2019-03-20 Wed

2013年制作 米
監督:ピーター・バーグ
≪キャッチコピー≫
『ひとりでは、生き残れなかった。』
≪ストーリー≫
2005年6月、アフガニスタンの山岳地帯である特殊任務に就いていた4人のネイビーシールズは200人を超えるタリバン兵の待ち伏せに遭い、猛攻撃を浴びてしまう。それは世界最強の戦闘能力を持つ精鋭部隊といえども、死に等しい絶望的な状況だった。そんな想像を絶する極限状況の中、一人の兵士が生き延び奇跡的に生還する。
≪感想≫
実話に基づいた作品。
4人のネイビーシールズ隊員がアフガン戦争で200人からなるタリバン兵とバトルするっつーお話。
鑑賞後はグッと来たんですが、これって純度何%ぐらいのお話なのかなぁ・・・。
とりあえずそこは置いといて・・・。
まず良かったのが、戦闘シーン。
とんでもなく緊張感があって、四面楚歌感がハンパない。
敵を倒しても倒しても、どんどん現れる兵士たち。
どんなに凄腕のシールズ隊員でも徐々に徐々に削られていく。
ここら辺はすごいドラマチックに描かれていて。
恐らく本当はもっとあっけなかったり、情けなかったり、
カッコ悪かったり、凄惨なシーンだったりするんだろうけど、
ここはあえて、エンタメ的に撮っている感じがしました。
ネタバレになりますが、主人公のマーカス以外は全員戦死してしまうんですが、
一人一人をよりヒロイックに描いているため、感動的で
カッコ良く見えたんです。
ここら辺は良くもあり悪くもありと言うところか。
もし、戦争の悲惨さや政治的メッセージを盛り込みたいのであれば
本作のような撮り方だと、あまり伝わんないけど、
エンタメ的な楽しみ方を描きたいのであれば、この撮り方が
最適だと思うし。
だから、先に書いた
「本作って純度何%??」
に繋がるわけで・・・。
お話自体もドラマチックに描かれていて。
マーカスが終盤タリバンに追われながらも村人に助けられる件も
人間の信仰心の尊さみたいなものを見せてもらったし。
最初の、羊飼いたちの行動を考えるとその対比を巧く使っていたしね。
エンドロールのそれぞれの写真を見たときはやっぱりグッときたし。
ともかく全体的にフィクショナルな雰囲気がプンプンしていて。
ネイビーシールズの狙撃能力の高さにも驚いたしね。
7対3ぐらいでフィクション寄りだったんじゃないかなぁって。
とまぁ、そんな感じで。
とても楽しめたんですが、ちょっと実際にあったお話と言われると、
乗り切れない部分もあった本作。
主演は、マーク・ウォールバーグ。
ちょうど最近、彼が主演した「ザ・シューター/極大射程」を観たので、
また違った色の軍人キャラを観れたのも良かったなぁと・・・。
満足です!!
≪点数≫
7点
(18.12.26鑑賞)

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