
戦車バトルって意外と頭脳戦なんですねぇ。
キャラクターが良かった。
主人公(イヴシュキン)たちチームも最高に気の良い奴らで。
僕的には操舵手のあいつがいぶし銀感満載で素敵だったな。
ヒロインの女性も初めて観たけど綺麗な方だったなぁ・・・。
あとは何と言っても、敵将軍のイェーガー!!
イヴシュキンの事を好敵手と認めて、仲良くなりたいんだけど、
敵だからやっつける的なあの感じ。
味方だったら親友になれたかも的なあの感じ。
イヴシュキンには相手にされていないあの感じ。
いぃ〜〜〜〜感じの敵役でしたね。
お話も既視感バリバリで盛り上がる展開。
負け犬(敗戦者)達が、囚われの身から脱出!!
最後はやっぱり気持ちが良いもんで。
そんな感じで。
ド派手な爆破やアクションは無かったけれど。
手に汗握る展開や、熱い気持ちになれるバトルシーン。
素敵なキャラクター達。
堪能させて頂きました!!
ロシア映画、侮りがたし。
≪点数≫
8点
(20.11.21鑑賞)

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