2020-06-05 Fri

2018年制作 英
監督:ドノヴァン・マーシュ
≪キャッチコピー≫
『そこは音だけが《見える》戦場』
≪ストーリー≫
ジョー・グラス(ジェラルド・バトラー)が艦長を務めるアメリカ海軍の攻撃型原子力潜水艦ハンターキラーに、ロシア近海で行方不明になった同海軍原潜の捜索命令が下る。やがてハンターキラーは、沈没したロシア海軍の原潜を発見し、生存していた艦長を捕虜として拘束する。さらに、ロシアで極秘偵察任務にあたるネイビーシールズが、世界の命運を左右する巨大な陰謀をつかむ。それを受けてハンターキラーは、敵だらけのロシア海域に潜航する。
≪感想≫
ジェラルド・バトラー主演の潜水艦バトル映画。
僕的にジェラルド・バトラーは無敵キャラ。
あんまりピンチになるイメージがなくって。
本作の彼ももれなく完璧なキャラクターでした。
さてさて。
潜水艦バトル作品かと思えば、平行でネイビーシールズの地上戦が繰り広げられる。
てんこ盛り感がハンパない楽しいエンタメ作品に仕上がっておりました。
潜水艦パート。
潜水艦バトルはイメージ的に一発食らったらアウト的な印象があるので、
そこに至るまでの過程を楽しむ感じ。
いかにして敵に見つからないか。
いかにしてミサイルを避けるのか。
いかに潜航するのかを楽しむということで。
もちろん楽しいんですが、確かにこれだけだと興味が持続しないんです。
そこで本作はもう一味加えていて。
それが、ネイビーシールズが活躍する地上戦。
この二つのパートを巧みに描き分け緊張感が持続するお話に。
満足満足。
僕的には地上戦パートが良かったな。
あの、ロシア大統領を逃がすくだりで、万事休すからの
スナイパー登場的な。
あと、何名か犠牲者がしっかりと出ているのも緊張感と
絶望感が増して見応えたっぷりに。
物語について。
最初はロシアVSアメリカの第三次世界大戦のお話かと思えば、
そこから少し世界観を小さくしてロシアのクーデターの鎮圧を
アメリカがするっつーお話に仕上がっていて。
そりゃそうか。
一方的にロシアを悪者に仕立て上げるのは良くないか・・・。
最後はロシア人たちもヒーロー的に仕上げた着地になっておりました。
なるほどねぇ・・・。
そんな感じで。
緊張感大爆発でいろんなバトルシーン盛りだくさんの本作。
そこまで期待はしていなかったんですが、すっごい満足させられた
エンタメ大作でした!!
≪点数≫
8点
(20.03.08鑑賞)

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