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No.1862 『T-34 レジェンド・オブ・ウォー』
No1862 『T-34 レジェンド・オブ・ウォー』
2018年制作 ロシア
監督:アレクセイ・シドロフ

≪キャッチコピー≫
『宿敵を、撃て。』

≪ストーリー≫
第2次世界大戦中、ソ連の新米士官イヴシュキンは初出撃で健闘したが敗れ、ナチスドイツの捕虜になってしまう。彼が戦車の指揮官であることがわかると、ナチスの戦車戦演習のためにソ連軍の戦車T-34を操縦するよう命じられる。戦車の整備と演習の準備期間をもらったイヴシュキンは、捕虜仲間たちと隊を組む。

≪感想≫
ロシア発戦車映画。

ドイツのナチに捕まったロシアの兵士が1台の戦車(T-34)を乗りこなし
脱出劇を繰り広げるっつーお話。

いやぁー、エンタメ大爆発の楽しいバトル映画でした!!

自分が思っていた戦車バトルとは違っていて。
勢いでドン的なバトルではなく意外と緩やかな知力戦。
緊張感溢れる感じは最高に楽しめましたよ。
スローを多用した演出も相まって、エンタメ的にも楽しめてね。
お金がないからなのか、本当にそうなのかド派手な爆発シーンとかが
なかったんですよね。
いつもだったら物足りなく感じちゃうのに、本作に関しては、
それをやられると1台しかない戦車がすぐやっつけられちゃうから
これはこれで良し!!
戦車バトルって意外と頭脳戦なんですねぇ。

キャラクターが良かった。
主人公(イヴシュキン)たちチームも最高に気の良い奴らで。
僕的には操舵手のあいつがいぶし銀感満載で素敵だったな。
ヒロインの女性も初めて観たけど綺麗な方だったなぁ・・・。
あとは何と言っても、敵将軍のイェーガー!!
イヴシュキンの事を好敵手と認めて、仲良くなりたいんだけど、
敵だからやっつける的なあの感じ。
味方だったら親友になれたかも的なあの感じ。
イヴシュキンには相手にされていないあの感じ。
いぃ〜〜〜〜感じの敵役でしたね。

お話も既視感バリバリで盛り上がる展開。
負け犬(敗戦者)達が、囚われの身から脱出!!
最後はやっぱり気持ちが良いもんで。

そんな感じで。
ド派手な爆破やアクションは無かったけれど。
手に汗握る展開や、熱い気持ちになれるバトルシーン。
素敵なキャラクター達。
堪能させて頂きました!!
ロシア映画、侮りがたし。

≪点数≫
  8点
                                           (20.11.21鑑賞)

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No.1861 『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』
No1861 『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』
2019年制作 米
監督:オリヴィア・ワイルド

≪キャッチコピー≫
『最高な私たちを
     まだ誰も知らない』

≪ストーリー≫
18世紀初頭のイングランドの人々は、パイナップルを食べることとアヒルレースに夢中になっていた。体の弱いアン女王(オリヴィア・コールマン)の身の回りの世話をする幼なじみのレディ・サラ(レイチェル・ワイズ)が、権力を掌握していた。ある日、宮中に新入りの召使いアビゲイル(エマ・ストーン)がやって来る。

≪感想≫
ガリ勉女子の二人組が、卒業式前日にこれまで勉強ばっかりしてきた日々を
取り戻すごとく夜の街に繰り出すっつーお話。

いやぁ・・・楽しくて素敵な作品でした!!
青春映画の新たなる傑作の誕生です!!

多種多様なキャラクターたち。
現代の社会をしっかりと映し出していて。
センシティブなはずのLGBTQについても、そこにあるのが当たり前のように描き出す。
それぞれのキャラクターの描き方やルック、一人一人がカラッとスカッとしているんだけど
その配役、配置はとても丁寧で。
現代社会における、色々な在り方を思い出させてくれる。

悪い奴が誰一人出てこないというのも、これはこれで素敵だったな。
一方から見た彼ら彼女たちは、おバカで今を楽しんでいるだけの奴らなんだけど、
彼ら彼女たちにだって悩みはあるし、想いもある。
そこら辺をしっかりと伝えてくれて、他者を「認める」という行為と、
自分を「受け入れる」という行為の大切さ。
それぞれが成長していく過程がグッとくる。
観ていてとても気持ちが良くってね。
作り手の「優しさ」がビンビンに伝わって。

