2020-01-31 Fri

2018年制作 米
監督:リッチ・ムーア/フィル・ジョンストン
≪キャッチコピー≫
『こんな世界、見たことない…』
≪ストーリー≫
アーケードゲームの世界に住む優しい悪役のラルフと親友の天才レーサー・ヴァネロペは、レースゲーム「シュガー・ラッシュ」が故障し廃棄処分の危機にあることを知り、部品を調達するためインターネットの世界に飛び込む。見るもの全てが新鮮で刺激的な世界に夢中になるヴァネロペと、早くもとの世界に帰りたいラルフは少しずつすれ違っていく。
≪感想≫
以前観た「シュガー・ラッシュ」の続編。
前作では、僕が昔やったことのあるテレビゲームのキャラクターたちが
どんどん出てきて楽しんだ印象。
お話もめちゃくちゃ良かったしね。
そんな良作の続編。
さてさて。
圧倒的なビジュアル。
ルックがまず素晴らしかったです。
本作は、前作のローカルなゲーム世界から一転。
インターネット、オンラインの世界が舞台で。
ちょっとこう以前観た「レディ・プレイヤー1」を思い出したり。
あの世界をアニメ化した感じかな。
まず世界観が楽しかった。
インターネットの世界を見事に映像化していて。
そもそも、ゲームの中を楽しく描いている世界観だったので、
それが進化してネットの中の描く。
ネットのシステムを分かりやすくアニメとお話で説明していてね。
楽しかったっす。
豊富なキャラクター。
本作はディズニー作品。
現在のディズニーはスター・ウォーズがあったりマーヴェルがあったり、
ピクサーがあったりととんでもない超巨大産業で。
本作でもそれらのキャラクターが所狭しと出て来たり。
マーヴェルのスタン・リーが出て来たのは嬉しかったな。
あとは、ディズニーアニメのヒロインたちが総出演していたのも
素敵でした。
知らないキャラもいたけど、最近「アナと雪の女王」や「モアナと伝説の海」を
観たばかりだったので、エルサばっかり探してましたよ(笑)
お話について。
今いる世界からの脱却を描いた本作。
自分の夢のために愛する親友との別れを選ぶベネロペちゃん。
それを許せないラルフ。
そして受け入れることを選ぶラルフ。
着地はとても気持ちの良い仕上がりになっておりました。
そんなこんなで。
アニメーション、世界観のクオリティがとても高くって大満足の本作。
前作からもう一度観直してみよっかなぁ・・・。
≪点数≫
7点
(19.11.23鑑賞)

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2020-01-29 Wed

2011年制作 米
監督:ネヴェルダイン/テイラー
≪キャッチコピー≫
『そいつは俺の中にいる』
≪ストーリー≫
父の命と引き換えに悪魔と契約を交わし、復讐(ふくしゅう)の精霊、ゴーストライダーとなったジョニー・ブレイズ(ニコラス・ケイジ)。ある日、ひっそりと暮らしていたジョニーのもとに僧侶のモロー(イドリス・エルバ)が訪れてきて、悪魔ロアーク(キアラン・ハインズ)が取りつこうと狙う少年をロアークの魔の手から守ってほしいと頼まれる。少年の体に取りつけば、世界を支配するほどの強大な力となってしまうことを知ったジョニーは……。
≪感想≫
先日観た「ゴーストライダー」の続編。
ニコラス・ケイジが主演でマーヴェル作品という事で、鑑賞してみたのですが、
そこまでピンとこなかったという印象。
ちょっと内容も忘れちゃってるかな。
さてさて。
本作はというと・・・。
・・・ん?
なんか、続編ぽくないぞ??
キャラ的にもお話的にも全然、繋がりがないような・・・。
僕が忘れているだけかもしれませんが、なんだかピンとこなくってね。
まぁまぁまぁ。
とりあえず良かったところ。
全体的に派手さは前作に比べて良くなっていたような気がします。
ゴーストライダーのルックとかアクションとかね。
クライマックスのチェイスシーンはちょっと「マッドマックス」を
思い出したりしました。
あと新キャラのイドリス・エルバ演じるモロー。
彼のバイクアクションも「ワイルド・スピード スーパーコンボ」を
思い出させてくれたので○。
も少し活躍させても良かったのに・・・。
良かったのはこのぐらい。
あとは、まぁ凡庸というかね。
お話についても、そんなに盛り上がる事なく終わっちゃった印象が。
アメコミマーヴェル作品ってなっちゃうとどうしてもハードルが高くなっちゃうんですよね。
ドンマイドンマイ。
勢いは感じられたのですが、ニコラス・ケイジという少しロートル感がある
ヒーローに対しての需要と供給のバランスがうまくマッチしませんでした。
とほほ・・・。
そんなこんなで。
本シリーズはこれで最後っぽい。
両作品共に、ちょっと満足できるシリーズに仕上がっておりませんでした。
合掌・・・。
≪点数≫
5点
(19.11.17鑑賞)

