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No.1854 『ゾンビランド:ダブルタップ』
No1854 『ゾンビランド:ダブルタップ』
2019年制作 米
監督:ルーベン・フライシャー

≪キャッチコピー≫
『ゾンビ社会(ランド)を
   明るく生き抜く、僕たち。』

≪ストーリー≫
2009年、感染者をゾンビ化するウイルスのパンデミックが発生。コロンバス(ジェシー・アイゼンバーグ)、タラハシー(ウディ・ハレルソン)、ウィチタ(エマ・ストーン)、リトルロック(アビゲイル・ブレスリン)は、32項目におよぶ生き残るためのルールのもと、ゾンビと戦いながら絆を育んできた。それから10年後の2019年、進化を遂げたゾンビが彼らの前に現れ、4人は倍以上に増えたルールで生き残りを図る。

≪感想≫
以前観た「ゾンビランド」の続編。
前作は何と2009年公開らしくって。
10年ぶりかぁ。
内容も結構、忘れてるなぁ・・・。

さてさて。
メンバーもそのままに豪華キャストで楽しく仕上がっておりました。

欲を言えばもっとも〜〜〜っと派手にゾンビとバトルを繰り広げて欲しかったな。
本作に関してはお話はどうでもいいコメディ作品なので、
いかに笑わせるか、いかにスカッとさせるかが勝負。

大量のゾンビも出てきたし、バカゾンビやら強ゾンビやら色々
あったのでもっとド派手にね。
もちろん派手なシーンもあったんです。
クライマックスのモンスターカーでバッタバッタと轢き殺していく
シーンとか最高に楽しかったし。
最後の大量ゾンビがビルからダイブしていくシーンも圧巻。
ただ、個人個人でのバトルが少なかったので、ちょっとだけ
物足りなくも感じたんですよね。
まぁまぁまぁ。

笑いについて。
おバカたっぷりの笑いは相変わらずで、演出とかもゲームチックで
楽しかった。
あの、ルールが字幕として出てくる演出とかは楽しかったな。

キャラクター。
本作では新キャラも登場。
主人公グループと似ているあいつら。
あいつらがいとも簡単にフェードアウトしていく件とか潔くって良かったですね。

そんな感じで。
何でしょう・・・1週間後には忘れてしまいそうな頭空っぽ映画。
それなりに楽しめたので良し!!

≪点数≫
  5点
                                           (20.10.25鑑賞)

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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.1853 『エンツォ レーサーになりたかった犬とある家族の物語』
No1853 『エンツォ レーサーになりたかった犬とある家族の物語』
2019年制作 米
監督:サイモン・カーティス

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
スウィフト家の飼い犬エンツォは、どしゃ降りの人生を歩むことになった一家の心の支えとなり、彼らをあたたかく見守り続けた。老境に入ったエンツォが、時にユーモラスに、時に辛口に、愛する家族と過ごした日々を回想していく。

≪感想≫
一匹の犬と天才ドライバーの絆のお話。

全体的に犬のエンツォ目線で物語は進んでいく。
このエンツォがとても従順で素敵なキャラクター。
飼い主のデニーたちを相棒として、そして家族として寄り添っていく。
ありがちっちゃあありがちだけど、やっぱりそこは微笑ましく、
グッときたり。

ただね・・・。

いやぁ・・・最悪なキャラクターに出会ってしまいました。
デニーの義父のあいつ。
大切な奥さんを亡くしたデニーに対し、孫を引き取らせてほしいと
奥さんの葬儀の日に告知する。
しかも、受け入れなければ裁判で親権を争うぞ的な脅しも。
さらに、その言葉に腹を立てたデニーが間違って義父を怪我させた件を逆手にとって
暴行で訴える始末。
あまりにも不誠実な暴挙の数々。
今年一番不快になったキャラクターかも。
あまりにも不条理すぎて、途中で観るのを本気で止めようと思ったくらい(苦笑)
本当に観ていて心がちぎれてしまいそうでした。
10000000歩譲って、可愛い孫娘のためだとしても、
いくらなんでも、こんなひどい仕打ちはないよ・・・。
だってデニーはそれまで娘にとって良い夫であり、孫娘にとって
良い父親だったじゃないか・・・。
少しでもダメな部分があったのなら分かるんですが、全くそれがなかったでしょ。
めちゃくちゃ腹わた煮えくり返ってしまいました。
ちょっと悔しくて震えたぐらい(苦笑)

そんな感じで。
我慢して最後まで観たらハッピーエンドだったので、観て良かったんですが、
ちょっと、それまでの怒りが落ち着くまではいかなくって。

最後のなんとなく洒落て粋な終わり方も、そこまで刺さることはなかったです。

そういや、レーサーのお話なのにレースのシーンがそこまでなかったのもなんだかなぁ。

むむむ・・・残念!!!!!!