キャラでいうと、主人公二人(エイミー&モリー)や、
神出鬼没のジジにはたくさん笑わせてもらったし、金持ちボンボンのジャレッドの根っこの
部分である誠実さを見つけたときとか最高にグッときました。
とにかく彼ら彼女たちの青春時代が羨ましくってね。

クライマックスの卒業式シーン。
みんなの気持ちがぐぅーっと一つになる瞬間はやっぱり泣けましたよ。

ラストカットの切れ味も抜群で。
あの、「友情はまだまだこれからだぜ!!」的な
スカッとした終わり方は素晴らしかったな。
2020年のベストエンディングかも。

とにもかくにも。
恋愛ものかと思えばそれだけじゃない。
友情ものかと思えばそれだけじゃない。
現代版に見事にアップデートさせた新しい青春映画。
下ネタが少しドギツイものの、そこを許してしまえば紛れもない傑作。
女子向けかと思えばとんでもないない。
男性の僕が観ても十二分に堪能できた素晴らしい作品でした。

そうそう。
ふと思ったのですが、最近、この手の作品が増えてきたなぁ・・・。
先日観た「Mid90s ミッドナインティーズ」や「アルプススタンドの端の方」あたりを
思い出しました。
どちらも素敵な映画。

≪点数≫
  9点
                                           (20.11.15鑑賞)

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No.1860 『Mid90s ミッドナインティーズ』
No1860 『Mid90s ミッドナインティーズ』
2018年制作 米
監督:ジョナ・ヒル

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
1990年代のロサンゼルスで、13歳のスティーヴィー(サニー・スリッチ)は母親のダブニー(キャサリン・ウォーターストン)と兄のイアン(ルーカス・ヘッジズ)と暮らしていた。体格差のある兄にかなわないスティーヴィーは、大きくなったら見返そうと考えていた。そして街のスケートボードショップで知り合った少年たちの自由でかっこいい姿に憧れを抱く。

≪感想≫
男の子の思春期、青春期はどこの国も同じなのか。
今思うとイタかったあの頃。
一歩間違ったら大事故に繋がるあの感じ。
自分の子供の頃を思い出さざるを得ない。

本作の主人公、スティービーは背伸びのしたいお年頃。
やんちゃに憧れ、町のスケートボーダーたちのコミュニティに憧れる。
少しずつ溶け込み、自分のポジションを確立していく。
ここら辺のやり取りは、とってもあるあるで。

キャラクターについて。
本作はちょっとドキュメンタリーっぽい作りになっていて、
登場人物全てが立っていて素晴らしかった。
スティービーのボーダー仲間たちが良かったなぁ。
スティービーから見たら手の届かないようなクールなアニキたちも、
側から見ればまだまだ子供でね。
メンター的存在のレイ。
カリスマ的な佇まいのやつはどこにでもいるよねぇ・・・。
凄くカッコ良かったっす。
彼を取り巻く、相棒的存在のファックシット。
相棒が手の届かないところに行きそうで嫉妬してしまうあの感じ。
ちょっとオタク的なフォース・グレード。
ちょっと抜けているんだけど、好きな事に時間を費やすあの感じ。
下っ端的存在、ルーベン。
パシリとして仲良くなったスティービーがどんどん周りに気に入られていって
自分の立ち位置を脅かされると気付いた時のあの感じとか。
どれもこれもあるあるでね。
スティービーの兄貴も良かったな。
内弁慶な性格で弟には虚勢をはるあの感じね。

本作に出てくる「男の子」たちの行動や言動は本当に刺さりましたよ。

そうそう。
本作は音楽も良かったなぁ。

演出について。
エンタメチックではなくどこかドキュメンタリーチックな本作。
とてもリアリティがあって痛々しいし、緊張感がたっぷり。
どこか危うい雰囲気が漂っている感じは、思春期ならではの世界だからか。

本作は90年代の少年を題材にした作品。
自分と同世代・・・。

色々と思うところがある良作でした。

≪点数≫
  8点
                                           (20.11.14鑑賞)

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No.1859 『初恋』
No1859 『初恋』
2019年制作 邦
監督:三池 崇史

