2019-05-20 Mon

2017年制作 米
監督:ジョニー・マーティン
≪キャッチコピー≫
『法で裁けぬ悪を撃て。』
≪ストーリー≫
湾岸戦争で活躍した元軍人の刑事ジョン(ニコラス・ケイジ)は、相棒がこの世を去り悲嘆に暮れる日々を送っていた。ある日、バーでシングルマザーのティーナと知り合い、気丈な彼女と接することで生きる気力を取り戻す。だが、彼女が娘の目前でチンピラたちに乱暴される事件が発生。ジョンは犯人を逮捕するが、彼らは雇った腕利きの弁護士の力で無罪放免になってしまう。
≪感想≫
ニコラス・ケイジ主演作品。
「ザ・ロック」や「フェイス/オフ」辺りで主演を張っているニコラス・ケイジ。
遠い昔に観た記憶が・・・。
そういや、僕的に彼の作品はあんまり観てないかもなぁ・・・。
そんなこんなで。
本作はニコラス・ケイジが警察に扮し町の悪どもをやっつけるっつーお話。
おっと、これは大好きリーアム・ニーソンの無敵おじさんシリーズの「96時間」的な!?
大好きデンゼル・ワシントンの無敵おじさんシリーズの「イコライザー」的な!?
とにかく無敵なオヤジが無欠の殺傷能力で悪を成敗する、気持ちの良い作品なのかと思いきや・・・。
・・・どんよりどよどよ・・。
重たーい気持ちになりましたよ・・・。
確かにニコラス・ケイジは無敵だったんです。
クールで陰のある感じはカッコ良かったんです。
悪を成敗するシーンも躊躇がなくってとっても気持ちが良かったんです。
ただね・・・。
全体的に悪い奴が、いかに悪い奴かを映し出すシーンが多くって、
すっごい不快指数が高くなっちゃって。
例えば、強姦シーンもとっても痛かったし。
その後の犯人グループのクズっぷりも酷かった。
何より、裁判シーンでの弁護士のアイツの弁護を聞いていると、
はらわた煮えくりかえってね・・・。
被害者のティーナや娘のベシーが可哀そうすぎて・・・。
しかもそれが中盤ぐらいまで、ひたすら痛々しい展開の
連続で。
ぐーーーっと怒りをこらえながら鑑賞しておりました。
もちろん先に書いた通り、クライマックスの悪が成敗されるシーンは気持ち良かったんです。
ただ、もう少し痛めつけたり、反省させたり、後悔させたりして欲しかったなと。
あと、弁護士野郎にも一矢報いてほしかったなと。
もちろん、あの弁護士さんは仕事をきっちりこなしただけの、ある意味
プロフェッショナルなお方なんだけど、ちょっと最後のハーレーに乗って
去っていくシーンとかちょっとイケてましたもんね。
なんだかんだで不快感だけが残った感じ。
ちょっとバランスが悪かったかなと・・・。
う~~~ん、残念無念!!!!
≪点数≫
4点
(19.02.22鑑賞)

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