≪点数≫
  4点
                                           (20.10.24鑑賞)

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No.1852 『サマー・オブ・84』
No1852 『サマー・オブ・84』

2017年制作 カナダ
監督:フランソワ・シマール/アヌーク・ウィッセル/ヨアン=カール・ウィッセル

≪キャッチコピー≫
『連続殺人鬼も誰かの隣人だ』

≪ストーリー≫
1984年夏、15歳の少年デイビー(グラハム・バーシャー)は、オレゴン州の小さな町で暮らしていた。その近くで、子供たちばかり狙われる連続殺人事件が起き、デイビーは向かいに住む警察官マッキーが犯人ではないかと疑う。デイビーは親友のイーツ、ウッディ、ファラディと一緒に捜査を始める。

≪感想≫
ジュブナイルホラーサスペンス作品。
僕的にはジュブナイルものと聞いただけでワクワクしちゃうんです。
この手の作品でいえば例えば、「it」やら「スタンド・バイ・ミー」やら。
リム・オブ・ザ・ワールド」もあったな。
あと、僕的大傑作の「グーニーズ」も。

Netflixのオリジナルドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」も大好きな作品。
早く続きが観たいものです。

とにかくこの手の作品が大好きな私。
ほんの少しの前情報を入れつついざ鑑賞。
さてさて・・・。

なるほど、こりゃホラーサスペンス映画だ。
ただ、ちょっと思ってたのと違うぞ・・・。

少年たちが隣人を連続殺人犯と疑いそれを調べていくというお話。
どこか、笑い話にもなりそうなのにひたすら続く不気味な演出。
中盤ぐらいまで、なんだか進展しないなぁなんて鑑賞していると、
一つの演出で驚かされた。
主人公のデイビーが犯人候補のマッキーの家を双眼鏡でのぞいていたら
マッキーもデイビーを双眼鏡でのぞいていて!!
「こりゃ、もう犯人じゃん!!」
なんて思っていても、そこからまたデイビー独りよがりの追走劇が
続いていく。

なんでしょう・・・。
どこか、デイビーの勘違いで終わっちゃうのかなと思ったりもしながら鑑賞。
徐々に明らかになっていく真実。
最後は、
「こうなると嫌だなぁ・・・。」
の方向へと着地。

なるほどねぇ・・・。
物事は紙一重で、ハッピーエンドのすぐそばにはバッドエンドが
待っているということをまざまざと観せられてしまいました。

子どもたちが主役で、ちょっとした冒険ものなので、こりゃ
悪い終わり方をするわけがないじゃんという受け手の気持ちを
見事に裏切ってきた感じ。

いやぁ・・・やられた・・・。
一風変わったジュブナイル物としても、スタンダードなホラーサスペンス物としても
十分に堪能させていただきました!!

欲を言えば子供たち4人がしっかりと色付け(オタク・デブ・不良・真面目メガネ)されていたので
もっと、キャラを掘り下げてほしかったな。
それぞれが悲しみを抱えているのは分かったんですが、少し薄口に感じちゃいましたよ。

まぁまぁまぁ。

≪点数≫
  7点
                                           (20.10.23鑑賞)

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No.1851 『凪待ち』
No1851 『凪待ち』

2018年制作 邦
監督:白石 和彌

≪キャッチコピー≫
『誰が殺したのか?
     なぜ殺したのか?』

≪ストーリー≫
木野本郁男(香取慎吾)はギャンブルをやめ、恋人の亜弓(西田尚美)と亜弓の娘の美波(恒松祐里)と共に亜弓の故郷である宮城県の石巻に移住し、印刷会社で働き始める。ある日、亜弓とけんかした美波が家に帰らず、亜弓はパニックになる。亜弓を落ち着かせようとした郁男は亜弓に激しく非難され、彼女を突き放してしまう。その夜、亜弓が殺される。

≪感想≫※ネタばれあり
大好き白石和彌監督作品。

白石監督は多作な方でどんどんどんどん新作を撮っていて。
それだけにアタリハズレもあったりして。
僕的には「凶悪」「日本で一番悪い奴ら」「孤狼の血」あたりは大好き
サニー/32」「止められるか、俺たちを」はムムム・・・。

さて本作はいかに!!