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2020-01-27 Mon

2019年制作 米
監督:ティム・ミラー
≪キャッチコピー≫
『時代は変わった。
運命はどうだ。』
≪ストーリー≫
ある日、未来から来たターミネーター“REV-9”(ガブリエル・ルナ)が、メキシコシティの自動車工場で働いている21歳の女性ダニー(ナタリア・レイエス)と弟のミゲルに襲い掛かる。ダニーとミゲルは強化型兵士のグレース(マッケンジー・デイヴィス)に救われ、 何とか工場から脱出した。そして彼らをしつこく追跡するREV-9の前に、サラ・コナー(リンダ・ハミルトン)が現れる。
≪感想≫
「ターミネーター」シリーズ第6弾。
大好き「ターミネーター」シリーズ最新作。
本シリーズはこれまで、「ターミネーター」「ターミネーター2」「ターミネーター3」
「ターミネーター4」「ターミネーター:新起動/ジェニシス」と発表されていて。
僕はもちろん鑑賞。
やっぱり大好き2作目はもちろんですが、間を開けて制作された前作も
シュワちゃんが帰ってきて楽しい作品に仕上がっていたような。
そして本作。
本作はなんと、大好きな2作目の正統な続編と謳われているようで・・・。
1と2の監督であるジェームス・キャメロンが3以降の作品はなかったこととし
本作が正統な続編ですなんてことを言ったとか。
ありゃりゃ・・・。
こりゃハードル上がっちまったよう。
先に書きましたが、僕、前作はそこそこ楽しめたんだよなぁ。
続編を期待していたのに・・・。
まぁまぁまぁ。
そんなこんなで本作について。
アクション大爆発。
冒頭から、アクションシーンの連べ打ち。
サラ・コナーが出てくるシーンまでの流れの秀逸さ。
アクションを通じて、そのキャラクターたちの特性を映し出す。
めちゃくちゃ気持ち良かったです!!
戦う女性像。
前作(敢えて2作目のこと)では、カッコイイ戦う女性サラ・コナーを描いていましたが、
本作ではニューヒロインといっても過言ではないグレースが誕生。
これがまた、めちゃくちゃ魅力的なキャラクターで。
強化人間でアクションも素晴らしいし、無条件でダニーを守るあたりも◎。
クライマックスの鎖を身につけてのバトルはフレッシュですっごい
見応えがありましたよ。
そして、久しぶりの登場であるサラ・コナー(リンダ・ハミルトン)。
歳を重ねてはいるが、これはこれでめちゃくちゃ渋くってカッコ良い!!
彼女のファーストシーンはCMでも死ぬほど観ましたが、いざ本番で観ても
良いものはやっぱり良い!!
スッゲーカッコ良かったっす!!
シュワちゃん。
「I'll be back.」の言葉を発してん十年。
しっかりと帰って来てくれました。
本作では2作目のあいつとは違うタイプでしたが、キャラ的にしっかりとバージョンアップしていて
派手さはありませんでしたがターミネーターらしく抑えた演技で、
かつ素晴らしいアクションで魅せてくれました。
サラ・コナー(リンダ・ハミルトン)との共闘は本当にしびれましたよ!!
敵のあいつ。
本作の敵はREV-91。
僕的にはターミネーターの敵と言えばやっぱり2作目のT−1000でしょう。
あの無表情で追っかけてくる感じとか、どんな武器でも受け付けない感じとか
めちゃくちゃ怖くってね。
本作のREV-91。
T−1000を進化した強さを持っていて、ドロリ系のスペックに今回は
分身までできるという無敵ぶり。
ルックに関してはちょっと優男っぽい感じもしましたが、
強さに関しては◎でしたよ。
アクション、キャラ的には大大大好きな本作。
ただね・・・。
お話がピンとこなかったんだよなぁ。
本作はターミネーターシリーズの正統な続編と謳われていますが、
そこを意識してみると、ちょっと凹まされたと言う感じ・・・。
だってさぁ・・・。
ジョンが・・・ジョン・コナーが・・・・。
全然関わってこないしさぁ・・・。
もっと言うと、シュワちゃん演じるT−800なんですが、
2作目のT−800とは違うんですよねぇ・・・。
正統な続編と歌っているからにはと思ったんですが、
そこまで前作までの流れを汲んでいないように感じてね・・・。
ただ良かったところもあるんですよ。
サラ・コナーがTー800を許していく過程とか観ていて、やっぱりグッときたし。
クライマックスのカールの名前を呼ぶシーンとかちょっと
泣きそうになっちゃいましたもんね。
あと気になったのが、クライマックス、オチのつけ方。
ダニーがグレースを犠牲にしちゃうんですよねぇ・・・。
なんか、これまでの経緯とか考えるとグレースはしっかりと
生き続けて欲しかったなぁって。
ダニーもあんなに簡単にグレースを切り捨てるのが、ちょっと
しっくりこなかったんですよねぇ。
残念無念・・・。
とにもかくにも。
正統な続編と謳われた本作。
僕的にはそこにはピンとこなかったり、ストーリー的に納得いかなかった部分も
多かった本作。
ただ、アクションは最高。
キャラも最高。
特にグレースというニューアクションヒロインの誕生は◎。
十分に堪能させてもらいました!!!!!
≪点数≫
7点
(19.11.09鑑賞)

