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No.1568 『九龍の眼/クーロンズ・アイ』
No1568 『九龍の眼/クーロンズ・アイ』

1988年制作 香港
監督:ジャッキー・チェン

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
特捜隊のエースだったチェン刑事は、一本気な性格が災いして問題を起こすことが多く、交通課に回されていた。ある日彼女と訪れたショッピングセンターで爆弾を発見し、大騒ぎになる。犯人は不動産会社を脅迫して金を出させるのが目的だった。事件の発生を受け、チェンは特捜隊として復帰する。

≪感想≫
先日より鑑賞している大好きジャッキー・チェンの「ポリス・ストーリー」シリーズ第二弾。
1作目で香港アクション映画の素晴らしさを再認識させていただいた訳ですが。
さて2作目となる本作やいかに・・・。

いやっほい、やっぱりすっごいアクション映画に仕上がっておりましたよ!!

肝となるアクションについて。
相変わらずの「痛み」や「生」「リアル」感がびんびんに伝わってくるアクションの数々。
特にジャッキーが多勢にぶつかってカンフーを繰り広げるシーンは曲芸を見ているみたい。
流れるようにバトルを繰り広げていて、ほんと、死ぬほど練習したんだろうなぁって・・・。
定番であるエンドロールのNGアクションシーンは観ていて痛々しさがハンパない。

僕的に本シリーズはアクションシーンだけ観ているだけで幸せなんです(笑)
それぐらいアクションはカッコイイ!!!

前作のレビューでは書きませんでしたが、キャラも好印象。
例えば、ヒロインのメイ。
彼女はアクションも頑張っていて、好印象。
おとぼけ上司のアイツや警察署長のおぼっちゃまくんのコンビも楽しかったり。
ジャッキーの相棒っぽいアイツ(調べたらマースという役者さんでした)も
ジャッキー映画によく出ているよなぁなんて思ったり。
とにかく、懐かしい面々がたくさん観れて嬉しかったですよ。
前作の悪役も引き続き登場していましたが、こちらはコメディ担当で、
眼鏡パリン的な演出シーンには思わずクスリ。

あと、本作は敵キャラが魅力的だったな。
あの爆弾犯グループの4人組。
全員が動けてアクションがハンパない。
特にあの聾唖者の眼鏡君。
「アパアパ」としかしゃべれないが残虐で蹴り技も最強。
彼の連続蹴りシーンは秀逸でしたよ。

ストーリーについては前作に比べるとしっかりしていたように思います。
ただ、それがメチャクチャ見応えがあるかと言えばそうでもなかったり。
まぁ、ありきたりのお話っちゃあ、ありきたりかな(苦笑)
前作に比べるとストレスなく鑑賞できましたよ。

そんなこんなで。
ジャッキーアクション、香港アクション大爆発のシリーズ2作目。
これまた大満足のアクション映画に仕上がっておりましたよ!!
さぁ、次々!!

≪点数≫
  8点
                                           (18.11.27鑑賞)

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No.1567 『ポリス・ストーリー/香港国際警察』
No1567 『ポリス・ストーリー香港国際警察』

1985年制作 香港
監督:ジャッキー・チェン

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
香港国際警察・特捜隊のエースであるチェン刑事。彼の上司である隊長は、巨大麻薬シンジケートのボスの逮捕をずっと狙っていた。彼らが麻薬の取引を行うとの情報を得た特攻隊は逮捕に向け出動するが、一歩手前で気づかれ逃げられてしまう。しかしチェンの手柄でとうとう一味の逮捕に成功する。

≪感想≫
私とジャッキー。
ジャッキーのアクションを観て育ち、ジャッキーと共に歩んできたと言っても過言ではない私。
もちろん、ブルース・リーとかリー・リンチェイとか、ドニー・イェン兄貴とかも
大好きなんですが、リアルタイムで観ていたのはこのジャッキー・チェン。
本シリーズもそうだし、「〇〇拳」シリーズとか「プロジェクトA」等々。
たくさんのジャッキー映画を観て育ちました。

そんなジャッキーが2012年に「ライジング・ドラゴン」という作品で、
アクション映画は終わりとの売り出し文句があって、めちゃくちゃショックを
受けた記憶があります。
僕も、もちろん鑑賞して、すっごい楽ませてもらいました。

ただ、その後のジャッキーはあの謳い文句は何だったんだと思うくらい、
どんどんアクション映画を撮っていて・・・。
しまいには、「ポリス・ストーリー」の続編が公開されるという嬉しい誤算(苦笑)

と言うことで、一作目から観直してみることにしましたよ。

さてさて。

やっぱり大好きジャッキー・チェン!!!!