何となく、評判では香取慎吾さんのクズっぷりが凄かった的な
感想を読んだりしたのですが、実際見てみるとそうでもなくって。
確かに、めちゃくちゃダメダメなんだけど、ろくでなしと言われても
しょうがないんだけど、人間の「弱さ」が前面に出ていて。
どこかで明日は我が身的な。
一つ間違えれば誰だって転がり落ちていくんじゃないかって。
この主人公・郁男の行動に腹が立ちつつも再生を願っている自分がいて。

ただ、やっぱり嫌な部分はたっくさん。
例えば、大事なところでギャンブルに走っていく件とか。
例えば、自暴自棄になってお祭りで周りに迷惑をかける件とか。
「何で、ここまで堕ちていくんだよ・・・。」
って憤りを感じてね。
ふつふつとこみ上げる怒りとやるせなさにぐぅっとなっちゃいました。

その他の登場人物たちもどこか業を背負っている奴らばかり。
ゲボ吐きながら郁男に謝る名脇役のあいつにはもっと制裁を加えて欲しかったな。
唯一の善人とも言える小野寺修司(リリー・フランキー)も結局は一番の悪人となったし。
思うと、どこにも綺麗な人間がいない感じが白石印大爆発でとても見応えがありましたよ。
どこかこう、表裏一体というかね。
汚いんだけど綺麗で。
悪いんだけど善くて。
グラグラと揺れる人生の中、僕らは生きているんですよねぇ・・・。
グラグラと言えば演出で、郁男が道を踏み外すシーンでカメラがグラッと傾く演出。
観ているこっちはそのシーンの瞬間に郁男が堕ちていくのが分かっているから
「うわぁ・・・それでも堕ちていくのかぁ・・・。」
ってこっちまで凹んできたりね。

ただ、最後は光が差し込む終わりで良かったです。
ろくでなしでもいつかは改心されるんだと。
許し続ける家族や環境が郁男を変えていく。
もちろん、そこまでしないと人は変われないのかとも思ったりもしましたが
やっぱり人が救われていくのはとても尊いなと。
グッときましたよ。

そんなこんなで。
大好き白石監督作品。
本作は大当たり!!
これからも素晴らしい作品を撮り続けてください!!

≪点数≫
  8点
                                           (20.10.15鑑賞)

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No.1850 『はちどり』
No1850 『はちどり』

2018年制作 邦/米/韓
監督:キム・ボラ

≪キャッチコピー≫
『この世界が、気になった』

≪ストーリー≫
18世紀初頭のイングランドの人々は、パイナップルを食べることとアヒルレースに夢中になっていた。体の弱いアン女王(オリヴィア・コールマン)の身の回りの世話をする幼なじみのレディ・サラ(レイチェル・ワイズ)が、権力を掌握していた。ある日、宮中に新入りの召使いアビゲイル(エマ・ストーン)がやって来る。

≪感想≫
韓国映画。

時は1990年代韓国。
団地住まいの少女ウニを通して韓国社会、そして子供(女子)に
訪れる思春期を淡々と映し出す・・・。

さてさて。

淡々と流れていくウニの生活。
そこに流れる不穏な空気。
浮き彫りになっていく、悪しき社会や文化。
ここでは家父長制と男尊女卑。
そして学歴社会。
それが当たり前に蔓延っている生活。
めちゃくちゃ悪いようには描かず、自然にその状況が流れていく
画面に少しずつ、少しずつ積み重なる窮屈さ。

耐えず流れる息苦しさと生き苦しさ。
絶妙な不穏感とどこか希望に繋がってくれるんじゃないかと
思えるシチュエーションと物語。
それでも最後まで苦しさは拭えなくって。

ただね・・・。

最後のあの大好きな先生からの手紙にあった言葉。
それでも世界は美しい的な希望の言葉。
ウニは前よりも少しだけ強くなっている。
彼女の未来はとても美しい。
彼女の未来はとても力強く逞しい。
希望と祈りを込めてそう思いました。

そして、自分のこれからの生き方にも少しだけ影響を与えてくれた。
女性のためだけでなく弱き人のためにどう暮らしていくのか。
留めていく想い。
その先に繋がるといい。

監督は女性監督。
女性監督ならではの描き方で、恐らく本人が受けてきた孤独や抑圧を
基に描かれているんだろうなぁ。
とても丁寧で繊細な演出と内容にとても凄みを感じました。

そんなこんなで。
派手さはなく淡々とした内容なんだけど、それはドキュメンタリーチックではなく
しったりとドラマとして成り立っていました。
だけど、ドキュメンタリーよりもメッセージ性は強く心に響く作品。
素晴らしかったです!!

