2019-02-16 Sat

2016年制作 中/香港
監督:マイケル・マン
≪キャッチコピー≫
『 - 』
≪ストーリー≫
犯罪のプロフェッショナル、ニール・マッコーリーは、クリス、チェリト等と現金輸送車を襲い有価証券を奪う。捜査にあたるロス市警のヴィンセント・ハナは、少ない手掛かりから次第にマッコーリー達へ近づいていく。マッコーリーは本屋の店員イーディと出逢い、次の銀行強盗を最後に堅気の暮らしに入ろうと決意していた。やがて決行の時、タレ込みを受け現場に駆けつけたハナ達と、マッコーリー一味は、壮絶な銃撃戦を繰り広げるのだった……。
≪感想≫
大好き二大俳優、アル・パチーノとロバート・デ・ニーロの共演作。
僕的に大好きな両巨頭。
ロバート・デ・ニーロは「タクシードライバー」「レッド・ライト」「リミットレス」等々。
アル・パチーノは「スケアクロウ」「セルピコ」「狼たちの午後」等々。
内容はともかく二人の華が半端なくってどれも素敵な出で立ちとなっておりました。
二人の共演作と言えば「ゴッドファーザー」シリーズですが、実は私、恥ずかしながら未見で。
昔、ちょこちょこ観たことはあるはずなんですが、あまりにも評判が良くって、
ハードルが高くなってしまっているんですよねぇ。
いずれ必ず!!
そして、本作の共演後に再度共演された「ボーダー」という作品。
僕も鑑賞したんですが、感想を読み直しても内容が全く思い出せない(苦笑)
ただ、二人の共演を楽しんだのは間違い無いようで。
二人ともとにかく渋くってカッコ良いんですよね。
どちらも好きなんですが、僕的にはアル・パチーノがすっごい魅力的でね。
なんども書きますが本当に華があって。
内容は置いといて、彼を見ているだけで元は取れると言うか。
損はしないと言うか。
そんな二人の共演作である本作をいざ!!
なるほど!!これまた二人のカッコ良さが際立った作品に仕上がっておりました。
刑事のアル・パチーノ。
ギャングのロバート・デ・ニーロ。
どちらもカリスマ的凄腕な奴で銃撃戦と頭脳戦を繰り広げてくれます。
中盤に二人が対峙してコーヒーを飲みながら会話をするシーンがあるんですが、
二人の男の美学的なものが見え隠れして震えましたよ。
先ほど、僕的にアル・パチーノに魅力を感じると書きましたが、
本作ではロバート・デ・ニーロ演じるニールがカッコ良かったな。
やっていることは極悪非道なんですが、とてもスマートでクール。
知的で確実に任務を遂行し危ないと思ったら引く時は引く。
かつ仲間思い、と言うか自分の信念に忠実に生きている感じがなんともカッコ良くってね。
ラストはああなってしまいましたが、彼にはなんだか幸せになって欲しいとさえ思っちゃいましたよ。
どちらかと言うと、アル・パチーノ演じるヴィンセント・ハナ刑事の方が泥臭くって、
熱い男に見えました。
こちらはこちらで、地道にニールを追い詰めていく感じが素敵でした。
仕事に追われて家族をおろそかにしているあたりも、いかにも昔気質の
仕事人間って感じが哀愁漂っていましたよ。
二人とも素晴らしいキャラクターでしたが、脇を固める方々も素敵な奴らでしたね。
ギャングチーム、刑事チーム、どちらもプロフェッショナルな感じで素晴らしかったです。
名前は覚えていませんが、それぞれがしっかりとキャラ立ちができていて、
カッコ良かったです。
この2チームの魅力が爆発するシーン。
クライマックスの長〜〜い銃撃戦!!
見応えたっぷりで、素晴らしかったですよ!!!!
このシーンだけでも、もう一回見たいくらい。
ド派手な爆発とかは無いんですがひたすら続く銃撃戦は緊張感が爆発していて◎。
緊張感が爆発と言えば最後の飛行場でのヴィンセントVSニール。
二人とも主役級で凄腕キャラクターなのでどっちが勝ってもおかしく無い状況。
しかも二人とも主観的に撮られているから、めちゃくちゃ緊張感があって。
手に汗握りながら観ておりました。
一つだけ苦言を呈するなら、最後の決着の付け方はちょっと物足りなかったな。
少し地味目に感じちゃってね。
もう少し、カッコ良く終わらせてくれても良かったかなって。
とにもかくにも。
素晴らしいガンアクションと二人の名俳優の共演に陶酔。
十分に堪能させていただきました!!
願わくばもう一度くらい共演してくれないかなぁ・・・なんて。
≪点数≫
8点
(18.11.04鑑賞)

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