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2020-01-24 Fri

2013年制作 米
監督:クリス・バック/ジェニファー・リー
≪キャッチコピー≫
『凍った世界を救うのは――真実の愛。』
≪ストーリー≫
エルサとアナは美しき王家の姉妹。しかし、触ったものを凍らせてしまう秘められた力を持つ姉エルサが、真夏の王国を冬の世界に変化させてしまった。行方不明になったエルサと王国を何とかすべく、妹のアナは山男のクリストフ、トナカイのスヴェン、夏に憧れる雪だるまのオラフと一緒に山の奥深くへと入っていく。
≪感想≫
ディズニーのミュージカルアニメ作品。
本作は日本でもメガメガメガヒット!!
本作はアカデミー長編アニメ映画賞を受賞。
主題歌の「Let It Go」はアカデミー歌曲賞を受賞。
この主題歌は色んなところで歌われました。
その年の紅白歌合戦でも歌われていましたね。
圧倒的に「曲」が良い!!
主題歌の「Let It Go」は本作の予告編でフルで流れていて。
僕も映画館で死ぬほど聴かされました。
これがまた良い曲でねぇ・・・。
この曲が良い事で一気に売れる事が出来たんじゃないでしょうか。
それぐらい観客の心を掴む名曲だったと思います。
未だにyoutubeとかでたまに聴いちゃいますもんね。
しかもしかも。
この曲、映画の中での位置付けがしっかりしていて、主人公のエルサが
自由を得るために新しい旅立ちを歌う唄なんですよね。
このストーリーと共に聴く「Let It Go」はまたとんでもなく素晴らしくって。
この曲が生まれただけでも本作の価値が何倍にも跳ね上がる。
本当に素晴らしかったです。
お話について。
僕的に思っていたのとちょっと違ったなぁと。
なんとなく、ディズニーのアニメ映画ってヒロインがいて王子様が無条件で助けて
ハッピーエンド的なお話がスタンダードで。
それが、本作は王子様がまさかの敵で姉妹の絆を描いた作品で。
中盤、出てくるヒーロ的役割のクリストフも最終的には傍に回っていましたもんね。
ここら辺の作りは現代を写したものなのかなって。
戦う女性像みたいなね。
これはこれで良し。
ただ、敵となる南国の王子様の扱いはちょっとピンとこなかったかな。
僕的には最初は良い奴だったので、アナはそのまま王子と結婚して、
クリストフとエルサが結婚するのかなぁと思っていましたよ。
中盤、無理やり悪者に持っていった感がなんともピンと来ませんでした。
まぁ、お話についてはそこまで刺さる事はなかったかなと。
とにもかくにも。
ミュージカル映画に肝となる「曲」が見事だった本作。
「Let It Go」を生み出しただけでも傑作に値する作品なのではないでしょうか。
他の曲もストーリーとマッチしていて見せ方も巧かったですしね。
続編がそろそろ公開されるんだって。
次はどんな名曲を生み出すのでしょうか。
ハードルはたっかいぞ〜・・・。
≪点数≫
6点
(19.11.04鑑賞)

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2020-01-22 Wed

2019年制作 米
監督:アンディ・ムスキエティ
≪キャッチコピー≫
『また、会えたね。』
≪ストーリー≫
デリーという田舎町に出没し子供たちの命を奪っていた正体不明のペニーワイズ(ビル・スカルスガルド)を、ビルやベバリーらルーザーズ・クラブのメンバーたちが撃退してから27年後。再びデリーで不可解な連続児童失踪事件が起き、クラブのメンバーにデリーへ帰ってくるように促すメッセージが届く。そしてビル(ジェームズ・マカヴォイ)たちは、デリーに集結し久々に顔を合わせる。
≪感想≫
以前観た「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」の続編。
前作ではホラーと青春活劇が見事に融合された作品に仕上がっていて。
めちゃくちゃ楽しめた作品でした。
なんかこう「グーニーズ」とか「スタンド・バイ・ミー」を観ているような感じだったんですよね。
子供たちが一つになって何かに立ち向かっていくお話はグッときました。
そんなホラー映画なんだけど素敵な作品の続編である本作は・・・。
ホラー要素はまぁ置いといて、あの頃のルーザーズたちが大人になって集結。
彼らの成長をしっかりと見届けさせていただきました!!
ホラー描写について。
怖がらせ演出は相変わらずでしたが、前作の方が「怖さ」があったような気がします。
本作はどちらかというと「驚き」の方が強かったです。
色んなクリーチャー造形とか観ていてびっくりしましたもん。
ペニーワイズの蜘蛛足形態とか。
エイリアン的ルックの毒蟲とか。
あと、僕的にメガヒットだったのが、中盤、ベバリーの家で出てきたババア。
色んな人のレビューにも書かれていましたが、大好きな漫⭐︎画太郎先生の漫画を
彷彿とさせるルックで。
もっと活躍させて欲しかったなぁ(笑)
ってな感じで確かに怖かったりもしたんです。
ただ、ここまでくるとねぇ。
だって、最後の展開はバトルアクションへトランスフォーム。
ペニーワイズとの追っかけっこ攻防はなんとなくホラーのジャンルを超えた作風になっておりましたよ。
ちょっとだけがっかりしたのが、ペニーワイズの倒し方。
まさかの「悪口」!!
それまでの無敵感あるペニーワイズが悪口を言われるだけでまさかの弱体化(笑)
そこにはカタルシスなんか感じず、ただただ残念でしたよ・・・。
長さ。
本作の上映時間はなんと170分!!
さすがにちょっと長かったように感じました。
ただ、後に書きますがそれぞれの過去の回想があったのは良かったな。
キャラに一段と彩をつけてくれましたもんね。
それぞれのキャラクターがしっかりしている。
先に書きました通り、ルーザーズのメンバーたちがしっかりとキャラ付けされていて。
見た目は変われど子供の頃からの面影も残しつつ懐かしい気持ちに。
ビルの正義感、口達者なリッチー、気の良いベン、小心者のエディ等々。
最高に素敵なメンバーたちでした。
僕的にはあのおデブのベンが見事に変貌を遂げて最後には、恋まで報われる。
良かったねぇ・・・。
そんなこんなで。
前作のような懐かしさみたいなものは感じませんでしたが、ホラー映画としてではなく、
ルーザーズたちの成長譚として楽しめました。
人間ドラマ的な部分がやっぱり良かったです。
最後も希望に満ちた終わり方。
彼らの将来を想像すると輝かしい未来が待っていてね。
ふぅ・・・。
なんだかもう1度、1作目から観直したくなりました。
たまに見返したいシリーズとなりましたとさ・・・。
≪点数≫
8点
(19.11.03鑑賞)