≪キャッチコピー≫
『最期に出会った、最初の恋』

≪ストーリー≫
新宿の歌舞伎町。身寄りのない葛城レオ(窪田正孝)は才能あるプロボクサーだったが、格下の相手に負け、試合後の診察で自身の余命がわずかだと知る。希望を失い街をうろついていたレオは、ヤクザと関わりのある少女のモニカ(小西桜子)を追っていた悪徳刑事の大伴(大森南朋)を殴り倒し、ヤクザと大伴から追われることになる。

≪感想≫
三池崇史監督最新作。

なるほど、三池印大爆発の作品でした。
クライマックスのバトルシーン。
バイオレンスゴア描写。
いききった演出を笑い(エンターテイメント)に持っていく感じ。
最後のアニメーション演出も三池監督っぽいなぁって。
自由に映画を楽しんでいる感じがしました。

本作は登場人物たちがそれぞれ立っていて。
ヤクザグループの面々。
中国人マフィアの面々。
そして主役の二人。
主演した窪田正孝くんってちゃんと見たのは初めてですが、
すっごい色気があってカッコ良かったです。
ちょっとファンになっちゃいましたよ。
そしてそして、本作のMVPはもちろんベッキー!!
ベッキー力大爆発!!!!
あの逞しさとゾンビ的佇まい。
無敵感溢れる武闘派で狂気的なキャラクターは最高の一言。
ずっと彼女を追っていたかったです。
火事場からの脱出シーンとか最高!!
あと、渋谷翔太演じる加瀬がまた良かったですね。
やり手なのか抜け作なのかわかんない感じ。
たくさん笑わせてもらいましたよ。

先に書きましたが、本作は三池印爆発の作品で。
時折、コメディチックな展開はクスクスと笑わせてくれる。
ただ、これは良し悪しだったんですよねぇ。
そのコメディテイストが時折、盛り上がりに歯止めがかかっちゃうに部分もあって。
物語的にテンポ良く事件が転がる転がる。
見応えある展開は良い具合にテンションも上がっていっていたんですが、
MAXまで上がることがなかったというか。
少しその演出にスカされた部分もあったり。
そこは少し勿体無かったなって・・・。

三池印炸裂のバイオレンス描写は相も変わらず楽しく観させてもらいました。
冒頭の首チョンパとか、潔く血みどろブッシャーシーンがあったり。
加瀬(染谷将太)のヤク中っぷりも最高でしたね。

そんな感じで。
何度も書きますが三池印大爆発の本作。
もうちょっとハードボイルドタッチでシブめの作品を観たかったというのもあるんですが
一定量以上の楽しさは味わえたのでこれはこれで良し!!
とりあえずベッキー万歳!!!!

≪点数≫
  9点
                                           (20.11.08鑑賞)

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No.1858 『ホテル・ムンバイ』
No1858 『ホテル・ムンバイ』
2018年制作 オーストラリア/米/インド
監督:アンソニー・マラス

≪キャッチコピー≫
『彼らは<信念>だけで、銃に立ち向かった。』

≪ストーリー≫
身重の妻と小さい娘がいるアルジュン(デヴ・パテル)は、インド・ムンバイの五つ星ホテル、タージマハルで、厳しいオベロイ料理長(アヌパム・カー)のもと給仕として働いていた。2008年11月26日、ホテルには生後間もない娘とシッターを同伴したアメリカ人建築家デヴィッド(アーミー・ハマー)や、ロシア人実業家のワシリー(ジェイソン・アイザックス)らが宿泊していた。

≪感想≫
事実を基にしたお話。

2008年にインドのムンバイで起こった同時多発テロ。
十数カ所で起こったテロのうちの1カ所、タージマハル・ホテルを舞台としたお話。

恥ずかしながら、私、この「ムンバイ同時多発テロ」の事を
詳しく知らなくって。

どんよりどよどよ・・・。
これが実話なのかぁ・・・。

とにかく重苦しく緊張感溢れる作品に仕上がっていました。

出て来る人たち。
それぞれのキャラがしっかりとしていました。
とても丁寧かつ印象的に描かれている気がして。
ふとしたお話が各キャラの背景を描き出していたし。
それだけに、あっけなく殺されていく人たちを観るのは辛くってね。

