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No.1657 『マンチェスター・バイ・ザ・シー』
No1657 『マンチェスター・バイ・ザ・シー』

2016年制作 米
監督:ケネス・ロナーガン

≪キャッチコピー≫
『癒えない傷も、
忘れられない痛みも。
その心ごと、生きていく。』

≪ストーリー≫
ボストン郊外で便利屋をしている孤独な男リー(ケイシー・アフレック)は、兄ジョー(カイル・チャンドラー)の急死をきっかけに故郷マンチェスター・バイ・ザ・シーに戻ってくる。兄の死を悲しむ暇もなく、遺言で16歳になるおいのパトリック(ルーカス・ヘッジズ)の後見人を引き受けた彼は、おいの面倒を見るため故郷の町に留まるうちに、自身が心を閉ざすことになった過去の悲劇と向き合うことになり……。

≪感想≫
一人の男(リー)が兄の死をきっかけに故郷に帰ってくる。
兄の一人息子の後見人になる事になるが、彼には
故郷に戻れない訳があって・・・。

淡々と流れる映像。
リーは極度の人間嫌い。
というか感情の抑揚が殆どなくって。
彼の現在の生活と並行して流れる過去の話。
どうやら過去の彼は明るく人付き合いも良いみたい。
それが、ある事件をきっかけに・・・。
そのきっかけが映し出された瞬間。
思わず息を飲む。
自らのせいで愛する子供たちを失う事に・・・。

何でしょう。
リーがもちろん悪いとは思うんですが、どこかしょうがないというか、
僕だってやらかしそうな行動。
たまたま、彼が運が悪かったんじゃないかなぁと。
巡り合わせ次第では誰だって起こり得る事なんじゃないかなぁって。
ひたすら沈んでいく気持ち。
これから彼はどうやって自らの傷を癒していけば良いんだろうって。

リーは、結局、癒される事なく終了していきます。
現実って、そういう事もあるんだろうなぁって。
とても世知辛く胸がキュッとなる。

これからのリーについて。
何も変わらないのかもしれない。
この傷はひたすら癒えないのかもしれない。
ただなんでしょう。
それでも生きなくちゃいけない。
生きていく意味がある。
少しだけ、少しだけの光みたいなものは見えたような。
とても切なくって。
とても痛々しくって。

それは綺麗な風景だからか。
それは映像の切り取り方か。
音楽が叙情的だからか。

色々と余韻がハンパない作品。
主人公のリーには癒された未来が待っていると良いなぁと切に願う。
なかなか染み入る良作でした。

≪点数≫
  7点
                                           (19.07.06鑑賞)

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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)