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2020-01-20 Mon

2007年制作 米
監督:マーク・スティーヴン・ジョンソン
≪キャッチコピー≫
『運命の鎖に繋がれたアナザー・ヒーロー。』
≪ストーリー≫
ジョニー(ニコラス・ケイジ)には17歳で悪魔(ピーター・フォンダ)に魂を売り、病気の父を救ったという秘密があった。30歳になった彼が最愛の女性(エヴァ・メンデス)と再会した時、再び悪魔が現れ、魔界の反逆者ブラックハート一味を捕らえるよう言い渡す。彼は魔力で“ゴーストライダー”に変身し、追跡を始める。
≪感想≫
アメコミ映画。
大好きアベンジャーズのマーヴェルシリーズ。
アイアンマンやらソーやらハルクやら。
僕が大好きなヒーローの数々。
そんなアメコミ作品について色々調べてみると、本シリーズが。
本作もなんとマーヴェル作品じゃんってなもんで。
知らなかったよう・・・。
しかも、主演はニコラス・ケイジときたもんだ・・・。
これまた知らなかったよう。
そんなこんなで鑑賞する事にしましたよ。
さてさて。
本作が制作されたのは2007年。
私、それこそアベンジャーズやらめちゃくちゃ観てきているので、そりゃ物足りないのは
しょうがないない・・・。
色々と乗れなくって引っかかりの多い作品に仕上がっておりました。
まずは良かったところ。
ルックは良かった。
ちょっとこれは矛盾するかもしれませんが主演はニコラス・ケイジなんだけど
ゴーストライダーに変身した姿はフルCGで違和感ありっありで(苦笑)
最初は
「なんだこれ・・・ノレねぇなぁ・・・」
なんて思いつつも、良くみるとカッケーじゃんってね。
あの死神っぽいバイクのフォルムとかカッケーなぁって。
あと、中盤に出てくる先代ゴーストライダーがゴーストホース(馬)に乗って並走するシーンは
結構アガりましたよ!!
良かったところはこんぐらいかな。
あとはダメダメ・・・という可もなく不可もなくってところ。
ストーリーはまぁ既視感バリバリ・・・というか特に驚きもなかったり。
アクションもまぁ既視感バリバリ・・・というかあんまりアクションシーンもなかったり。
なんだろうなぁ・・・イマイチアガることが少なかったんですよねぇ。
正直、ニコラス・ケイジが主演である事の意味もそこまで感じなかったし。
ヒロインのエヴァ・メンデスは綺麗だったんですが、そこまで活躍しなかったし。
なんか全体的にグッとくるシーンが少なかったんです。
平板というか凡庸というか・・・。
むむむ・・・。
残念無念。
ってな訳で。
すこぉしだけ期待して鑑賞したマーヴェル映画。
本作は残念でしたが本シリーズは2作品出ていて続編があるみたい。
観てみようかしら・・・。
≪点数≫
5点
(19.11.02鑑賞)

