2020-03-20 Fri

2019年制作 米
監督:ジェイク・カスダン
≪キャッチコピー≫
『これ、無理ゲーってレベルじゃねえぞ。』
≪ストーリー≫
ジュマンジをクリアして2年。大学生になったスペンサーは、破壊したジュマンジを修理しようとして再びゲームの中に吸い込まれる。ベサニーたちもジュマンジにログインするが、バグったゲームの世界ではキャラクターが入れ替わり、スペンサーの祖父たちもジュマンジの中に入ってしまう。そして新たに砂漠や氷山などのステージが追加されていた。
≪感想≫
「ジュマンジ」シリーズ最新作。
1995年に1作目が製作された本シリーズ。
最初はボードゲームで起こることが実社会でもおこるっつープロット。
その後、世界観もアップグレードされた2作目「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」が
2017年に公開。
こちらは今どきっぽくテレビゲームの中に入り込むっつーお話し。
こちらは大好きロック様も出ていてすっごく楽しい作品に仕上がっておりました。
そしてそして本作。
本作は前作に引き続きテレビゲームに入り込む設定。
しかも、前作の主要メンバー(4人)に加え、主人公のおじいちゃんとその親友までもが
巻き込まれるっつーんだから。
予告編をみて楽しそうだったのでいざ劇場にて鑑賞してまいりました。
さてさて。
うん!やっぱり楽しいコメディアドベンチャー作品!!
アクションについて。
本作は色んな大群に追われていたな。
例えば、ダチョウの大群に追われたり・・・。
例えば、マンドリルの大群に追われたり・・・。
正直、何が何だかわからない感はありましたが、ルック的に
とても楽しくって見応え抜群。
特にマンドリルの件は楽しかったな。
システムについて。
前作では男女高校性4名がゲームキャラに乗り移るだけだったんだけど、
先に書きましたがそれに2名の老人が加わるという設定。
しかも、謎の泉のおかげで入れ替わりも可能っつーんだからこれまた複雑でね。
ただ、こういう設定ってゲームでありそうだよなぁなんて素敵なシステム。
前作のシステムにしかりとアップグレードさせて飽きさせないようにしていたのは
とても良かったです。
それがきっちりと分かりやすく描いてくれていたのも◎。
そうそう。
本作で一番感動したのは演者さんたちがしっかりとキャラクターを分けて
演じられていたこと。
本作は色んな人間がゲームキャラに乗り移って行動するのが肝のお話で。
しかも、今回はおじいちゃんが混ざっているので複雑になりそうな演じ分けも
すごく巧みに操っていてね。
僕的には、ロック様も良かったんですが、ケヴィン・ハートとオークワフィナが
素晴らしかったな。
ケヴィン・ハートはしゃべり方もそうですが表情とかも中に入っている
ダニー・グローバーそっくりで。
抜けた後も、今度は若者っぽくしっかりと演じ分けられていました。
オークワフィナも素敵な役者さんだなぁ。
「オーシャンズ8」「クレイジー・リッチ」等にも出演されていて、
良いコメディ・リリーフっぷりを発揮。
本作でもその才能は爆発。
今後が気になる役者さんですね!!
お話について。
お話については、正直薄味で特にグッとくることもなく。
テンポよく進んでいくので深堀りされず上っ面に過ぎていく的な。
まぁ、悪くはなかったんですがね。
終わり方について。
本作の終わり方は完全に続編を匂わせた終わり方。
僕的にこの手の終わり方はあまり好きじゃなくって・・・。
もちろん、好きなシリーズとかだと嬉しかったりするんですが、なんだか
スッキリしないんですよね。
早く次が観たくなるし、このテンションを次回作が完成するまで維持できないから
できれば作品ごとにしっかりと着地させて、後日「続編決定!!」的な
発表をしてほしいなぁって・・・。
まぁ、嬉しい悩みなのですが・・・。
そんなこんなで。
とにかく演者の魅力に引き込まれた本作。
シリーズ最新作としてもしっかりとアップグレードしていたし、色んなアイディアが
詰まっていたので満足満足。
次回作を楽しみに待つとするか(苦笑)
≪点数≫
7点
(20.01.10鑑賞)

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