≪点数≫
  9点
                                           (20.10.10鑑賞)
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No.1849 『TENET』
No1849 『TENET』
2020年制作 米
監督:クリストファー・ノーラン

≪キャッチコピー≫
『ミッション
     <時間>から脱出せよ。』

≪ストーリー≫
ウクライナでテロ事件が勃発。出動した特殊部隊員の男(ジョン・デヴィッド・ワシントン)は、捕らえられて毒を飲まされる。しかし、毒はなぜか鎮静剤にすり替えられていた。その後、未来から「時間の逆行」と呼ばれる装置でやって来た敵と戦うミッションと、未来を変えるという謎のキーワード「TENET(テネット)」を与えられた彼は、第3次世界大戦開戦の阻止に立ち上がる。

≪感想≫※大ネタバレあり!!
クリストファー・ノーラン監督最新作。

このコロナ禍の中、こういうビッグバジェットの作品が上映されるのは
とても嬉しい!!
という事で、劇場にて観賞してまいりました。

むむむ・・・。
こりゃ一回では理解できません・・・。

ただ映像が凄いのだけは分かる!!
そして、最後は何となくスッキリしたので良し!!

ここら辺は監督の手腕なのかもしれませんが、100%は理解していないんですが
だいたい70%ぐらいは理解できまして。
それが、最後のスッキリに繋がったのかなと。
満足度もとても高かったですよ。

お話について。
先に書いた通り70%ぐらいは理解できたんです。
何となく主人公たちが回転ドアみたいなもので時間を遡り行動していく。
ここの謎の逆光シーンは後のこのシーンに繋がっていくのか的な
発見は少しだけ気持ちよかったし。
最後の大オチである主人公が黒幕だった的な展開は
少しだけそうじゃないかなと思ってたので、グッときたし。
相棒とのあの件(会話)もやっぱりグッときたし。
相手の死を知りつつ(しかもそれを依頼するのは自分)送り出すのは
たまりませんでしたよ。

ド派手なアクションについて。
本作は時間の逆行を描いたシーンがたくさん。
恥ずかしながら、そもそも理屈が自分の頭の中で追いつかなかったので
ひたすら頭の中で
「???」
ってな感じ。
とにかくそのド派手なアクションシーンに驚きと喜びを感じながら。
ただ、そこに「気持ち良さ」は無かったな。
少しだけ残念。

むむむ・・・。
ルックは楽しめました。
お話もそこそこ楽しめました。
ただ、やっぱり全て理解したい!!
う〜〜ん・・・100%理解するにはもう一回観ないとなぁ。

これぞクリストファー・ノーランって感じの作品でした。

≪点数≫
  7点
                                           (20.10.04鑑賞)


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No.1848 『パブリック 図書館の奇跡』
No1848 『パブリック 図書館の奇跡』
2018年制作 米
監督:エミリオ・エステヴェス

≪キャッチコピー≫
『忘れられない夜になる』

≪ストーリー≫
記録的な大寒波により凍死者が続出する中、満杯の緊急シェルターに入れなかったホームレスの集団が図書館のワンフロアを占拠。彼らの境遇を心配した図書館職員のスチュアート(エミリオ・エステヴェス)は、代わりの避難場所を求めてデモを始めたホームレスたちと行動を共にする。しかし、メディアの報道などでスチュアートは危険人物に仕立てられ、さらには警察の機動隊が出動する騒ぎへと発展していく。

≪感想≫
公共図書館にホームレスが占拠するっつーお話。

このお話は実際にある社会問題に着目した監督の
エミリオ・エステベスが映画化したみたい。

さてさて映画について。

全体的に派手さに欠けていたかな。
もっと事件事件していたらもっと盛り上がったのかなと。
何でしょう、淡々と物語が進んでいったような。
例えば、事件が起こってからの警察たちとのやりとりも
そこまでバチバチやらなかったしね。

