2019-03-14 Thu

2007年制作 米
監督:アントワーン・フークア
≪キャッチコピー≫
『合衆国VS孤高の狙撃手<シューター>』
≪ストーリー≫
元海兵隊のスナイパー、ボブ・リー・スワガー(マーク・ウォールバーグ)は一線を退き、広大な自然が広がる山奥で隠遁生活を送っていた。しかし、退役したアイザック・ジョンソン大佐(ダニー・グローバー)が彼のもとを訪問し、大統領暗殺計画が発覚したため、ボブの力を借りたいと言う。ところが、それは巧妙に仕組まれた罠だった。
≪感想≫
大好き「イコライザー」シリーズのアントワーン・フークア監督作品。
他にも「トレーニング・デイ」や「マグニフィセント・セブン」も
撮られていますね。
ふと考えると、どれもデンゼル・ワシントンが主演しているなぁ。
よっ!!名コンビ!!
本作の主演はマーク・ウォールバーグ。
いっつも思うんだけど、マット・デイモンに似てますよね・・・。
まぁまぁまぁ。
超凄腕のスナイパーが国家の陰謀に巻き込まれるっつーお話。
スナイパーのお話といえばクリント・イーストウッド監督の「アメリカン・スナイパー」を
思い出したり。
あれは、実話を基に作られた作品でしたが、本作は小説が原作なのかな。
勧善懲悪の気持ちの良い作品に仕上がっておりましたよ。
主人公のスワガーは超凄腕のスナイパー。
「イコライザー」のマッコールのように。
「ボーン・アイデンティティ」のジェイソン・ボーンのように。
サバイバル能力に長けていて、防御も攻撃も何でもござれ。
超遠くからでも一撃で獲物を捕らえます。
ここら辺の活躍はやっぱり観ていてすっごい楽しくて。
彼の一挙手一投足には目が離せませんでした。
何でしょう、ここら辺はアントワーン・フークア監督っぽいなぁって。
無敵感溢れるキャラの描き方とかが素晴らしかったです。
人が殺されるシーンとかも結構えげつなかったし。
スワガーの相棒になるFBIのメンフィスも良かった。
演じたのは大好きマイケル・ペーニャ。
ちょっと情けなさげで弱っちそうだけど、芯が強くって良いやつ感が◎。
敵キャラたちは、いかにも悪そな政治家や軍人さん。
ただ、彼らに関してはもう少し、ジワリジワリとやっつけて欲しかったな。
最後の展開的に、こいつらにはすっごい嫌な気分にさせられたので、
一発ドカンじゃなくって、ジワジワと自らの悪と向き合いながらやっつけられるみたいな。
まぁ、あのやられ方でもスカッとしたのはしたんですが・・・。
少しだけ物足りなかったかなと。
アクションについて。
もう少し細やかなアクションが観たかった気もしますが、そこは置いといて。
スワガーの無敵感はキッチリと描かれていたので◎。
色んな道具を使って対応していくサバイバル能力はやっぱり観ていて
憧れちゃいますよねぇ・・・。
お話については謎解きと言う感じではなく、敵から逃げながらも
どう追い詰めていくかっつー流れでした。
ある程度の緊張感も保たせつつ、スワガー無双の安心感もあったりと、
良くできたお話でしたよ。
そんなこんなで。
全体的にとっても楽しめた本作。
恐らくないでしょうが、続編を作っていただいて、スワガー無双を
もう一度観たいです!!
≪点数≫
8点
(18.12.16鑑賞)

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