ホテルマンとしてお客を守る従業員たち。
その場の人たちに対し何とか団結を促す。
助かるには団結するしかない。
この混乱の中、自分のできる事をやっていく。
どこまでがフィクションなのかわかりませんが、このお客のために
動く信念のホテルマンの方々には本当に頭が下がりました。

お話について。
何度も書きますがこれって実話なんだよなぁという想い。
ただ、どうしてもテレビの向こう側の事件という印象は拭えない。
明日、どこかでこんな事件が起こり得る。
何なら、今でもどこかでこんな事件が起こり得る。
この手の事を考えると、どうしてもその事件が起こる理由を考えてしまうのですが、
その時、加害者側の思想や理由を知った時に、何とも言えない憤りを感じる。
自分にとっては辛い事も、ある一方から見れば正義の行動だったりして。
何とかこの連鎖を止めることはできないのだろうか。
もやもやもや。

淡々と殺されていく被害者たち。
テロの恐ろしさと、そこで起こっている緊張感の伝わり方が半端なくって。
目の前であっという間に殺されていく人たち。
その時は一瞬で、パニックになる暇もないぐらい一瞬で。
そこには絶望しかなくって、助かる要素が全然出てこない。
何でしょう、じっとしてたら誰かが助けに来るんだろうなぁなんて
甘い気持ちはこの場所では通用しなくって。

もっと、静かな作品だと思っていたのですが、エンタメ的にも
動きや展開の激しい作品。

まとまんないな。
エンタメ作品としても優れているんですが、
ただこの事実にちょっと疲れちゃいました。
まぎれもない良作。
覚悟が必要ですが一度は観て欲しい作品でした。

≪点数≫
  8点
                                           (20.11.07鑑賞)

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No.1857 『レ・ミゼラブル』
No1857 『レ・ミゼラブル』
2019年制作 仏
監督:ラジ・リ

≪キャッチコピー≫
『“悲劇(レ・ミゼラブル)”は終わらない。
この街は今も燃えている。』

≪ストーリー≫
ヴィクトル・ユーゴーの小説「レ・ミゼラブル」の舞台として知られるパリ郊外のモンフェルメイユには低所得者や移民たちが多く暮らしており、治安が悪かった。新たに犯罪防止班に加わった警察官のステファンは、同僚たちとパトロールするうちにいくつものグループが一触即発の状態だと気づく。

≪感想≫
新人刑事がフランスのパリ郊外にあるモンフェルメイユ警察署に赴任して
一日のパトロールが始まるっつーお話。

ちょっとダウンタウンっぽくってスラムっぽい街並みに見えるのは、
やんちゃな子供たち、ギャングっぽい大人たちが溢れているから。
どうやらここは移民の街のようで・・・。

耐えず醸し出す不穏な空気。
ひたすら張り詰めた空気。
少しでも刺激を与えると破裂しそうな映像は観ていてひりひり。

本作の登場人物には人間臭い部分がめちゃくちゃ出ていて。
少しずつ悪い部分が見え隠れ。
ちょうど良い塩梅の「悪さ」や「醜さ」がそこには描かれていて。
それぞれの根っこの汚い部分がわかる。
少しだけその気持ちもわかるだけにもやもやと。

たまりきった「怒り」は爆発し歯止めがきかないことに。
ちょっとしたきっかけが取り返しのつかない事態へと発展。
一つになれないそれぞれの集団の鬱屈は確実に子供たちへと伝わっている。
ある意味、純粋で無垢な子供たちがフィルターを通さずに爆発!!

終わりの見えないラストの暴動はぞっとしました。
最後のそれぞれのあの表情。
あの終わらせ方。
果たしてあの後、火炎瓶を持ったイッサはどういう行動に出たのか。
ひりつくラストカット。
あのイッサの表情は刺さりましたねぇ。

どの時代、どの国でも形は変われど起こり得る。
フランスというお国柄が生んだ問題だけとも言えない。
移民を抱えたお国柄というお話で終わらせ切れる問題ではない。
差別や区別が生む負の連鎖や、閉塞感あふれる社会はどこにでもあるんですよね。

とんでもなくズシリと重い巧みな作品でした。
きっと今観るべき映画。
いやいや、観るなら早ければ早い方がいい映画。
オススメです!!

