2020-10-03 Sat

2017年制作 米
監督:ポール・シュレイダー
≪キャッチコピー≫
『巨匠ポール・シュレイダーが構想50年の末に完成させた
“いま”を射抜く渾身作!』
≪ストーリー≫
ニューヨーク州北部にある小さな教会「ファースト・リフォームド」で牧師をしているトラー(イーサン・ホーク)は、ミサに訪れたメアリーに環境活動家の夫マイケルについて相談したいと言われる。マイケルは地球の行く末を悲観し、妊娠中のメアリーの出産を止めようとしていた。トラーは、心の中では彼の考えに賛同しつつも、出産を受け入れるように説得する。そんな中トラーは、教会が環境汚染の元凶である大企業からの支援を受けていることを知る。
≪感想≫
「タクシードライバー」のポール・シュレイダー監督作。
「トレーニング・デイ」や「6才のボクが、大人になるまで。」のイーサン・ホーク主演作。
何気にイーサン・ホークは好きな役者さん。
さてさて。
政治と宗教のお話。
あとちょっと、スピリチュアルなお話。
むむむ・・・。
正直、よく分かんなかったっす・・・。
世の中の矛盾についてストレートに描かれていたし、
言いたいこともド直球でなんです。
ただ、それに対する着地がむむむと・・・。
物語の着地について。
僕は無宗教なのでこの手のお話はなかなかとっつきにくい部分も
あるのですが、最後は救われたのかな。
ずいぶん変な終わり方すんなぁ・・・。
ひたすら、もやっとしてザラっとした余韻を残されてしまいました。
とほほ。
中盤に、トラー牧師とメアリーが重なり合って宇宙が描き出されるシーン。
ありゃなんじゃ??
トラー牧師が最後に有刺鉄線を体に巻き付けていたのは、どういう意味??
終盤、トラー牧師が爆弾テロを起こそうとする件も、納得いかないし、
もやもやしっぱなし。
全体的にどんよりと落ち込んじゃいましたよ。
短めですが。
イーサン・ホークの名演があったので、食い入るように見入ってしまいましたが、
終わってみると良く分かんなかったなぁってな感じ。
ま、僕の勉強不足っつーことで。
ドンマイドンマイ。
めちゃくちゃ余談。
昔、どこかで誰かが言っていた。
「酒の場で政治と宗教の話はしちゃいかん。」
と。
確かに、おじさんになって友人たちと飲んでいるときに
その手のお話になると、ちょっと攻撃的になり、論争に発展しやすい。
それだけセンシティブな問題というか、ちょっと自分だけの
考えではどうにもならない部分の世界だったりするから、
もやもやすんだよなぁと。
映画とは関係ないがそんなこと思いました。
≪点数≫
5点
(20.06.27鑑賞)

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