先にダメダメゾーンから。
まず、お話がメチャクチャ面白くない!!
展開や演出がすっごい雑で、よくわかんなくって。
場当たり的にお話が作られているんじゃないかって思うくらい。
昔、どこかで香港映画は台本が無い的な話を聞いたことがあって。
台本が作られると、すぐお話がパクられるから、撮影中にお話を作っていくらしくって。
本作もその部類に入るんじゃないかと思うくらい雑に感じましたよ。
例えば、中盤にジャッキーが警察署長を人質にとる件とか。
話がトントンと展開していく割にはワンシーン、ワンシーンが
長かったりと間延びしていて重く感じました。
キャラに関してもシリアスなのかコメディなのかよくわかんない。
ちょっと、ここら辺はイラっとしたりもしました。

実は作品的には結構ダメダメだった本作ですが・・・。

それでも、大好きジャッキー・チェン!!!!
先に書いたダメダメを軽く凌駕してくれたのが超絶アクションシーンの数々。
ジャッキーだけでなく色んなキャストの方々が体を張って大暴れ!!
本作のアクションって全体的に「痛み」が伴っていて。
「生身」感があるというか「リアル」感があるというか。
とりあえず観ていて「すっげー!!!!」の連続で。
ジャッキーはもちろんのこと、女性陣もすっごいがんばっていたし。
何より相手側(敵側)が頑張っていました。
体を張ったスタントの数々が見応えたっぷり。
本当に大満足で、CGが多様されたり、カメラワーク等の技術が進歩している
昨今には見られない、これぞ泥臭いアクションってな感じ。

とにもかくにも。
お話や展開にちょっとダメダメな部分が多かったですが、
それをかなり上回る楽しいアクションの数々。
やっぱりジャッキー・チェンのアクション映画に間違いは無い!!

あとね。
ジャッキー映画のお約束と言えばエンドロールのNGシーン。
これまた
「痛い!痛い!!痛い!!!」
の連続。
これがまた、先に見たアクションシーンに「リアル」さを吹き込む。

いやぁ~、ジャッキー映画最高!!
今のところ本シリーズは4作品出ているみたい。
新作の5作品目が上映されるまでに全部観れるかなぁ・・・。

≪点数≫
  9点
                                           (18.11.21鑑賞)

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No.1566 『のぼうの城』
No1566 『のぼうの城』

2011年制作 邦
監督:犬童 一心
    樋口 真嗣

≪キャッチコピー≫
『この男の奇策、
     とんでもないッ!』

≪ストーリー≫
天下統一を目指す豊臣秀吉は関東の雄・北条家に大軍を投じるも、その中には最後まで落ちなかった武州・忍城(おしじょう)と呼ばれる支城があった。その城には領民からでくのぼうをやゆした“のぼう様”と呼ばれ、誰も及ばぬ人気で人心を掌握する成田長親(野村萬斎)という城代がいた。秀吉は20,000の軍勢で攻撃を開始するが、将に求められる智も仁も勇もない、文字通りのでくのぼうのような男の長親は、その40分の1の軍勢で迎え討とうとする。

≪感想≫
原作は和田竜の人気歴史小説。
僕も小説は読みましたが、
う〜〜〜ん、まぁまぁまぁと言った感想。
何となく、主役ののぼう様に魅力を感じなかった印象。
映画化されているのは知っていたので、いずれ観なきゃと思い、
やっとこさ鑑賞することができましたよ。

さてさて。

う〜〜〜ん、やっぱりなんか違うなぁ・・・。

少し微妙な感想となりました。

まず、全体的なバランスが悪かった。
例えば、本作って意外にエグいシーンが多かったんです。
血みどろブッシャーもあったし、首チョンパもあったし。
村人たちや足軽たちが無残にも殺されるシーンも多々あって。
戦場という恐ろしさを描いていた部分もあってね。
ただね。
その緊張、緊迫した場面も、のぼう様たちのやりとりとか見ていたら、
一気に軽くなったんですよね。
主要キャストのやり取りはどこかエンタメ的で緊張感もなく、とても
軽くってね。
台詞回しも何だか現代風だったし。
それが、なんか戦場の重さを観て考えると、その軽やかさに腹が立ってね。
違うんだよなぁって・・・。