そうそう。
余談ですが、ちょっと「トレーニング・デイ」を思い出したりしました。

≪点数≫
  8点
                                           (20.11.03鑑賞)

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No.1856 『バッドボーイズ フォー・ライフ』
No1856 『バッドボーイズ フォー・ライフ』
2020年制作 米
監督:アディル・エル・アルビ/ビラル・ファラー

≪キャッチコピー≫
『最後の任務
最後は戦争』

≪ストーリー≫
プロ級のドライビングテクニックを駆使して愛車のポルシェを操り、高級ブランドのスーツを着こなすマイアミ屈指の敏腕刑事マイク・ローリー(ウィル・スミス)と、相棒のマーカス・バーネット(マーティン・ローレンス)は、バッドボーイズとして名をはせていた。しかし家族を大切にしているマーカスが、危険な職場から離れるため引退を考えるようになる。あるとき、マイクが何者かに命を狙われる。

≪感想≫
ウィル・スミス&マーティン・ローレンス主演でマイケル・ベイ監督が
織りなす人気大バカアクションシリーズ最新作。

前作が2003年公開かぁ・・・。
正直、前作までのお話なんて忘れてしまっていますが、
やっぱり観なきゃと思い鑑賞することにしましたよ。

さてさて。

キャラクターについて。
マイクとマーカスの凸凹コンビは相変わらず、楽しいやつら。
マーカスがどんどん動けなくなっているのは年を重ねているせいか(苦笑)
それを考えると一方のウィル・スミスは現役バリバリ。
キレッキレのアクションを見せてまだまだ若いもんには負けないという
気概が見られてカッコ良かったです。
あと、今回から登場するマイアミ・ハイテク捜査班(AMMO)のチームメンバー
それぞれのキャラクターが意外に立っていて、楽しかった。
特にIT担当のあいつ(ドーン)。
非暴力になったきっかけ等々、細かい設定があって良かったですよ。
女性隊員のヴァネッサ・ハジェンズも「ワイルド・スピード」シリーズのミシェル・ロドリゲス姉さんを
彷彿とさせるカッコよさで◎。
後で書きますが、本作ってなんだか続編が出そうな作りになっていて。
このチームがこれからも活躍してくれるのかと思うと、ちょっと楽しみ。

お話について。
最後の終わり方がちょっとムムム。
というか、全体的にお話が粗っぽいというか。
まぁ、これは前作までにも言えるんですよね。
敵であるアルマンドが自分の息子だった的展開は、最近観たウィル・スミス「ジェミニマン」を
思い出したり。
最後は魔女である母親がアルマンドをぶっ放して幕を閉じるのですが、
なんだか無理やり安直な締めに走った感じがして、
なんだかあっけないなぁって・・・。

アクションについて。
今作から監督が変更となっているので、前作までの
マイケル・ベイの大バカアクション映画から路線変更かな。
少しだけバカアクションが減っていましたが、それでも「バッド・ボーイズ」印は
満載で。
中盤のカーアクション、バイクアクションは圧巻だったし、
クライマックスの廃墟でのバトルは見応え抜群でした。
あと、僕的ベストアクションシーンは、序盤のアルマンドの登場シーンでの
ナイフアクション。
彼の動きのキレとか無敵感は素晴らしかったです。
カッコ良かったなぁ。
あと、本作って意外とバイオレンス描写が満載でしたね。
血がブッシャーシーンもたくさんあって、思わず目を背けそうになるシーンも。
ここら辺もシフトチェンジを感じました。

最後の最後。
マイクは自分の息子であるアイツになにやら復活のチャンスを与えるシーンが。
ん??これは続編への布石か??
昨日の敵は今日の友的な流れはちょっと「ワイルド・スピード」シリーズを
彷彿とさせたり・・・。
むむむ・・・いけるのかなぁ・・・。
楽しみでもあるんですが、上手くいかなさそうな気もします。

何はともあれ、おっかなびっくり、首を長くして待ってますよ。

≪点数≫
  6点
                                           (20.11.01鑑賞)

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No.1855 『トリプル・スレット』
No1855 『トリプル・スレット』
2019年制作 タイ/中/米
監督:ジェシー・V・ジョンソン

