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No.1699 『7人の追撃者』
No1699 『7人の追撃者』

2018年制作 韓
監督:ホ・チュニョン

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
貧しい青年ミンジェは入院している母親の手術費用を翌日までに準備しなければならず、違法カジノで大金を得るが、借金をしていた闇金業者ペクの手下に大金を取られる。一方、ギャンブル狂のチェ刑事は借金のため、ペクに拳銃を担保として預けてしまう。そんなペクは選挙運動中の現職議員ムンから献金を要求され、殺し屋パクにムンの殺害を依頼。だがパクに送られた拳銃は、誤ってマンションの隣室に住むミンジェのもとに届き……。

≪感想≫
韓国映画。

母親の手術費用が必要なひ弱な男。
その男の借金取りであるやさぐれ男。
その男の上司である闇金業社の男。
その男から拳銃を担保に借金をしている警察官。
闇金業社の献金をあてにしている悪徳政治家。
何かと運の悪い配達業社。
ロートル殺し屋のおじさん。
そんな七人の追撃者が絡み絡み合って物語を紡ぎ出す・・・。
そんなお話。
すっごい展開が早くって一つの目標(本作で言うとお金)の周りが
どんどん変わって行って。
良い意味で、モラル的なもんとか、考える暇なくグイグイ物語に
引っ張っていく。

勢いや良し!!

ただね・・・。
やっぱり、なんとなくザラザラしながら観ていて・・・。

なんでしょう・・・。
やっぱり、基本登場人物全てに肩入れできなかったと言うか。
なんだか
「ないつら、なんだかんだ言って自業自得じゃねぇかよ・・・。」
って。

むしろ、
「イライラすんなぁ・・・もっと痛い目あってくれないかなぁ・・・。」
って。

最後は成長してくれれば良かったんですが、最後の最後までダメダメな人間賛歌だったので
ちょっと辟易しちゃってね。
まぁ、本作はコメディタッチという事もあって、それも織り込み済みだったんでしょうけど。
まぁまぁまぁ。
とにかくストーリーについてはなんだかイラッとさせられましたよ。

キャスティングについても。
ふと思ったんですが、本作、日本でリメイクしてくんないかなぁ。
逆にある程度、知っている俳優さんだともう少し肩入れできたのかなぁって。
いつもなら激ボメしている韓国俳優の「顔」も本作に限っては
ちょっとピンとこなくって。
特にお母さんの手術代のために七転八倒するあいつとか、弱々しいんだけど、
時折キレる感じのキャラが「顔」とマッチしていなくって、これまた、
ちょっと腹が立ったんですよねぇ・・・。
他のキャラについても、なんだかみんな憎ったらしい「顔」ばかり。
正直、序盤のキャラ紹介ぐらいで観るのをやめそうになりましたもん。

ただ、殺し屋ジジイに関してはちょっと笑わしてもらったかな。
こいつの一挙手一投足にはふふふと笑わせてもらいました。
あとは、配達員のあいつ。
彼に関しては、完全なる被害者ですっごいかわいそうになったり。
彼だけは幸せになって欲しかったなぁ・・・。

とにもかくにも。
映画の作りに関しては◎。
凄まじいテンポの良さで、観ている間はハラハラドキドキ。
ただね・・・。
観終わって色々考えると、やっぱり腹がたつ!!
こいつらみんな不幸になれぃ!!
なんて・・・。
やっぱりストーリーの粗も見えてきたしね。

そんなこんなで、ちょっと、いやだいぶイラッとさせられたストーリーでしたとさ・・・。
残念無念嫌い寄り・・・。

≪点数≫
  2点
                                           (19.10.06鑑賞)

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