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No.1621 『バンブルビー』
No1621 『バンブルビー』

2018年制作 米
監督:トラヴィス・ナイト

≪キャッチコピー≫
『孤独な少女が出会ったのは、ドジでやさしい地球外生命体』

≪ストーリー≫
1987年。18歳の少女チャーリー(ヘイリー・スタインフェルド)は居場所がなく、孤独な毎日を過ごしていた。ある日彼女は、海沿いにある小さな廃品置き場で1台の黄色いボロボロの車を見つける。彼女は、この車をバンブルビーと名付けて直そうとするが、それは普通の車ではなかった。

≪感想≫
「トランスフォーマー」シリーズ第6弾。
とはいえ、本作はスピンオフ作品。

これまで、このトランスフォーマーシリーズは一度も観たことが
なくって。
子どものころにアニメにはハマっていたんですけど、
映画になってからは疎遠になっちゃってね。

そんな感じで過ごしていると、本作の情報がちらほらと。
その中で、本作の主演が大好きヘイリー・スタインフェルドだったり、
アメリカでの評判がすこぶる良かったり、
監督が「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」を撮ったトラヴィス・ナイトだったりと、
なかなか魅力的な前情報がたっぷり。

しかもこの手の作品ってやっぱり映画館のでっかいスクリーンで観てこそ
だよなぁとも思いつつ・・・。

そんなこんなでまずは前5作品をお家で鑑賞。
案の定、アクションメガ盛りのドッカンバッカン映画で、
我が家のちぃこい画面ではそんなに楽しめなかったりね。
ストーリーもキャラもそこまで魅力的ではなかったので、
大ハマりすることなく終わっちゃいました。
最後の方はちょっとおざなりで観ちゃった部分もあるかも(反省)

とはいえ、本作は先の理由があってとんでもなく楽しみにしておりました。
ってな訳で勇んで劇場にて鑑賞してまいりましたよ!!

さてさて。

うん!!
これまでのシリーズとは毛色の違った青春映画に仕上がっておりました!!
終始ニコニコしながら鑑賞できた良作でした。

まず、主演のチャーリーを演じたヘイリー・スタインフェルド力たるやもう!!
彼女に関しては「トゥルー・グリット」に出てきた時から応援していて、
その後も「スウィート17モンスター」でもこれまたキュートなこじらせ
女子を演じておりました。
本作のチャーリーも本当にキュートで魅力的なキャラクターでした。
彼女のファーストシーン、歯を磨いているシーンがあるんですが、
その数秒見ただけでもう◎。
そこからはずーーーっと可愛らしくってカッコ良くって魅力的。
なんでしょう、身近感がハンパないというか。
ちょっとオタク気質で、人気者とは程遠くって、ちょっと家族とも折り合いが悪くって。
ありがちっちゃあありがちなキャラクターなんだけど、やっぱり観ていて
応援したくなっちゃう。
ちょっと、「JUNO -ジュノ-」のエレン・ペイジを彷彿とさせる良いキャラクター。
最高でした!!

彼女の周りのキャラクターも微笑ましかった。
彼女に淡い恋心を抱くメモ少年。
あの言い方が悪いですけど安っぽくっていじらしい二人の距離感は
これまた観ていてニヤニヤしてしまう。
チャーリーの家族たち。
僕的には弟くんが良かったなぁ。
何気にブルース・リーTシャツを着ている辺りが◎。
クライマックスの家族とチャーリーがなんだかんだで一つになる
感じも好きだし。

主要キャラのバンブルビーを含めたロボ軍団。
前作までの描き方と違ってしっかりとキャラ立ちができていたように感じました。
主人公のバンブルビーはこれまたいちいち可愛らしくって◎。
いろいろやらかしちゃうんだけど、憎めなくってね。
それでいてクライマックスのバトルモードになるとカッコ良く
締めてくれて。
最後のガッツポーズなんてもう。
笑えるんだけどグッときちゃったり。

あとね、本作はロボ軍団のヴィランが良かったな。
二体の敵キャラだったんですが、なかなか魅力的で。
前作までのロボって正直、何が何だか分からない部分もあって
勢いは素晴らしので各キャラのディテールまで目が行き届かなくって。
それはそれで良いのですが、本作のような少しだけ丁寧なキャラ描きも
良かったですよ。

キャラもそうだしルックもそうなんですが、そこまで派手な感じじゃなくって
どちらかと言うとわかりやすい仕上がりになっていたように感じました。
それが、とっても観やすくって。
例えばチャーリーの移動手段が原付だったり。
ふつうならド派手にいきそうなものなのにあえて地味目でね。

ストーリーに関しても、チャーリーの成長譚として良くできていたし。
先に書きましたが身近感、親近感がハンパなくって、
ひたすら彼女の応援をしながら鑑賞しておりました。
その中で、ちょくちょく挟まれるギャグやアクションも楽しかったしね。

そんなこんなで。
これまで観た「トランスフォーマー」シリーズとは毛色の違った本作。
僕的にはやっぱり本作が1番好きかな。

大満足の1作。
ヘイリー・スタインフェルドをさらに好きになれる1作です。

≪点数≫
  8点
                                           (19.03.29鑑賞)
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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)