そうそう。
そういや本作って女性があまり活躍しなかったですね。
ホームレスたちには女性もいそうなのに、いなかったのも引っかかったし。
図書館職員の彼女もそこまで活躍しなかったし。
何だかそこはちょっと引っかかったな。
ここら辺も結構大きな社会問題だったりするんじゃないのかなと。

本作ではマスコミの最悪な部分を映し出していましたねぇ。
悪意のあるフェイクニュース。
あの女性キャスターにはもっと制裁を加えて欲しかったっす。
マスコミのあり方は昔に比べて品がなくなったように感じます。
もやもやもやもや・・・。

最後のオチ。
ちょっとアダルトな感じの大オチ。
スカッとまではいきませんが気持ちの良い終わり方。

お話について。
どこにでも起こり得るお話。
社会的弱者はどこの時代、国には存在していて。
その人たちへの対応をどうするのか。
その問題は永続的に続いていくのでしょう。
少しづつ少しづつお互いがより良い方向へ、
より良い社会へと変化していかなきゃなぁと。
そんな事思ったりしました。

ただその方法が情けないかな思いつかない。
アンテナを張り続けて、より良い社会、未来へのアクションのヒントは
拾っていかなければ。

むむむ・・・。
色々と引っかかる部分もありましたし、盛り上がりに少しかける部分もありましたが、
テーマ的にはとても大切で観て損はない作品。

お時間がある時にでもどうぞ・・・。

≪点数≫
  6点
                                           (20.09.26鑑賞)

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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.1847 『旅のおわり世界のはじまり』
No1847 『旅のおわり世界のはじまり』
2019年制作 邦/ウズベキスタン
監督:黒沢 清

≪キャッチコピー≫
『私の心は迷子になった。』

≪ストーリー≫
葉子(前田敦子)は舞台で歌うことを夢見ながら、テレビ番組のリポーターの仕事をこなしていた。彼女は番組スタッフ(加瀬亮、染谷将太、柄本時生)たちと、かつてシルクロードの中心として繁栄した土地を訪問する。旅の目的は湖に生息するといわれる“幻の怪魚”を探すことだったが、異国の地での撮影は思い通りに進まなかった。

≪感想≫
何とも不思議な作品。

日本の女子レポーターとテレビクルー3名がウズベキスタンで
ロケをしながら右往左往するっつーお話。
と言っても主となる主人公はレポータの葉子さん。
演じている前田敦子さんが相も変わらず素晴らしかったです。

先に不満点から。
引っかかったところもありました。
葉子の行動にはちょっとだけぴんとこなかったかな。
だって、旅先で現地の人たちに話しかけられたら、
過敏なくらい拒否するのに、行動はとんでもなく無鉄砲で。
一人でどんどん色んなところへ出向いていく。
警察から声変えられようが逃亡。
いやいや、いくら何でもそりゃないぜ。

余談ですが、僕も海外旅行で一人で行動したこともあるんです。
その時は、本作の葉子のように危険アンテナを張り巡らせて行動していたんですが、
どこかで逃げ道を確保しながら動いていた記憶が。
特に本作の舞台はウズベキスタン(中央アジア)。
ちょっと違うけど、自分が行った時のマレーシアやらタイやらでの
一人旅珍道中を思い出しました。

とにかく、この葉子の行動はちょっとぴんとこなかったっす。

良かったところ。
キャスティングの妙。
主演の前田敦子さんは言わずもがな◎。
やっぱり、彼女のキャラというか演技はとても魅力的だなぁと。
以前観た作品「もらとりあむタマ子」や「町田君の世界」でも
良いキャラ演じていたもんなぁ。
目が離せない役者さんの一人だったりします。
加瀬亮さんも素晴らしかったな。
あの朴訥とした職人気質カメラマン的な。
特に優しい訳でもないんだけど、プロフェッショナル感がビンビンで。

演出について。
終わり方はとても気持ちの良い仕上がりでした。
前田敦子さんの歌唱からタイトルの
「旅のおわり世界のはじまり」。
このタイトルがストンと心に落ちたというか。
とてもホッとしたというか。
この一連がとても気持ちが良かったです。

そんな感じで。
ちょっとふわふわした作風でドキュメンタリックな作風。
ひたすら主演の前田敦子さんを通してウズベキスタンの町並みと、彼女の
成長を追い続ける。
ちょっと変わった作りで楽しめました。
あと、前田敦子さんの役者としての魅力を改めて知らしめられた感じ。
満足満足。

≪点数≫
  6点
                                           (20.09.22鑑賞)

