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No.1727 『麻薬王』
No1727 『麻薬王』

2018年制作 韓
監督:ウ・ミンホ

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
1970年代、釜山。一介の密輸業者が足を踏み入れたのは、日本相手の麻薬ビジネス。善と悪、2つの顔をもつ密輸王の伝説は、まさにここからはじまった。

≪感想≫
Netflixオリジナル映画。

時は1970年代の韓国・釜山。
韓国でヒロポンを製造し日本へ売り込む麻薬王となるイ・ドゥサムという男の一代記。

みんな大好きソン・ガンホ力大爆発!!

イ・ドゥサムの栄光からの転落。
最初の方のイ・ドゥサムはちょっと情けない感じで
ヤクザのチンピラの小便を飲まされたりと這いつくばる体たらく。
それが徐々にのし上がって行って、麻薬王と呼ばれる人物とまでなる。
ちょっと以前観た韓国映画「悪いやつら」のチェ・ミンシクを
思い出したり。
そして、中盤、ドゥサムがある一線を超えたところから・・・。
堕ちていく様は必見。
ネタバレになりますが、彼自身もヤクにはまってしまいます・・・。
彼がヤクをやっている姿はちょっと「日本で一番悪い奴ら」の
綾野剛を思い出したり。

物語はちょっと平板で先に書きましたがドゥサムがのし上がって
転落していくまでの物語。
そこまで派手さもなく穏やかに進んで行った感じがします。

ただね・・・。
やっぱりソン・ガンホのキャラクター力は素晴らしくって。
最後のヤク中になってからの表情のひとつひとつがめちゃくちゃ凄くって。
あのラストの気が狂って奥さんに電話する件は最高だったなぁ・・・。

そんな感じで。
一昔前の韓国の裏世界物語。
ところどころドロリとしていましたが、そこまで気が狂いそうな程では
ありませんでした。
世界観、演出については少し物足りなかったかな。
まぁ、グロシーンに関してはちょっとドギツかった。
先に書きましたがお酒の入ったバケツに小便を入れて飲ませるクズ行為とか、
ヤクザが銭湯でバトルするシーンの生々しい鈍臭い殺し合いとか。
これぞ韓国ドロリバトルだよなぁと堪能。

何は無くとも。
それでも大好きソン・ガンホの化け物役者っぷりは堪能できたので
良しとしよう。

そうそう。
ぺ・ドゥナも久しぶりに観れて嬉しかったな。
相変わらず素敵でしたよ。

≪点数≫
  6点
                                           (19.12.29鑑賞)
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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)