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No.1661 『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』
No1661 『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』

2017年制作 米
監督:ショーン・ベイカー

≪キャッチコピー≫
『観るもの全てが魔法にかかる――』

≪ストーリー≫
家を失った6歳の少女ムーニー(ブルックリン・キンバリー・プリンス)と母親ヘイリー(ブリア・ヴィネイト)は、フロリダのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートの近くにあるモーテル「マジック・キャッスル」で生活している。周囲の大人たちが日々の暮らしに苦しむ一方、ムーニーは子供たちと無邪気に遊び、管理人のボビー(ウィレム・デフォー)は彼らを見守っていた。ところがある出来事を機に、ムーニーの日常は一変し……。

≪感想≫
舞台はフロリダ、ディズニーワールドの外れの安モーテル。
そこには貧困層の親子連れが住んでいて・・・。
基本、そこに住む人たちは何らかの訳ありな人たちっぽい。
それでもそこに住む子どもたちはのびのびと過ごしていたっつーお話。

誰もが
「えっ!?」
となるであろう物語の終息。
ラストはちょっと絶望感漂うお話の中にファンタジー的な
お話を交えた瞬間。
ジャンシーがムーニーの手を引きディズニーワールドへ入り込んで
ブツリと物語は終わってしまいます。
ムーニーの事を考えると泣けて泣けて・・・。
彼女の将来を考えると、どうなっていくのか不安でね。

ムーニーはまだまだ子供。
純粋無垢な年齢の彼女は精神的な成長はまだまだ見込めなくって。
この環境、この状況を無意識に楽しみながら純粋無垢に行動してくしかなくって。
それを考えると、やっぱり周りの大人がどうにか良き方向へ
進ませて上げなきゃいけないんじゃないのかなぁってね。
やっぱり母親のヘイリーは親としてはダメダメだと言わざる終えなくってね。
もちろん、彼女の境遇ややるせない気持ちもわからないでもないんですが、
もっともっと自覚を持って行動をしなくっちゃなぁって。
すっごいやるせない気持ちになりましたよ。

演出について。
ひたすら子供目線で流れるストーリー。
純粋無垢なムーニーを主体的に映し出すんですが、とにかくこの
ムーニーがめちゃくちゃ愛らしくって。
基本、小憎たらしい言動や、やっていることはスレていて、
イラっとさせられっぱなしなんですが、その見た目と、
心の底に映る「悪気なさ」でどうしても応援したくなる。
彼女はしっかりと成長を遂げてもらいたいと切に願う。
なんでしょう、撮り方とかも相まってなのかもしれませんが、
本作に出てくる子供たちって、すっごい実在感があって。
自然体というか。
縁起っぽくないというか。

日本の是枝監督作品に出てくる子供に似ているようにも感じましたよ。

彼女たちを陰ながら見守る管理人ボビー(ウィリアム・デフォー)も
素敵なやつでしたね。
ルールを守りながらも、宿泊人たちを無下にしない感じとか
本当にグッときましたよ。
あの、変質者みたいなおじさんを蹴散らすシーンは素晴らしかったな。

そんなこんなで。
子供達の純粋さが際立った本作。
ただ、終わり方や物語の着地の仕方がムムムとなった本作。
もっとも〜〜っと希望の光を観たかった本作。
良くも悪くも5点!!

≪点数≫
  5点
                                           (19.07.13鑑賞)

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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)