2020-01-24 Fri

2013年制作 米
監督:クリス・バック/ジェニファー・リー
≪キャッチコピー≫
『凍った世界を救うのは――真実の愛。』
≪ストーリー≫
エルサとアナは美しき王家の姉妹。しかし、触ったものを凍らせてしまう秘められた力を持つ姉エルサが、真夏の王国を冬の世界に変化させてしまった。行方不明になったエルサと王国を何とかすべく、妹のアナは山男のクリストフ、トナカイのスヴェン、夏に憧れる雪だるまのオラフと一緒に山の奥深くへと入っていく。
≪感想≫
ディズニーのミュージカルアニメ作品。
本作は日本でもメガメガメガヒット!!
本作はアカデミー長編アニメ映画賞を受賞。
主題歌の「Let It Go」はアカデミー歌曲賞を受賞。
この主題歌は色んなところで歌われました。
その年の紅白歌合戦でも歌われていましたね。
圧倒的に「曲」が良い!!
主題歌の「Let It Go」は本作の予告編でフルで流れていて。
僕も映画館で死ぬほど聴かされました。
これがまた良い曲でねぇ・・・。
この曲が良い事で一気に売れる事が出来たんじゃないでしょうか。
それぐらい観客の心を掴む名曲だったと思います。
未だにyoutubeとかでたまに聴いちゃいますもんね。
しかもしかも。
この曲、映画の中での位置付けがしっかりしていて、主人公のエルサが
自由を得るために新しい旅立ちを歌う唄なんですよね。
このストーリーと共に聴く「Let It Go」はまたとんでもなく素晴らしくって。
この曲が生まれただけでも本作の価値が何倍にも跳ね上がる。
本当に素晴らしかったです。
お話について。
僕的に思っていたのとちょっと違ったなぁと。
なんとなく、ディズニーのアニメ映画ってヒロインがいて王子様が無条件で助けて
ハッピーエンド的なお話がスタンダードで。
それが、本作は王子様がまさかの敵で姉妹の絆を描いた作品で。
中盤、出てくるヒーロ的役割のクリストフも最終的には傍に回っていましたもんね。
ここら辺の作りは現代を写したものなのかなって。
戦う女性像みたいなね。
これはこれで良し。
ただ、敵となる南国の王子様の扱いはちょっとピンとこなかったかな。
僕的には最初は良い奴だったので、アナはそのまま王子と結婚して、
クリストフとエルサが結婚するのかなぁと思っていましたよ。
中盤、無理やり悪者に持っていった感がなんともピンと来ませんでした。
まぁ、お話についてはそこまで刺さる事はなかったかなと。
とにもかくにも。
ミュージカル映画に肝となる「曲」が見事だった本作。
「Let It Go」を生み出しただけでも傑作に値する作品なのではないでしょうか。
他の曲もストーリーとマッチしていて見せ方も巧かったですしね。
続編がそろそろ公開されるんだって。
次はどんな名曲を生み出すのでしょうか。
ハードルはたっかいぞ〜・・・。
≪点数≫
6点
(19.11.04鑑賞)

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