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2020-01-17 Fri

2018年制作 米
監督:ブラッドリー・クーパー
≪キャッチコピー≫
『歌って、恋して、傷ついて――私は生まれ変わる。』
≪ストーリー≫
昼はウエイトレスとして働き、夜はバーで歌っているアリー(レディー・ガガ)は、歌手になる夢を抱きながらも自分に自信が持てなかった。ある日、ひょんなことから出会った世界的シンガーのジャクソン(ブラッドリー・クーパー)から歌を高く評価される。アリーは彼に導かれてスター歌手への階段を上り始め、やがて二人は愛し合うようになるが、ピークを過ぎたジャクソンは、徐々に歌う力を失っていく。
≪感想≫※とんでもないネタバレあり
人気シンガーのレディー・ガガを主役に据えた本作。
監督はブラッドリー・クーパー。
彼は主演も務めております。
鑑賞後、色々調べてみると、本作はリメイク作品のようで。
しかも以前に3作品撮られているんですって。
恥ずかしながら知らなかったっす。
さてさて。
良かったところ。
まず歌がとんでもなく素晴らしかった。
まず予告でもなんども流れていた「シャロウ」。
この曲が流れるシーンは問答無用で涙が流れるくらい圧倒的で。
しかも、序盤のアリーがライブで初めて歌うシーンはカタルシス大爆発で
本当にグッときました。
ちょっと「ボヘミアン・ラプソディ」のクライマックスシーンを思い出したり。
レディ・ガガはもちろんのこと、ブラッドリー・クーパーも歌唱力が抜群でしたね。
彼に関しては声が良かったなぁ・・・。
ちょっとこう、落ちぶれた、やさぐれた感じのキャラクターが妙に
哀愁あって良かったです。
だからこそ、彼の最期にはちょっと凹んじゃいましたよ。
悪かったところ。
物語が単調に感じました。
登場人物たちに深みを感じることができなかったというか。
ダブル主演のアリーとジャック。
アリーに関しはキャラクターの背景が。
ジャックに関しては、テンポよく変わっていく状況に、彼の感情の機微が
わかんなくなっちゃって・・・。
そこは残念無念でした。
とにもかくにも。
ブラッドリー・クーパーの圧倒的才能に打ちのめされた感がある本作。
演者として、歌い手として、そして監督として・・・。
いやぁ・・・本当にすげぇなぁ。
あとは、やっぱり名曲「シャロウ」の誕生。
聴くだけで鳥肌立ってうっすら涙が出る・・・。
音楽映画としても素晴らしかったですね。
劇中の物語とリンクする歌詞。
しっかりと意味付けされた音楽はとてもグッときましたよ。
誰かが言ってた。
「ベタで良い!!」
的な事を。
そうなんです、こういうエンタメも素晴らしいじゃないですか!!
≪点数≫
7点
(19.10.31鑑賞)

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2020-01-15 Wed

2005年制作 米/カナダ
監督:デヴィッド・クローネンバーグ
≪キャッチコピー≫
『 - 』
≪ストーリー≫
アメリカの田舎町でダイナーを経営するトム(ヴィゴ・モーテンセン)は、自分の店に押し入った強盗を倒し、人々の命を救う。その勇敢な行動がマスメディアに取り上げられたことで、トムの見覚えのない人物カール(エド・ハリス)が店にやってきてトムを脅しはじめる。
≪感想≫
デビッド・クローネンバーグ監督作。
田舎町のしがない男が暴力の連鎖に巻き込まれるっつーお話。
バイオレンスシーンがエグかった。
のどかな田舎町で急に訪れる緊張感。
そして暴力シーン。
結構、エグい演出や見せ方もあって見ごたえたっぷり。
ちょっと
「うっ・・・。」
ってなってしまいましたもんね。
アクションシーンの素晴らしさ。
先に書いたバイオレンスシーンのエグさにも繋がるんですが、
スカッとやっつけるんじゃなくて、痛々しい殺り方。
暴力が与える「痛み」をしっかりと描いてくていました。
トム(=ジョーイ)の殺人術が半端なくってね。
カッコ良さよりリアルな痛みとえげつなさを見事に描いていました。
負の連鎖が半端なかった。
トムがたまたま解決した強盗シーンからゴロゴロと転げ落ちる
暴力、負の連鎖。
トムは嫌が応なしに、過去の自分(ジョーイ)と向き合わなければいけなくなります。
それは家族にまで影響していく。
それをどうやって止めるのか。
着地シーンの考察。
ラスト、トムは過去の暴力を清算し家族の元へ帰ります。
それまで、トムの過去と向き合うことに混乱していた家族。
同じ食卓に座り、受け入れることを選んだように見えました。
彼らの未来はどうなるのでしょう。
形は変われど、幸せに暮らして欲しいと切に願う。
そんなこんなで。
タイトル通りのバイオレンスの歴史を思わせる本作。
過去のバイオレンスを断ち切るのは一体何だったのでしょうか。
願わくばそれは安らぎで、そしてそれを生むのは家族の存在であって欲しいなぁ・・・。
良作でした。
≪点数≫
7点
(19.10.30鑑賞)

