2019-12-04 Wed

1985年制作 米
監督:ジョン・ヒューズ
≪キャッチコピー≫
『 - 』
≪ストーリー≫
土曜の休日と言うのに学校に登校させられた高校生5人。彼等はさまざまな問題を起こした懲罰として自分についての作文を書かされるハメになった問題児ばかりだった。大きな図書館に軟禁状態にされ、何から書いていいのかわからないままだらだらと時間だけ過ぎて行く中、雑談からお互いの身の上話を交わし始めた彼等は次第に心を開かせて行く。
≪感想≫
青春映画の金字塔とも言われる本作。
色んな映画のレビューを読んだり、色んな映画を観ている中で
よく目にし耳にする本タイトル。
いずれ観なきゃなぁと思って、やっとこさ鑑賞。
補習に現れた5人の高校生。
スポーツマン・お嬢様・真面目・不良・変わり者。
それぞれ違うキャラクターが一日を通してだんだん距離を
縮めていくっつーお話。
最初はバラバラだった彼ら彼女らが少しずつ自らの環境と境遇を吐露していく。
他者を受け入れ、そして自分を受け入れる。
あのぐらいの年代(高校生)、思春期真っ只中のあの感じ。
くぅ〜〜〜・・・。
痛いよう、刺さるよう・・・。
ただ、残念ながら私、高校時代なんて、とうの昔のお話。
その時代に観ていたら、また色々と感じるところもあったんだろうなぁって。
世界は自分中心で回っていて、井の中の蛙なものだから、
人の気持ちなんて考えない。
それが悩んでいるのは自分だけじゃない、もがいているのは自分だけじゃない。
そんな事に気付かされて、彼らは思いやる心を持つ。
クライマックスのそれぞれの吐露は本当にグッときました。
彼ら彼女らの世界がどんどん広がっていくあの感じ。
殻をぶち破るあの感じ。
彼ら彼女らのその後を想像するとワクワクが止まんなくってね。
もしかしたらまた新しい悩みにぶち当たるかもしれない。
もしかしたらまた元の関係に戻るかもしれない。
それでも、彼らが過ごしたこの一日はとんでもなく成長を促した
一日になる事は間違いなくって。
グッときますねぇ・・・。
とにもかくにも。
なるほど納得。
青春映画の金字塔たる所以を堪能させていただきました。
とても良い作品でした!!
また色んな作品を観ては本作を思い出したりするのでしょう。
ちなみに、今回は「桐島、部活やめるってよ」「パワーレンジャー」あたりを
思い出したかな。
≪点数≫
7点
(19.09.15鑑賞)

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