2020-06-15 Mon

2015年制作 米
監督:アフォンソ・ポヤルト
≪キャッチコピー≫
『 - 』
≪ストーリー≫
連続殺人事件を追うFBI捜査官(ジェフリー・ディーン・モーガン)と彼の相棒(アビー・コーニッシュ)は、捜査に行き詰まっていた。そこで、同僚だったアナリストで予知能力を持つクランシー博士(アンソニー・ホプキンス)に協力を仰ぐ。まな娘が死んでからひっそりと暮らしていたクランシーは、事件に強く引き付けられ、捜査に加わる。クランシーは、容疑者(コリン・ファレル)に自分よりも優れた予知能力があることに気が付く。
≪感想≫
予知能力者同士のバトル物語。
アンソニー・ホプキンス演じるジョンは元医師で予知能力者。
相対するコリン・ファレル演じるチャールズは連続殺人犯で予知能力者。
この2人の攻防戦が描かれていて。
プロット的には最高に楽しそうな案件。
しかもアンソニー・ホプキンスと言えば、「羊たちの沈黙」シリーズの
ハンニバル・レクター博士!!
サイコちっくな表情は本作でも十分に醸し出されていて。
何を考えているのかちょっと掴みかねるあの表情はドキドキでしたよ。
お話的にはちょいと重めのお話。
最終的なテーマは「安楽死」になるのかな。
観終わった後もひたすらもやもやもやもや・・・。
イマイチすっきりしない終わり方。
結局、チャールズがやっていたことはチャールズなりの正義があって。
観ているこっちも殺人なんだけど全否定できない自分がいて。
最後に、このテーマにどうやって決着を付けるのかと思っていると
以外にあっさりした終わり方。
そして、ジョンに関しても今回の事件があって成長したように見えなかったんですよね。
登場人物たちにもイマイチ、ノレなくって。
例えば、FBIコンビのジョーとキャサリン。
ジョンに対しての対応の荒さったらもう。
特にキャサリン。
彼女も一応、悲しい過去を背負っているのは分かるんですが、
いくらなんでも、失礼な態度を取りすぎ。
最後もジョンのバディ感を醸し出していましたが、なんだか少し
ジャマくさく感じちゃったり。
とほほ。
そんなこんなで。
設定だけはとっても楽しかったので、観終わった後は少し残念。
むむむ・・・なんだかなぁ・・・。
≪点数≫
5点
(20.03.15鑑賞)
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