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2020-01-13 Mon

2018年制作 韓
監督:ノ・ドンソク
≪キャッチコピー≫
『逃げて、
逃げて、
逃げて、
生きまくれ』
≪ストーリー≫
強盗に襲われた人気アイドル歌手を救い国民的ヒーローになった宅配ドライバーのゴヌ(カン・ドンウォン)は、次期大統領候補者を狙った爆弾テロに遭遇する。大統領直属の機関である国家情報院は彼を犯人だと判断し、メディアでも大きく取り上げられる。ゴヌは、わけも分からぬまま追われる身となる。
≪感想≫
2009年、大好き伊坂幸太郎原作小説を映画化。
私と伊坂幸太郎。
実は私、伊坂幸太郎作品は全て読破していて。
しかも、現在また読み直している最中。
「ゴールデンスランバー」も読み直したばかり。
やっぱり伊坂作品は最高だよねぇなんて噛み締めている最中で。
そんな中、韓国でも同名小説を実写化されているのは知っていたので、
いざ鑑賞する事に相成りました。
さてさて。
なるほど・・・プロットだけ頂いて、あとはオリジナルストーリーへと変貌を遂げておりましたよ。
原作や日本版では、突然、総理大臣殺人事件の容疑者と仕立て上げられた男が
逃げ回るっつーお話。
本作も、大枠は一緒。
大統領候補の有力代議士の殺人犯に仕立て上げられて右往左往。
ただここからが、かなり改変されていて。
原作では、周りの仲間たちに間接的、直接的に助けられながら逃げ延びるっつー流れ。
本作は黒幕の存在も明らかにして、主人公のキム・ゴヌの濡れ衣を着せられた感を
明確に映し出す。
原作のぼんやりとした作りではなく、はっきりと事件の全貌が描かれる。
ここら辺は、エンタメ的にわかりやすく仕上げてきたなぁといった印象。
これはこれで良し。
原作と比べてばっかりもアレなんで、本作の印象を。
ちょっと沈んだ韓国エンタメ的な作風の本作。
終盤の偽物と入れ替わるあたりのドロリアクションはこれぞ韓国映画って感じでしたね。
ドロリ悪役っぷりも韓国っぽかったし。
中盤のゴヌの父親のテレビへ語られるシーンもグッときましたね。
また原作のお話に戻っちゃいますが、原作の父親の語りや邦画版の父親の在り方も
素晴らしくグッときたんですけどね。
本作に関しては、その前後のシーンも良かっただけに◎。
ただね。
少し物足りなかったのも事実。
ハラハラドキドキ感が少し足りなかったかなという印象。
あと、ミステリ感も少し物足りなく感じました。
いかんいかん。
どうしても原作と比べちゃう・・・。
そんなこんなで。
原作とは少し別物として考えた方がいい本作。
原作と比べちゃうとどうしてもちょっと違う感がね。
良い意味で韓国用に仕上げてきたなぁと。
満足満足。
≪点数≫
6点
(19.10.27鑑賞)

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2020-01-10 Fri

2019年制作 米
監督:トッド・フィリップス
≪キャッチコピー≫
『本当の悪は笑顔の中にある』
≪ストーリー≫※とんでもないネタバレあり
孤独で心の優しいアーサー(ホアキン・フェニックス)は、母の「どんなときも笑顔で人々を楽しませなさい」という言葉を心に刻みコメディアンを目指す。ピエロのメイクをして大道芸を披露しながら母を助ける彼は、同じアパートの住人ソフィーにひそかに思いを寄せていた。そして、笑いのある人生は素晴らしいと信じ、底辺からの脱出を試みる。
≪感想≫
DCアメコミ映画。
ジョーカーと言えばバットマンの宿敵であるカリスマ悪党。
これまでも「バットマン」でジャック・ニコルソンが。
「スーサイド・スクワッド」でジャレッド・レトが。
そしてこれが一番有名「ダークナイト」でヒース・レジャーが。
それぞれ持ち味を活かしたジョーカーを演じ宿敵バットマンと死闘を繰り広げておりました。
そんなジョーカーを主役に据えた本作。
カリスマサイコパスのジョーカーがどのようにジョーカーになっていくのかを描いた本作。
実は、本作の予告編をしこたま観ていて、その鬱々した内容に結構、
ドスンと来ていて・・・。
しかも、評判ももれなく重々しい内容ばっかりなので、中々、観に行くのを躊躇していてね。
それでも観なきゃなぁと思い、いざ劇場にて観賞してまいりました。
さてさて・・・。
ひたすらボディブローを打たれた感じ。
重いんですけど沈む感じでもないんです。
エンタメ的な感覚にも陥ったりもしたんです。
ただ、ふと考えるとズシリと感じたり。
最後の着地の仕方を考えるとゾッと身の毛がよだったり。
キャラクターについて。
まずは俳優力爆発!!
本作のジョーカーを演じたのはホアキン・フェニックス。
もうねぇ・・・とんでもなく不気味で序盤、中盤は人間っぽい人間で。
なんて報われない男なんだって・・・・
ただ、そこから負のスパイラルが繋がって徐々に徐々に、僕が思い描くジョーカー像に
近づいていく。
なるほど、こうやってジョーカーが生まれたのかぁって。
実在感がバリバリで、そこら辺は彼(ホアキン・フェニックス)とジョーカーが見事に
融合されていたからだと思います。
あの馬鹿笑いとか、哀しく聞こえるあの感じとか。
あと、肉体のルックも凄まじかったですね。
一人間なんだけど、どこか別の人間とは違う雰囲気を絶えず醸し出す感じ。
素晴らしかったです。
あと、本作は音楽も素晴らしかった。
クラシックな感じとかロックな感じとか多種多様な曲をチョイス。
聞いたことのある曲もたくさんあって、しかもきっとその歌詞とかもしっかりと
本作とリンクしているようで。
特にクライマックスの「ホワイトルーム」は痺れましたね。
ちょっとサントラと、全曲の歌詞の意味を調べてみたいです。
ストーリーについて。
とんでもないネタバレなんですが、僕的に観終わって直後は、
「なるほど、本作はジョーカーがこうやって誕生したのか・・・。」
これまで語られなかったジョーカー。
彼の過去にはこういう事情があったんだなぁとちょっと寂しくもあったり。
そして、本作ではバットマンであるブルース・ウェインとの繋がりも深く描かれていました。
ここら辺も、なるほどねぇと。
今後、過去作のジョーカーを観るときは少し見方が変わってくるよなぁと思ったり。
なんて思いながら、最後のシーンを今一度思い返すと。
「ん??まてよ・・・。」
「実はこれって、精神病棟にいるアーサーの作り話って事も考えられるよな・・・。」
早速、ネットサーフィンで色々、皆様の感想を読み漁ってみると、やっぱりそういう感じで
皆さん捉えていて。
だとしたらですよ・・・。
そもそも、本作のお話は全て作り話でジョーカー(アーサー)の手のひらで踊らされていたってか??
どこまでが本当でどこまでが嘘なのか。
虚実が入り組んでいてあったま大混乱!!
ただ、このお話が嘘だろうが本当だろうが、悲しくもあるし哀しくもある。
一人の男が落ちていく悲劇=喜劇。
観ているこっちはそれをどう捉えるのか・・・。
まさにジョーカー的な投げかけ方。
それを考えると、
「うわ!!やられた・・・。」
なんて。
本当に巧みでしたよ。
内容的には「タクシー・ドライバー」を思い出しました。
ロバート・デニーロが出ていたのも興味深くもここら辺も巧いなぁって。
とにもかくにも。
正直、まだまだ気持ちが整理できていない状況。
もう一度観たいけど、それはそれで勇気がいるよねぇ。
DC映画もまた一つ素晴らしい作品を生み出してくれました。
万歳!!
≪点数≫
9点
(19.10.22鑑賞)