のぼう様のキャラクターについてもムムム。
う〜〜〜ん、何でしょう、そこまで切れ者に見えなかったんですよ。
めちゃくちゃ良い人で民に慕われるのは分かるんですが、上に立つものとしては
ちょっとなぁと言った感じで。
だって、なんだかんだで彼の行動は結構、色んな被害者を出しているんじゃないのかなぁって。
最終的には良い着地にはなったのかもしれませんが、決して彼の知略によるもんじゃないような
気がして。
そこまで、のぼう様がすごい事をやった様には見えなくって。
なんだかんだでのぼう様って我儘な部類に入るんじゃないかなって。
彼のした事で被害者は結構増えたんじゃないかなって。
やっぱりあまり魅力的なキャラクターではなかったです。

アクションに関してもなぁ・・・。
CGなのか何なのか分かんないですが、例えば、冒頭の水攻めシーンとか、
嘘くさくってリアリティが全くない。
それが、全然楽しめなくって。
個別のバトルシーンに関してもイマイチ迫力がなかったんですよね。
最近、「十三人の刺客」という大傑作を観たせいか、本作がどうしても、ちゃちく観えちゃって。

う〜〜〜ん、なんだかなぁ・・・。
全体的に乗り切れない作品に仕上がっていた本作。
主演の野村萬斎さんは動きのキレは良かったな。
さすが狂言師と言ったところか。
あとは、山田孝之くんも相変わらずの魅力だったな。
佐藤浩市さんも良かった。
あとは、まぁまぁまぁ。

全体的に物足りない一作になってしまったとさ・・・。
とほほ。

≪点数≫
  4点
                                           (18.11.18鑑賞)


こちら原作。
まぁまぁまぁ。

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No.1565 『トランスフォーマー』
No1565 『トランスフォーマー』

2007年制作 米
監督:マイケル・ベイ

≪キャッチコピー≫
『未知なる侵略は
     トランスフォーム<変身>から始まる!』

≪ストーリー≫
2003年、火星にビークル2号探知機を打ち上げるが、火星に到着後NASAとの交信が途絶えてしまう。その後、アメリカ、パリ、東京、さらにはアメリカ大統領の乗るエアフォース・ワンの機内など、世界中の至るところで同時期に奇妙な現象が起きる。人間たちは、それが地球上のあらゆるテクノロジーをスキャンする知能を持つ“金属生命体”のしわざだとは知らず……。

≪感想≫
子供たちに大人気「トランスフォーマー」シリーズを
今更ながら観てみようとのことで1作目から鑑賞。

僕とトランスフォーマー。
僕的にトランスフォーマーと言えば子供のころにやっていたアニメがド真ん中世代で。
友達んちにあるコンボイ総司令官のおもちゃで遊んでいた記憶が。
あと、ファミコンソフトにもなっていたような。
とにかく小さいころに遊んでいた懐かしい記憶が蘇ります。

そんなこんなで映画について・・・。

ドッカンバッカン、ド派手なアクション!!
これは映画館案件だ!!

本作の監督はマイケル・ベイというお方。
本シリーズもそうですが、とにかくド派手なアクションを撮る印象。
僕が観た中では「ミュータント・タートルズ」シリーズや
バッドボーイズ2バッド」がそうでした。

本作でも、そのド派手なアクションがいかんなく発揮されていて、
正直、何がどうなっているのか分かんないくらい(苦笑)

ロボットのアクションに関しても、色々と手の込んだ変身やアクションを
繰り広げているのですが、僕んちの小さな画面では何が何やら・・・。
すっごいガチャガチャガチャガチャしていて、かっこ良さげな効果音は
流れているんですが、ピンと来なくって。
メカ映像で言えば大好きマーベルの「アイアンマン」のメカ映像が
ちょうど良いカッコ良さなんだよなぁ。
ちょっと本作のメカメカはピンとこなかったのが残念です。

