2020-09-07 Mon

2017年制作 米
監督:スティーヴン・スピルバーグ
≪キャッチコピー≫
『「今」を弾丸のように撃ち抜く、
真実の物語――』
≪ストーリー≫
ベトナム戦争の最中だった1971年、アメリカでは反戦運動が盛り上がりを見せていた。そんな中、「The New York Times」が政府の極秘文書“ペンタゴン・ペーパーズ”の存在を暴く。ライバル紙である「The Washington Post」のキャサリン(メリル・ストリープ)と部下のベン(トム・ハンクス)らも、報道の自由を求めて立ち上がり……。
≪感想≫
事実に基づいたお話。
監督は名匠スティーブン・スピルバーグ監督。
時は1970年代のアメリカ。
政府がつきつづけていたベトナム戦争の嘘を、新聞社が
暴いていくっつーお話。
ガツガツと進んでいくお話・・・。
難し気な会話達・・・。
正直、飲み込みづらい部分も無きにしもあらず。
ただ、これって僕の読解力の無さと教養の無さが影響しているような。
多くを語らず、多くを説明せず、受け手に理解させるような
作りになっていて。
しかもそこに無駄がないように感じました。
役者陣も素晴らしかった。
若手は殆どおらず、ベテラン感たっぷりのお方々。
主役級のトム・ハンクスとメリル・ストリープは言わずもがな
素晴らしかったな。
特にクライマックスのメリル・ストリープの決断と行動は問答無用で
泣かされましたよ。
そうそう。
僕的にはベン・バクディキアンというキャラがMVPかな。
あの、クールでプロフェッショナルないぶし銀感が素晴らしくって。
演じたのはボブ・オデンカークという俳優さん。
初めて観たかもしんないな。
政治の世界とマスコミの世界。
現代社会にも通じる「言論の自由」的なメッセージ。
そして人間たちの鋼鉄の意思と信念を描いた作品。
変化球なしのド直球のストーリーとメッセージ。
いやはや・・・やっぱりすごい監督さんです。
スピルバーグは今作と同時期に「レディ・プレイヤー1」も撮っていて。
こちらは超絶エンタメ作品。
むむぅ・・・やっぱりすごい監督さんです。
今後も出す作品はチェックしていかなきゃなぁ・・・。
≪点数≫
7点
(20.05.29鑑賞)

満足ならクリック!!
スポンサーサイト