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2020-01-08 Wed

2015年制作 邦
監督:村川 透
≪キャッチコピー≫
『 - 』
≪ストーリー≫
長きにわたり横浜の平和を守ってきた刑事コンビ、タカ(舘ひろし)とユージ(柴田恭兵)。定年を5日後に控えながらも、彼らは宿敵・銀星会の残党を追い、覚せい剤や拳銃が扱われるブラックマーケットの襲撃などを行っていた。そんな中、世界各国の闇市場や裏社会での縄張りを拡大している中南米マフィアが彼らの前に立ちはだかる。彼らの日本進出を阻止しようとするタカとユージだが、その戦いに横浜中の犯罪組織も絡んでいく。危険地帯と化した横浜で、二人は一世一代の勝負に挑むが……。
≪感想≫
「あぶない刑事」シリーズ第7弾。
以前より鑑賞している本シリーズ。
いよいよ最終作となります。
お話について。
お話は相変わらず雑!!
あってないようなもの・・・。
特にキャラクターの行動なんて馬鹿ばっかり。
ここでなんでこんな行動すんだよ!!って
正直、イライラしながら観てました(苦笑)
ヒロインのタカの彼女である夏海(菜々緒)が殺されに行くようなベタな
行動とか、ユージを慕う少年の勝手な行動とか。
んだよ!!もう・・・って。
全体的に無茶苦茶でコントっぽくってね。
まぁ、これが「あぶない刑事」シリーズなんですよね。
あと、本シリーズの主要メンバーである浅野温子さん演じる薫。
もうねぇ・・・彼女の扱いについてはイタすぎる!!
コメディリリーフがイキすぎて引いてしまいました。
彼女が出るシーンはあからさまに死んだ目をして観ていました。
とほほ・・・。
初期はとってもキュートで抑えていたキャラクターだったんですけどねぇ。
アクションについて。
本作ではそれぞれにアクションシーンが用意されていました。
それがすっごい鈍臭くって。
ただ、それが良くも悪くもリアリティがあって、
「いや、頑張ってんなぁ・・・。」
って好感が持てましたよ。
あとは、お約束のユージのダッシュシーンや、
タカのバイクに乗りながらのショットガンシーン。
シビれるねぇ・・・。
クライマックスの敵ボスVSタカのバイク決闘シーン。
ちょっと「ミッション:インポッシブル2」を思い出しました。
派手さに少し物足りなさを感じましたが、これはこれで良し!!
そんなこんなで。
懐かしくも楽しませていただいた本シリーズ。
1作目の制作年は1987年!!
いやはや・・・。
本作のエンドロールでは1作目からのダイジェストシーンが
流れますが、懐かしいですねぇ・・・。
初期はフレッシュで爽やかなんだけど、そこからどんどん
円熟味が増してきて文字通りダンディ鷹山とセクシー大下に。
カッコ良いなぁ・・・。
本当にお疲れ様でした!!
≪点数≫
6点
(19.10.20鑑賞)

