2020-05-04 Mon

2019年制作 米
監督:トム・フーパー
≪キャッチコピー≫
『人生が変わる極上のエンターテイメント。』
≪ストーリー≫
空に満月が昇ったある晩、ロンドンの一角にあるゴミ捨て場には個性あふれる“ジェリクルキャッツ”が集う。それは生涯にたった一度、新しい人生を始めることができる一匹の猫が選出される特別な舞踏会が催される夜だった。
≪感想≫
巷ではめちゃくちゃ酷評の嵐を受けている本作。
僕的にも本作の予告を映画館で死ぬほど見させられていて。
そのカクカクとした珍妙な動きの猫人間達にドキドキさせられていて。
今回、タイミングが合ったのでいざ劇場にて観賞してまいりました。
さてさて。
んん??
思ったより酷くないぞ・・・。
周りから聞こえてくる酷評では、途中で退出しただとか、
これはホラー映画だ的な意見もあったり。
ん〜〜、そこまでじゃなかったなぁ・・・。
確かにピンとこなかった部分もあったんです。
正直、お話はまったく分からなかったし。
ひたすら自己紹介の歌が流れている的な。
恐らく、猫ちゃん達が天上に行く代表の一匹に選ばれるために
自らをアピールしまくるお話なのかな。
あんな猫やこんな猫。
おデブやひょうきん者や老役者。
手品猫だったり闇に落ちた猫など・・・。
最後の最後のメッセージも、
つまるところ猫ってこんな奴らなんだよ!!
的なメッセージには、ちょっとお口ポカーン・・・。
結局、このお話は何だったんだって、苦笑い。
猫達のフォルムについて。
最初見た時は、ちょっと違和感あって、その動きもすっごい
奇妙で珍妙で。
全体的に気持ち悪いと言われてもおかしくないよなぁって。
ただね・・。
楽しい音楽に乗って踊ったりはしゃいでいたら、それなりに
見応えがあって。
特に大きなスクリーンで観たので楽しさが倍増。
とても満足しちゃいました。
そういや、名前を忘れちゃったんですがあの冒頭のおデブ猫の
紹介の時、ゴキブリやらネズミやらがこれまた人間が演じていた
キャラクターはちょっとぞっとしました。
いくらなんでもゴキブリはないでしょうが・・・。
トラウマ級に気持ち悪かったです。
トリップしてしまいそうでしたよ・・・。
ミュージカル調、ダンスシーンについて。
先に書きましたが、まずそのフォルムにめちゃくちゃ違和感があって。
しかも、動きがすっごい人間離れしているし、何気にカクカクしていて
これまた違和感の塊。
これまた少しトリップ気味に。
中毒性のあるミュージカルシーンの数々でした。
とにもかくにも。
巷の酷評とは裏腹に何気に楽しめた私。
本作で思い出すのはやっぱり素となるミュージカル。
まずはミュージカルを観てみたいなぁ・・・。
そうそう。
本作を観て一つ後悔したことが。
それは字幕版で観ちゃった事。
字幕と表情とダンスと同時に見るのはなかなか難しくって。
最初はとまどっちゃいましたとさ・・・。
とほほ。
≪点数≫
6点
(20.02.09鑑賞)

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