とほほほほ・・・。

キャラクターについても、メチャクチャ大味で、これまた誰が誰だか・・・。
子供のころ観ていたコンボイ総司令官も出てこず、本作ではオプティマスと言う
名前になっていましたよ。
味方チーム、敵チームと結構なロボキャラクターが出ていたんですが、
一体一体の区別が付きにくかった気がします。
僕的に印象が残っているのはオプティマスとダンブルビーくらいかな。
後は少し自信がないかなぁ。
人間チームのキャラも少しぼんやり気味。
主人公のシャイア・ラブーフ演じるサムやヒロインのミカエラあたりも
そこまで魅力的じゃなかったかな。
これまた僕的に印象に残っているのは、サムの両親が何気に
ほっこりしていて素敵な両親だったなぁ。
あとは、おデブの黒人ハッカーのアイツもいいコメディリリーフで
楽しい奴でした。

むむむ・・・。

とにもかくにもこのド派手なアクションは映画館で観てこそですね。
本シリーズはあと4作品か・・・。
どうしよう、でかい画面で観たいなぁ・・・。

≪点数≫
  5点
                                           (18.11.17鑑賞)


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No.1564 『ヴェノム』
No1564 『ヴェノム』

2018年制作 米
監督:ルーベン・フライシャー

≪キャッチコピー≫
『最も残虐な悪(ダークヒーロー)が誕生する。』

≪ストーリー≫
ジャーナリストのエディ・ブロック(トム・ハーディ)は、ライフ財団が人体実験を行っており、死者が出ているといううわさを聞きつける。正義感にかられ、真相を突き止めようと調査を始めた彼は被験者と接触したために、地球外生命体のシンビオートに寄生される。

≪感想≫
マーヴェルアメコミシリーズ最新作。

今回は「スパイダーマン3」のヴィランとして出ていたヴェノムを主役に
据えた作品。

僕的にアベンジャーズシリーズに参入するのかななんてワクワクしていたんですが
そうでもないみたい。

う〜〜〜ん、残念だなぁ・・・。

さてさて、本作について。

またもや楽しい作品が登場です!!
・・・でもなぁ・・・。

まずは良かったところ。
先に軽く内容をおさらい。
ジャーナリストのエディ・ブロックがシンビオートであるヴェノムに寄生されて
二心同体で悪をやっつけるっつーお話。

思い出したのが、日本の人気漫画の「寄生獣」。
あれも、地球外生命体が人間に規制するっつーお話でしたね。

おっと脱線。

良いところについて。
まずは、トム・ハーディー力爆発!!
マッドマックス 怒りのデス・ロード」の主役を演じていたトム・ハーディーが
今回は、一人でワイワイキャッキャと寄生されたヴェノムとやり取りをします。
バディムービーとしてとても楽しい作品に仕上がっていました。
ヴェノムもなかなか楽しいキャラクターでしたし。
後にダメダメな部分でも触れますが、基本的には良い奴で愛すべきキャラクターに
仕上がっていました。

アクションがやっぱりカッコよかった。
中盤のバイクアクションシーンとか、ヴェノム化したエディがバトルするシーンも
楽しかった。
ただ、正直ガチャガチャっとしていて分かんない部分もあったり(笑)
クライマックスのヴェノムVSライオットなんで正直、何がなんだか。
ただその勢いや良し!!
凄い事が繰り広げられている感がビンビンに伝わったので◎。
このシーンはもう一回観たいなぁって。

ここからは少し、ダメダメな部分。
お話、展開が雑すぎたように感じました。
地球を侵略しに来たはずのヴェノムがなんだかんだで地球を気に入り、
エディを気に入り、ついには地球を守るという展開。
正直、この流れがピンとこなくって。
なんで、ヴェノムは地球を気に入ったのか。
一応、ヴェノムは自分の星で「負け犬」だったんだ的なお話はありましたが、
そんなに詳しく描いていなかったので、イマイチ、ヴェノムに肩入れが
できなかったんですよね。
そこは続編以降で細かい部分の描きこみを期待という事で。

あとは、もう少しエディとヴェノムが仲良くなる過程を描いて欲しかったな。
とか。

アクションももう少し描いて欲しかったな。
とか。

敵キャラのライオットのビジュアルがヴェノムとそっくりだったので、もう少し、
他のパターンも見たかったな。
とか。

結構数え上げればキリがなかったりね(苦笑)

あと、マーベル映画お約束のエンドクレジット後のおまけ。
今回は、スパーダーマンのアニメが流れていたんですが、あれ、なんだ???
通常なら、その作品の続編だったりとかを匂わすシーンだったりしたイメージがあるのですが、
今回はヴェノムと全く関係なくないかい??
ちょっと最後の最後で
「???」
でしたよ。

そんなこんなで。
苦言を色々と呈してしまいましたが、全体的には楽しかったです。
バディムービーとしても楽しかったし、アクションシーンも楽しかった。
なんだかんだでニューヒーローのヴェノムも魅力的だったし。

きっと、本作もシリーズ化されるでしょうし、また新しいアメコミヒーローが
誕生したかと思うとワクワクが止まりません。

アメコミ映画はやっぱり最高です!!!!