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2020-01-06 Mon

2018年制作 米
監督:フェデ・アルバレス
≪キャッチコピー≫
『リスベット、16年前なぜ私を見捨てたの――』
≪ストーリー≫
凍てつく冬が訪れたストックホルムで、天才ハッカーのリスベット(クレア・フォイ)に、人工知能研究の権威バルデル博士から依頼が舞い込む。 その内容は、彼自身が開発した核攻撃プログラムをアメリカ国家安全保障局から取り戻すというもの。彼女の能力からすればたやすい仕事だったが、これは彼女への復讐(ふくしゅう)をもくろむ生き別れた双子のカミラ(シルヴィア・フークス)が仕掛けたわなだった。
≪感想≫
世界的ベストセラー小説「ミレニアム」三部作。
それをスウェーデンで実写映画化。
さらにそれをハリウッドでリメイク。
それが前作「ドラゴン・タトゥーの女」。
監督は「ファイト・クラブ」のデビッド・フィンチャー。
僕的にこのハリウッド版前作がとっても楽しめて。
本作の主人公である天才ハッカーのリスベットが素晴らしいキャラクター。
それを演じたのがルーニー・マーラ。
これが見事にマッチしていてすっごいファンになっちゃったんですよね。
そんなハリウッド版2作目の本作。
かなり毛色の違った作品に仕上がっておりました。
それもそのはず本作の監督はフェデ・アルバレス。
「ドント・ブリーズ」を撮った監督さん。
そしてキャストも一新。
ヒロインのリスベットはクレア・フォイ。
もう一人の主人公ミカエルはスヴェリル・グドナソン。
丸ごと変わっていて。
演出、作りもめちゃくちゃ変わっていました。
本作はちょっとエンタメ的に仕上がっていた気がします。
リスベットの無敵感がビンビン。
何でしょう、「ミッション・インポッシブル」シリーズだったり、「ジェイソン・ボーン」シリーズだったりを
思い出しました。
めちゃくちゃ無敵感でスマートに任務を遂行するみたいな。
これまでの繊細なリスベット像からトランスフォームされていて。
これはこれで良し!!
そもそも、キャストが変わってしまっているのでまぁ問題ないかなぁって。
だってリスベットがそのハッキング能力を駆使してピンチを切り抜けるシーンとか
観ていて気持ちよかったですもん。
例えば車をハッキングしてエアバックを作動させたり。
例えば駅の管理室をハッキングしてニーダムを脱出、仲間入りさせる下りとか。
エンタメ的に気持ち良かったんですよね。
前作はミステリ調で人間ドラマに重きを置いていたのに本作はアクションミステリ的なね。
何でしょう。
ただ人間ドラマとしては少し物足りなかったかな。
リスベットとミカエルの関係性とかそこまで描いていなかったし。
ミカエルは本作ではあまり活躍しませんでしたね。
確かに、本作のようなアクションエンタメだったら、一介の記者が活躍できるはず
ないですもんね。
その代わり、リスベットのハッカー仲間のあいつとアメリカの元凄腕軍人ハッカーのニーダムが
活躍してくれました。
ハッキング能力だけでも凄いのにスナイパー能力にも長けているなんて。
これまた「ミッション・インポッシブル」シリーズのチームプレイみたいな。
キャラもどんどん。
主人公のリスベット。
本作ではルックも激変。
これまでのリスベットはパンクな見た目に危うさを醸し出していたんですが、
本作はちょっとパンク感が薄れていて、ロック感が強くって、逞しさが
前面に出ていたような印象を受けましたよ。
そんなこんなで。
アクションエンタメ作品として楽しめた本作。
スウェーデン版シリーズは3作品でしたが、ハリウッド版の本シリーズは何作作られるんでしょう・・・。
ただ、ハリウッド版の前作と本作は全く色が違うので、シリーズとは言えないような・・・。
本作のようなエンタメも観たいけど、やっぱりルーニー・マーラのリスベットに
会いたいなぁ・・・。
≪点数≫
7点
(19.10.14鑑賞)

満足ならクリック!!
2020-01-01 Wed
あけましておめでとうございます。2020年になりました。
今年は
「角をとる」
ことを心掛け過ごそう。
あとは昨年に引き続き
「体調管理」
かなぁ。
これからも粛々と。
映画鑑賞もブログも相も変わらず楽しく続けることができています。
劇場鑑賞もどんどん増えて来ています。
昨年は年間鑑賞本数のベストを更新したよ。
どんどん映画を観るのが好きになってきています。
良き習慣。
映画は120本。
読書は12冊
くらいを目標に。
そうそう。
昨年からブームに乗っかってキャンプを始めてみました。
今年はソロキャンプに行きたいな。
キャンプ道は始まったばかり。
こつこつ。
それでは本年もどうぞよろしくお願いいたします。
お互い幸多き年を。