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No.1786 『アリータ バトル・エンジェル』
No1786 『アリータ バトル・エンジェル』
2019年制作 米
監督:ロバート・ロドリゲス

≪キャッチコピー≫
『天使が
戦士に覚醒める』

≪ストーリー≫
数百年後の未来。サイバー・ドクターのイド(クリストフ・ヴァルツ)は、アイアン・シティのスクラップ置き場でアリータ(ローサ・サラザール)という意識不明のサイボーグを見つける。目を覚ましたアリータは、一切の記憶をなくしていた。だが、ふとしたことから並外れた戦闘能力を秘めていることを知り、なぜ自分が生み出されたのかを探ろうと決意する。やがて、世界を腐敗させている悪しき存在に気付いた彼女は、立ち向かおうとするが......。

≪感想≫
木城ゆきと先生の人気漫画「銃夢」を実写化。
日本の漫画がハリウッドで実写化なんて凄いですねぇ・・・。
「AKIRA」や「攻殻機動隊」みたいな感じで日本発の作品が
こうやって世界に広がっていくのは本当に素晴らしい。

さてさて。
本作の予告は結構いろんなところで観ていて。
主人公のアリータはなんとフルCG。
予告で観た時にそのぐりっぐりなお目々に違和感を感じていたのですが、
実際、観てみるとそんなに違和感なくって。
むしろキュートだなぁと感じたりしました。
キャラのせいもあるのかな。

アリータは廃材の中に埋もれていたサイボーグでドクター・イドに拾われ
生命を与えられる。
ピノキオ的な感じでしょうか。
その後、過去の自分を思い出しながら成長を遂げていく的な。

ストーリーに関しては結構、ざっくり進んでいって。
しかも次回に繋がる終わり方。
・・・またこのパターンかよ。
確かに、途中ぐらいで、こりゃ全ての謎が解けるのはこの作品内では
無理だぞって・・・。
ラスボスのノヴァとのバトルも結局なかったし。
最期の方の急いで物語を回収していくあたりがついていけなかったんですよね。
ヒューゴとの恋物語も、距離の縮め方が半端なかったし。
アリータがいきなり、自らの心臓をあげようとする件はちょっと
引いちゃいました。
これは、恐らく原作を読んでいれば納得できたのでしょうが、
僕的にストーリーの間がイマイチ読み取れなくってちょっとなぁって感じ。
話の目的もなぁ。
ヒューゴとの恋物語なのか。
自らの過去を思い出す物語なのか。
モーターボールで優勝を目指すお話なのか。
ノヴァとのバトルのお話なのか。
とにかく掴みどころがない感じ。
とほほ・・・。
とにかく物語はちょっと残念な印象を受けましたよ。

ただ、アクションやキャラクターのルック、世界観がとても見応えがありました。
例えば未来の世界観。
ディストピア感満載のルックは最近でいうと「レディー・プレイヤー1」を
思い出したり。
あとは、「マトリックス」シリーズや「エリジウム」あたりも
思い出しました。
モーターボールなる競技も楽しかったな。
とにかくバトルアクションがカッコ良かったんですよね。
アリータの戦い方(格闘術)も素晴らしかったし。
スローを多用した演出は今はベタな演出ながらも、やっぱり観ていて楽しくってね。
出てくるサイボーグ達のルックも最高。
中盤にハンターたちが集う酒場で出てくる奴らも、良い感じだったなだけに
もうちょっと活躍させてほしかったな。
これも原作では結構、活躍していたのかな。

そんなこんなで。
やっぱり原作を読んでいない僕にとっては正直、ついていけなかった部分が
多くって。
ただ、主人公のアリータのカッコ良さとキュートさ、純粋さは堪能できたので
良しとしよう。
続編は作られるのであろうか・・・。
もっと、も~~~っとアクションに特化した作品に仕上げてくれると嬉しいです!!

≪点数≫
  6点
                                           (20.04.11鑑賞)

こちら原作漫画。
読んでみたいなぁ・・・。

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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)