≪点数≫
  7点
                                           (18.11.16鑑賞)
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No.1563 『イコライザー2』
No1563 『イコライザー2』

2018年制作 米
監督:アントワーン・フークア

≪キャッチコピー≫
『19秒で世の不正を完全抹消する[仕事]請負人』

≪ストーリー≫
表向きはタクシー運転手として働くマッコール(デンゼル・ワシントン)は、CIA時代の上官で親友のスーザン(メリッサ・レオ)が何者かに殺害されことを知る。独自に捜査を進める彼は、スーザンが死の直前まで手掛けていた任務の真相に近づき危険にさらされる。その手口からCIAの関与が浮かび上がり、敵はマッコールと同じ特殊訓練を受けていることが判明する。

≪感想≫
大好きデンゼル・ワシントン主演「イコライザー」シリーズ第二弾!!

前作でデンゼル・ワシントン演じる元CIAで凄腕マシーンのロバート・マッコールが
バッタバッタと悪い奴をやっつけるのがすっごい楽しくってぜひシリーズ化をと
熱望していた私。
やはり、周りの評価も高かったようで、シリーズ化されることに。

期待に胸躍らせて、劇場で鑑賞してきましたよ。

さてさて・・・。

やっぱり最高、ロバート・マッコール!!!!
これからもシリーズとしてどんどん続けてほしいっす!!!!

ロバート・マッコールというキャラに酔いしれる。
勧善懲悪、完全無欠のマッコール氏。
本作では、弱きを見つけては陰ながら悪をやっつけるという、
必殺仕事人的なポジション。
冒頭の少女誘拐を陰ながら助けたり、近所に住む悪ガキを更生させるために
ギャングのアジトに乗り込んだり、マッコール氏はタクシー的な乗り物の
運転手をしているんですが、たまたま乗せた女性客が強姦されたことに気づき、
悪たれ集団に成敗したりと暗躍します。

このマッコール氏、完全無欠で無敵感が半端ない!!
敵をバッタバッタとなぎ倒していくんですが、これがまた容赦なくって
素晴らしくスカッとするんです。
何でしょう、負けるわけないと思わせるような強さなので、あとは、どう成敗するのかを
楽しめばいい的な鑑賞方法でね。

ただ、その中にもしっかりと緊張感は映し出されていて。
例えば、中盤の車の中でのアクションシーン。
運転しながら乗客を装った客との殺し合いのシーンは素晴らしく
ハラハラドキドキしました!!
基本的にマッコール氏の一挙手一投足が見逃せなくって。
さりげなく敵を追い詰めるくだりとか最高。
例えば、中盤の真犯人を見破って家にまで訪問し追い詰める件からの
宣戦布告シーン。
決して派手なアクションではないんですが、静なる怖さを纏っていて
心鷲掴みにされた気分。
カッコ良かったっす!!

クライマックスの嵐の中のバトルシーンも良かったな。
前作ではホームセンター的なところでそこにある商品を駆使してのバトルが
ありましたが(あれも最高だったなぁ・・・。)、本作の自然環境を駆使して
一人ずつ完膚なきまでに叩きのめすあたり、シビれましたよ。

本作の敵キャラについて。
ネタバレしますが本作の敵の正体はマッコールの昔の仲間たち。
情もへったくれもなくただ、任務を遂行する。
マッコール張りの強さもあって、見応えたっぷり。
ただ、もう少し活躍させても良かったかな。
マッコール氏との力の差がありすぎてね。
それはそれで少し物足りなく感じた部分もありましたよ。

先に書きましたがアクションシーンも最高。
デンゼル・ワシントンの年齢もあるのか確かに派手な動きはないんです。
ただ、その「強さ」はしっかりを描き出されていて。
躊躇なく手足をバキッとやっちゃうあたりとか、ナイフでスッパスパと
切り刻むあたりとか。
首をグリンってひねり上げるアクションとかね。
しっかりと「痛み」も描かれている辺りは監督の手腕もあるのでしょう。

そんなこんなで。
前作に引き続き大好きロバート・マッコール力の大爆発!!!!
大大大満足のシリーズ最新作となっておりましたよ。
この調子で3・4と続けてほしいなぁ・・・。

調べてみるとデンゼル・ワシントンはシリーズ物の出演は本作が
初めてなんですって。
彼自身もロバート・マッコールを気に入ってくれているのかな。
それならやっぱり、これからも新作を撮ってほしいなぁ・・・。

楽しみにしています!!!!

