2020-09-29 Tue

2018年制作 米
監督:デヴィッド・ゴードン・グリーン
≪キャッチコピー≫
『恐怖が、忍び寄る。』
≪ストーリー≫
1978年のハロウィン。精神科病棟を脱走し凄惨な殺人事件を起こしたマイケル・マイヤーズは、「ブギーマン」と呼ばれ恐れられた。唯一生き延びたローリー・ストロード(ジェイミー・リー・カーティス)は、病院に収容された殺人鬼が再び現れることを想定しその時に備えていた。そして事件から40年後のハロウィン前夜、精神科病棟から患者を移送する車が事故を起こし、マイケルは逃亡してしまう。
≪感想≫
ホラー映画の金字塔と言われる前作。
その後色々と続編が発表されていて、2018年に正統な続編である本作が40年ぶりに発表。
金字塔とも言われる作品なので一度は観なきゃなぁと思い、
まずは前作を鑑賞。
流れで完全続編である本作を続けて鑑賞してみましたよ。
さてさて。
なるほど、こりゃホラー映画の皮をかぶった
「ターミネーター」を彷彿とさせるバトル映画じゃい。
前作はホラー要素が強くブギーマン目線を多く取り入れた作品でしたが、
本作はちょっとエンタメ的な演出を多めに入れていたような。
前作でブギーマンに襲われて生き残ったヒロイン・ローリー。
それはまるで「ターミネーターターミネーター:ニュー・フェイト」のサラ・コナー。
ブギーマンを殺すために武器を揃え、罠を仕掛け、挙げ句の果てには
自分の娘にサバイバル能力を身につけさせる。
ローリーはサラ・コナーほど強くはなかったですが、佇まいは
とても逞しくカッコ良かったです。
今作はローリーと娘、そして孫の親子3代でブギーマンをぶっ倒す。
欲を言えばもっとアクションドンパチやってもらっても良かったな。
物語の着地について。
ブギーマンの最期は敢えて見せていなくって、本当に死んだのかなぁと迷わせてくれる
あたりも、ホラー映画の王道っぽくて好きです。
演出についてはゴア描写もたっくさんあって目を背けたくなるシーンもたっくさん。
あの医者の顔面をグシャッと踏みつけるシーンとかえぐかったなぁ。
医者といえば、あいつは本当に嫌なやつでしたねぇ・・・。
あいつが人の好さげな警察官を刺し殺すシーンはとても不快で、
ちょっとあのシーンだけは嫌いな展開とストーリーでしたよ。
もっとブギーマンだけの犯行として描いて欲しかったな。
単純にあの医者が暴走するシーンは蛇足的に感じました。
そんな感じで。
前作とはまた違った作風でとても楽しめた本作。
何より2作品併せて観たのが良かったなと。
かつ連続で観れたのも良かったなと。
ブギーマンとの対決2部作!!
十分に堪能させていただきました!!
スピンオフ的作品たちは今度でいいや・・・。
≪点数≫
8点
(20.06.21鑑賞)

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