fc2ブログ
 
■プロフィール

ゆず豆

Author:ゆず豆
映画のレビューをつらつらと・・・。

■最新記事
■最新コメント
■最新トラックバック
■月別アーカイブ

■カテゴリ
■カウンター

■検索フォーム

■RSSリンクの表示
■リンク
■ブロとも申請フォーム
■QRコード

QR

No.1764 『THE GUILTY/ギルティ』
No1764 『THE GUILTY/ギルティ』

2018年制作 デンマーク
監督:グスタフ・モーラー

≪キャッチコピー≫
『事件解決のカギは電話の声だけ。88分、試されるのはあなたの<想像力>』

≪ストーリー≫
警察官のアスガー・ホルム(ヤコブ・セーダーグレン)はある事件を機に現場を離れ、緊急通報司令室のオペレーターとして勤務していた。交通事故の緊急搬送手配などをこなす毎日を送っていたある日、誘拐されている最中の女性から通報を受ける。

≪感想≫
ワンシチュエーションで撮られた本作。

緊急連絡案内室のオペレーターのもとに一本の救済要請電話が・・・。
対応しているうちに二転三転四転。

流れている映像はオペレーションルームだけなのにひりつく空気。
あふれ出る緊張感は半端なくって。

サスペンス的なお話からホラー的な展開に。
なるほどねぇ・・・。
最後の最後まで飽きることなく鑑賞させていただきました。

中盤に盛り上がりを見せて、最後は他人の事件から
自らの事件に落とし込む。
ググッとのめり込ませる展開が素晴らしかったです。

ただ、ちょっとオチが弱かったかな。
もっとド派手な着地でも嬉しかったっす。
本作はデンマーク映画。
あまりイメージがないですが、世界観は少し沈んでいて、どちらかというと
「陽」ではなく「陰」な感じ。
これはこれでアリなのかな。

演出やセリフ回しが巧いのか、電話で話している相手の状況や感情が
画に浮かぶんですよねぇ。
見応え、聴き応えたっぷりに仕上がっておりました。

そんな感じで。
ワンシチュエーション作品はなかなかお目にかかれない。
少し思い出したのが「search/サーチ」。
あれもフレッシュな演出で素晴らしかったなぁ。
本作も巧みな作品といった感想。
観て損はないんじゃないでしょうか。

≪点数≫
  7点
                                           (20.03.01鑑賞)

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
満足ならクリック!!

スポンサーサイト



映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)