≪点数≫
  9点
                                           (18.11.09鑑賞)
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No.1562 『ヒート』
No1562 『ヒート』

2016年制作 中/香港
監督:マイケル・マン

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
犯罪のプロフェッショナル、ニール・マッコーリーは、クリス、チェリト等と現金輸送車を襲い有価証券を奪う。捜査にあたるロス市警のヴィンセント・ハナは、少ない手掛かりから次第にマッコーリー達へ近づいていく。マッコーリーは本屋の店員イーディと出逢い、次の銀行強盗を最後に堅気の暮らしに入ろうと決意していた。やがて決行の時、タレ込みを受け現場に駆けつけたハナ達と、マッコーリー一味は、壮絶な銃撃戦を繰り広げるのだった……。

≪感想≫
大好き二大俳優、アル・パチーノとロバート・デ・ニーロの共演作。

僕的に大好きな両巨頭。
ロバート・デ・ニーロは「タクシードライバー」「レッド・ライト」「リミットレス」等々。
アル・パチーノは「スケアクロウ」「セルピコ」「狼たちの午後」等々。
内容はともかく二人の華が半端なくってどれも素敵な出で立ちとなっておりました。
二人の共演作と言えば「ゴッドファーザー」シリーズですが、実は私、恥ずかしながら未見で。
昔、ちょこちょこ観たことはあるはずなんですが、あまりにも評判が良くって、
ハードルが高くなってしまっているんですよねぇ。

いずれ必ず!!

そして、本作の共演後に再度共演された「ボーダー」という作品。
僕も鑑賞したんですが、感想を読み直しても内容が全く思い出せない(苦笑)
ただ、二人の共演を楽しんだのは間違い無いようで。

二人ともとにかく渋くってカッコ良いんですよね。
どちらも好きなんですが、僕的にはアル・パチーノがすっごい魅力的でね。
なんども書きますが本当に華があって。
内容は置いといて、彼を見ているだけで元は取れると言うか。
損はしないと言うか。

そんな二人の共演作である本作をいざ!!

なるほど!!これまた二人のカッコ良さが際立った作品に仕上がっておりました。

刑事のアル・パチーノ。
ギャングのロバート・デ・ニーロ。
どちらもカリスマ的凄腕な奴で銃撃戦と頭脳戦を繰り広げてくれます。
中盤に二人が対峙してコーヒーを飲みながら会話をするシーンがあるんですが、
二人の男の美学的なものが見え隠れして震えましたよ。

先ほど、僕的にアル・パチーノに魅力を感じると書きましたが、
本作ではロバート・デ・ニーロ演じるニールがカッコ良かったな。
やっていることは極悪非道なんですが、とてもスマートでクール。
知的で確実に任務を遂行し危ないと思ったら引く時は引く。
かつ仲間思い、と言うか自分の信念に忠実に生きている感じがなんともカッコ良くってね。
ラストはああなってしまいましたが、彼にはなんだか幸せになって欲しいとさえ思っちゃいましたよ。

どちらかと言うと、アル・パチーノ演じるヴィンセント・ハナ刑事の方が泥臭くって、
熱い男に見えました。
こちらはこちらで、地道にニールを追い詰めていく感じが素敵でした。
仕事に追われて家族をおろそかにしているあたりも、いかにも昔気質の
仕事人間って感じが哀愁漂っていましたよ。

二人とも素晴らしいキャラクターでしたが、脇を固める方々も素敵な奴らでしたね。
ギャングチーム、刑事チーム、どちらもプロフェッショナルな感じで素晴らしかったです。
名前は覚えていませんが、それぞれがしっかりとキャラ立ちができていて、
カッコ良かったです。

