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No.1698 『プリデスティネーション』
No1698 『プリデスティネーション』

2014年制作 オーストラリア
監督:マイケル・スピエリッグ/ピーター・スピエリッグ

≪キャッチコピー≫
『最後の任務は、爆弾魔の阻止。』

≪ストーリー≫
1970年、ニューヨーク。とあるバーを訪れた青年ジョン(セーラ・スヌーク)は、バーテンダー(イーサン・ホーク)に自身が歩んだ人生を語る。それは女性として生まれて孤児院で育ち、付き合っていた流れ者との子を宿すも彼に去られ、さらに赤ん坊を何者かに誘拐されたという壮絶なものだった。それを機に男性として生きることを選んだジョンに、バーテンダーは未来からやって来た時空警察のエージェントだと明かす。驚く彼を自分の後継者に選んだバーテンダーは、装備を託すとともに宿敵である爆弾魔との対決に臨んでいく。

≪感想≫※とんでもないネタバレあり

イーサン・ホーク主演の本作。

過去に戻って世界を変えるっつータイムトラベルもの。

過去を変えたら未来が変わるのか、それとももう一つ世界が作り上げられるのか的な
話になりがちですが、本作のオチ、言いたいことはそんな感じじゃなくって。

本作の中でも語られますが、
「鶏が先か、卵が先か」
問題。

大オチを言っちゃいますと、本作って一人の人間がマッチポンプ的に
物語を作っていて。
その行動は未来の自分のための行動であり、過去の自分のためである。
何が最初で何が最後なのか。
正直、中盤で何となくの概要が読めてしまったものの、
いかんせん内容が内容なだけに、良い意味で頭がぐっちゃぐちゃに。
気持ち良さと気持ち悪さが混在。

しかも本作てグロ描写も結構あったり。
そこも相まってちょっと苦味が伴っていたような。

キャスティングも良かったですね。
僕的にはヒロイン?(厳密にいうと同一人物なのですが・・・。)にあたるのかな。
ジェーン役のセーラ・スヌークさんがよかったな。
登場時は男装でちょっと不思議な雰囲気を醸し出していましたが、その正体がわかった瞬間
「なるほど!巧い!!」
って。
魅力的な方でしたよ。

そんなこんなで。
この手の作品って基本、現実では起こり得ないので矛盾も生じるし、
腑に落ちない事も多くって。
ただ、だからこそめちゃくちゃ想像が掻き立てられるし、
色んな考察が生まれるわけで。
観終わった後でも「むむむ」と唸っている状態。

誰かと語り合うにはもってこいの作品。
良いですねぇ。

≪点数≫
  7点
                                           (19.10.05鑑賞)

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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)