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No.1846 『アルプススタンドのはしの方』
No1846 『アルプススタンドのはしの方』
2020年制作 邦
監督:城定 秀夫

≪キャッチコピー≫
『そこは、輝けない私たちの
ちょっとだけ輝かしい特等席。』

≪ストーリー≫
高校野球、夏の甲子園大会。夢破れた演劇部員の安田(小野莉奈)と田宮(西本まりん)、遅れてやってきた元野球部の藤野(平井亜門)、成績優秀な帰宅部女子の宮下(中村守里)が、アルプススタンドの隅で白熱する1回戦を見つめていた。どこかぎくしゃくしている仲の安田と田宮、テストで学年1位の座を吹奏楽部部長・久住(黒木ひかり)に奪われてしまった宮下、野球に未練があるのか不満そうな藤野。試合の行方が二転三転するに従って、彼らが抱えるさまざまな思いも熱を帯びていく。

≪感想≫
甲子園1回戦のアルプススタンド。
そこには何かモヤモヤした男女4人の学生がいて・・・。

とても丁寧でシャレた良作。

ワンシチュエーションというミニマムな世界の中で、
一つ一つの演出を丁寧に、最後の最後まで飽きさせない
ストーリーテリングで紡ぎ出す。
そして、最後にはとても爽やかで暖かな気持ちになれる。
いやはや、本当に素敵な作品。

何気ない会話の内容が後の展開に繋がったり。
とにかく、彼ら彼女ら全ての登場人物にスポットライトをあてつつ、
決して一方向からの描き方をしていない。
みんな、どこかに希望を抱かせるキャラクターたち。
主要メンバーはもちろんのこと、影の主役である矢野や園田、
そしてサブキャラの吹奏楽部のあの二人。
ちょと嫌な奴かと思いきや、最後の涙を流しているシーンはグッときたり。
何不自由ない子だって、その子はその子なりの悩みを抱えていたり。
はじっこ側の子だって、実は真ん中なんじゃんって。
それぞれがキラリと輝いていて、これもまた青春なんじゃんってね。
良いですねぇ・・・。

あとね。
高校野球の素晴らしい面を見せてもらったというか。
なぜ、みんな試合の勝った負けたで号泣している理由が少し腑に落ちたというか。
みんな、それぞれの思いを乗せて目の前の球児たちを応援しているんだよなぁって。

ただ、引っかかった部分もちょっとだけ。
結局、本作のメンバーたちははじの方の人間として描かれているんだけど、
実はど真ん中になり得る可能性の高い心を持った子たちだったんだよなぁ。
僕的にはもっとナナメな学生や鬱屈した学生もたくさんいるし、かくいう僕も、
ここまでキラキラした心を持っていたかというと、そうでもなかったよなぁと。
ちょっと、あまりにも清らかでキラキラした部分が巧みに描き出されていたので、
少しノレない部分もあったり。

ただ、そんなことも瑣末なこと。
基本的には、魅力的なキャラクターやストーリーテリング。
粋な伏線と回収。
何度も巧いなぁと思わせてくれる演出の数々にニヤニヤしっぱなし。

この手の作品で言えば、傑作「桐島、部活やめるってよ」を思い出したり。
あれは苦くて突き刺さるような作品でしたが、本作はそれよりも
まろやかな印象。
ただ、言っていることは何となく重なっていてね。

「あきらめない」事が生み出す奇跡だったり。
「好き」という想いが人を動かす原動力になったりする

そうそう。
これは僕が悪いのですが・・・。
何となく、前情報なしで鑑賞したのでちょっと間違った解釈を
していたんですが、本作の舞台って甲子園1回戦だったんですね!!
何となく地区予選1回戦のイメージでした・・・。
ちょと、画面にリッチさというか、熱量みたいなものがそこまで
甲子園甲子園していなかったというか・・・。
僕的には地区予選という設定で観ていたので、これはこれで
とても良い「勘違い」になっちゃいましたよ・・・。

ふふふ・・・。

そんな感じで。
ミニマムな映画だけどとても丁寧で素敵な作品。
このコロナ禍の中でこういう作品が出てくるというのも何かの縁か。
色んなイベントや大会、学生たちが涙を飲んでいる中、この作品は
一つの答えや前向きになるきっかけになり得るであろう作品なのではないでしょうか。
老若男女、万人にオススメできる良作でした!!

≪点数≫
  8点
                                           (20.09.20鑑賞)

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