≪キャッチコピー≫
『血湧き肉躍るアクション超人による世界大会開幕!!』

≪ストーリー≫
中国有数の資産家の家に生まれたシャオシャンはばく大な財産を投じて、東南アジアの都市マハ・ジャヤを牛耳る犯罪組織の壊滅に乗り出す。だが、それを良しとしない組織の首領はコリンズ(スコット・アドキンス)が率いる傭兵(ようへい)部隊を放って彼女を殺そうとする。追われるシャオシャンは、武術の達人パユ(トニー・ジャー)とロン・フェイ(タイガー・チェン)に助けられ、大使館に向かう途中で妻をコリンズに殺された恨みを晴らそうとするジャカ(イコ・ウワイス)と出会う。

≪感想≫
大好き「マッハ!!!!!!!!」シリーズのトニー・ジャー。
大好き「ザ・レイド」シリーズのイコ・ウワイス。
この二人の競演ともなると観ない訳にはいかないでしょう!!
なんとも夢のある作品だ!!
ってな訳で鑑賞してみました。

本作は、上記二人に加えカンフー使いのタイガー・チェンというお方が参加。
初めて見ましたがとても動けるお方。

トニー・ジャー=ムエタイ
イコ・ウワイス=シラット
タイガー・チェン=カンフー

こんな夢のアクションバトルが観られるなんて!!
いやぁー、なんて素敵な企画。

そしてそして・・・。
本作にはなんと!!
あの「チョコレート・ファイター」のジージャー・ヤーニンが出ているじゃないですか。
これまた素晴らしい!!
久しぶりにあのカッコよくてキュートで素敵なジージャーを観れる日が来るなんて・・・。
めちゃくちゃ嬉しかったですよ。

さて、本題に入りましょう。
楽しみにしていたアクションについて。
それぞれの特性を活かしたアクションはさすがの一言。
気持ちよく鑑賞させていただきました。

ただね・・・。

むむむ・・・欲を言えばもっとアクション色が強くてもよかったな。

確かに個々のアクションは素晴らしかったんですが、銃撃戦があったり
爆破アクションがあったりと、少しだけ脱線していたように感じたので。
このスペシャルな3人が出ているので、もっと魅せてくれてもよかったのになぁ・・・。
例えば、もっとコンビネーションバトルを見せてくれたり。
例えば、もっと長回しでバトルを見せてくれたり。
今回はボスキャラも結構、動ける奴だったので、もっと素敵な
アクションシーンが撮れたはず。
ジョン・ウィック」シリーズのアクションのようにカッコよくね。
まぁまぁまぁ・・・。

お話については、アクションに特化しているため特筆すべき点はなし(苦笑)
とにかく、出演者のアクションを堪能せよ!!っつー訳で。

とにもかくにも。
こんな夢の競演はそんなにないことなので、一緒の画面に出ているだけでも
一定量の満足度は獲得。
こういう企画、どんどん出てきてくれないかなぁ・・・。

そうそう。
大好きなジージャーについて。
今回の役どころは敵グループの一味で。
アクションもちょっとだけ披露してくれましたが、物足りなさすぎる!!!!
もっと彼女の活躍を見たかったです。
ただ、あの凄惨な殺され方は、インパクト大で潔くってこれはこれで良し!!!!
こちらもどんどん色んな作品に出演してほしいなぁ・・・。
楽しみにしております!!

≪点数≫
  7点
                                           (20.10.31鑑賞)

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その25 慶賀光春
あけましておめでとうございます。

2021年になりました。

今年は
「諦める=あきらかにみきわめる」
ことを心掛け過ごそう。

あとはこれは殿堂入りですが
「体調管理」
をしっかりと。
年は重ねていくものだから。

これからも粛々と。

映画鑑賞もブログももはや日課。
劇場鑑賞も良いペースで行けました。
昨年はコロナが流行し未だ終わりが見えてこない状況。
新作映画も続々と公開が延期され、映画館も収入が落ちている始末。
昨年、僕も初めて映画館の貸し切り状態を体験させていただきました。
このままじゃ本当にやばいです。
何とか映画業界に貢献できるよう、これからも応援していければ。

映画は120本。
読書は12冊

くらいを目標に。

そうそう。
昨年はPS4を購入。
新たにゲーム道が始まりました。
こちらも楽しくプレイさせていただいてます。

何事もこつこつと。

それでは本年もどうぞよろしくお願いいたします。

お互い幸多き年を。

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