2019-11-13 Wed

2018年制作 米
監督:マーク・フォースター
≪キャッチコピー≫
『親友のプーがロンドンにやってきた
僕が忘れた「大切なモノ」を届けるために――』
≪ストーリー≫
成長してロンドンで多忙な生活を送るクリストファー・ロビン(ユアン・マクレガー)は、妻子と故郷で過ごすはずだった週末まで仕事でつぶれてしまう。そんなとき、少年時代の親友プーが彼の前に現れ、一緒に森の仲間たちを捜してほしいとロビンに頼む。思い出の“100エーカーの森”を訪ねたロビンは、プーやティガーらとの再会を喜ぶ。
≪感想≫
誰もが知るであろう児童アニメの「くまのプーさん」の実写映画。
以前アニメ映画にもなりましたね。
内容は忘れてしまいましたがあの、とぼけたプーさんのキャラクターに
クラクラさせられた記憶があります。
さてさて。
この手の作品は「パディントン」だったり「テッド」が思い出されるけど、
僕的には「パディントン」が大好きでね。
パディントンは人間たちもその存在が違和感なく共生している世界で、
喋るクマなんだけど、普通に接していて、それでいてクマという個性も
最大限に活かしていて。
最高に楽しい作品でした。
それに対し本作のプーたち100エーカーの森の仲間たちは、実社会の
人たちにはやっぱり異物として扱われる存在で。
そりゃ喋るぬいぐるみがいたらねぇ・・・。
まぁ、そこは別にいいんですが、その設定が逆にザラっとしちゃって。
クリストファー・ロビン一家だけは普通に受け入れているのも
なんかザラっとするし。最後は最後で、他のみんなも受け入れているような
シーンもあったり。
ちょっと僕的には、クリストファー・ロビンだけが見える、交流できるていで
進んでくれたらなぁと。
ちょっと世界観に違和感を感じちゃいましたよ・・・。
まぁまぁまぁ。
キャラについて。
プーさんとその仲間たちは相変わらず楽しいやつら。
正直、周りにいたら迷惑なぐらい無垢でドタバタしたやつら(苦笑)
なんとなく、のんびり生きようぜ的なメッセージも、こいつらといたら、
イライラしちゃいそうな気がしますが・・・。
ふふふ・・・。
ただ、愛くるしくってねぇ・・・。
僕的にはピグレットがキュートで良かったなぁ。
ただルックについてはぬいぐるみ感が強くって、もっと
もふもふしていたら可愛かったかも。
お話については、普遍的なテーマ。
忙しい仕事人間たちは本当にそれでいいのかい!?
大切な何かを疎かにしていないかい!?
もっと大事なことって何だろう。
的なテーマ。
日本人にとってはグッとくる方も多かったんじゃないでしょうか。
僕も、すっごい刺さった訳ではないですが、
「まぁそうだよねぇ・・・。」
と思ったり。
ただ、だからと言って全てを丸投げにする勇気もなく・・・。
バランスバランス。
そんな感じで。
何となく普遍的な良いテーマとみんな大好きくまのプーさんを
ドッキングさせたと言った印象。
ふわふわふわ。
僕的にグサリと刺さることはありませんでしたが、
みなさんが一定の楽しさを感じるような作品になっていたかと思います。
≪点数≫
6点
(19.08.24鑑賞)

満足ならクリック!!
スポンサーサイト