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No.1710 『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』
No1710 『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』

2019年制作 米
監督:アンディ・ムスキエティ

≪キャッチコピー≫
『また、会えたね。』

≪ストーリー≫
デリーという田舎町に出没し子供たちの命を奪っていた正体不明のペニーワイズ(ビル・スカルスガルド)を、ビルやベバリーらルーザーズ・クラブのメンバーたちが撃退してから27年後。再びデリーで不可解な連続児童失踪事件が起き、クラブのメンバーにデリーへ帰ってくるように促すメッセージが届く。そしてビル(ジェームズ・マカヴォイ)たちは、デリーに集結し久々に顔を合わせる。

≪感想≫
以前観た「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」の続編。

前作ではホラーと青春活劇が見事に融合された作品に仕上がっていて。
めちゃくちゃ楽しめた作品でした。
なんかこう「グーニーズ」とか「スタンド・バイ・ミー」を観ているような感じだったんですよね。
子供たちが一つになって何かに立ち向かっていくお話はグッときました。

そんなホラー映画なんだけど素敵な作品の続編である本作は・・・。
ホラー要素はまぁ置いといて、あの頃のルーザーズたちが大人になって集結。
彼らの成長をしっかりと見届けさせていただきました!!

ホラー描写について。
怖がらせ演出は相変わらずでしたが、前作の方が「怖さ」があったような気がします。
本作はどちらかというと「驚き」の方が強かったです。
色んなクリーチャー造形とか観ていてびっくりしましたもん。
ペニーワイズの蜘蛛足形態とか。
エイリアン的ルックの毒蟲とか。
あと、僕的にメガヒットだったのが、中盤、ベバリーの家で出てきたババア。
色んな人のレビューにも書かれていましたが、大好きな漫⭐︎画太郎先生の漫画を
彷彿とさせるルックで。
もっと活躍させて欲しかったなぁ(笑)

ってな感じで確かに怖かったりもしたんです。

ただ、ここまでくるとねぇ。
だって、最後の展開はバトルアクションへトランスフォーム。
ペニーワイズとの追っかけっこ攻防はなんとなくホラーのジャンルを超えた作風になっておりましたよ。

ちょっとだけがっかりしたのが、ペニーワイズの倒し方。
まさかの「悪口」!!
それまでの無敵感あるペニーワイズが悪口を言われるだけでまさかの弱体化(笑)
そこにはカタルシスなんか感じず、ただただ残念でしたよ・・・。

長さ。
本作の上映時間はなんと170分!!
さすがにちょっと長かったように感じました。
ただ、後に書きますがそれぞれの過去の回想があったのは良かったな。
キャラに一段と彩をつけてくれましたもんね。

それぞれのキャラクターがしっかりしている。
先に書きました通り、ルーザーズのメンバーたちがしっかりとキャラ付けされていて。
見た目は変われど子供の頃からの面影も残しつつ懐かしい気持ちに。
ビルの正義感、口達者なリッチー、気の良いベン、小心者のエディ等々。
最高に素敵なメンバーたちでした。
僕的にはあのおデブのベンが見事に変貌を遂げて最後には、恋まで報われる。
良かったねぇ・・・。

そんなこんなで。

前作のような懐かしさみたいなものは感じませんでしたが、ホラー映画としてではなく、
ルーザーズたちの成長譚として楽しめました。
人間ドラマ的な部分がやっぱり良かったです。
最後も希望に満ちた終わり方。
彼らの将来を想像すると輝かしい未来が待っていてね。

ふぅ・・・。

なんだかもう1度、1作目から観直したくなりました。
たまに見返したいシリーズとなりましたとさ・・・。

≪点数≫
  8点
                                           (19.11.03鑑賞)
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