この2チームの魅力が爆発するシーン。
クライマックスの長〜〜い銃撃戦!!
見応えたっぷりで、素晴らしかったですよ!!!!
このシーンだけでも、もう一回見たいくらい。
ド派手な爆発とかは無いんですがひたすら続く銃撃戦は緊張感が爆発していて◎。
緊張感が爆発と言えば最後の飛行場でのヴィンセントVSニール。
二人とも主役級で凄腕キャラクターなのでどっちが勝ってもおかしく無い状況。
しかも二人とも主観的に撮られているから、めちゃくちゃ緊張感があって。
手に汗握りながら観ておりました。

一つだけ苦言を呈するなら、最後の決着の付け方はちょっと物足りなかったな。
少し地味目に感じちゃってね。
もう少し、カッコ良く終わらせてくれても良かったかなって。

とにもかくにも。
素晴らしいガンアクションと二人の名俳優の共演に陶酔。
十分に堪能させていただきました!!
願わくばもう一度くらい共演してくれないかなぁ・・・なんて。

≪点数≫
  8点
                                           (18.11.04鑑賞)

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No.1561 『十三人の刺客』
No1561 『十三人の刺客』

2010年制作 邦
監督:三池 崇史

≪キャッチコピー≫
『命を、燃やせ。』

≪ストーリー≫
幕府の権力をわが物にするため、罪なき民衆に不条理な殺りくを繰り返す暴君・松平斉韶(稲垣吾郎)を暗殺するため、島田新左衛門(役所広司)の下に13人の刺客が集結する。斉韶のもとには新左衛門のかつての同門・鬼頭半兵衛(市村正親)ら総勢300人超の武士が鉄壁の布陣を敷いていたが、新左衛門には秘策があった。

≪感想≫
超ド級のエンタメ時代劇の誕生!!

監督は「クローズZERO」シリーズや「悪の経典」「藁の楯」等々の
三池崇史監督。
本作は1960年代に作られた作品のリメイク。
小説にもなっているのかな。
とりあえずとっても有名な作品のようで。
そんな有名時代劇をリメイクされた本作はいかに・・・。

いやぁ、本当に素晴らしかったです!!!!
エネルギーがほとばしっていて、観ているこっちは力入りまくりで
観終わったあと、ちょっとぐったりしましたよ(苦笑)

う〜〜ん、なんでしょう。
僕が子供のころにばあちゃんとよく観ていた時代劇。
例えば「水戸黄門」とか「暴れん坊将軍」とか。
それらの楽しい部分、良い部分を抽出して映画バージョンにきっちりと作り上げたっつー感じ。
正義が悪をやっつけるところとか。
殺陣の派手さとか。
とにかく分かりやすく。
とにかくカッコよく。
エンタメ性をメガ盛りに。

良い所はたっくさん。
一番の見所は何と言っても、クライマックスのチャンバラシーン。
冒頭にも書きましたがこれぞ超ド級のエンタメアクションシーン!!
本作の売りは十三人VS二百人越えのバトル。
終盤4,50分のアクションシーンは本当に見ごたえたっぷりでした。
序盤は団体戦というか戦略で戦うシーン。
爆薬を使ったり弓矢を使ったりいろんな仕掛けを使って敵を削っていく。
そして終盤は小細工なしのチャンバラシーン。
一人一人の見せ場を作っていて本当に手に汗握るアクションシーンでしたよ。

キャラについて。
本作はタイトルにもある通り十三人の男たちが出て来ます。
最初の方は正直、映像がぼんやり暗かったり、あまり粒立てて紹介をしなかったので、
誰が誰だか分からなかったりもしたんです。
ただね・・・。
先に書きましたクライマックスのバトルシーン。
ここで、一人一人の生き様、死に様を観せてくれるんです。
ここで、
「おぉ!!この俳優さんも出てたんだね。」
とか
「なるほど、こいつはあの俳優さんだったんだ!!」
とか、キャラにどんどん彩が付いてきて、とんでもなくカッコよかったっす!!
何人かのキャラを書きますと、まずは山田孝之さんは相変わらずカッコ良かったなぁ。
あとは、高岡蒼甫、六角精児、古田新田あたりも良かった。
殺陣で言うと伊原剛志、松方弘樹は素晴らしかったです。
特に松方弘樹さんの殺陣は別格だったなぁ・・・。
華があるし殺陣に関しても手馴れていて本当に負ける気がしなかったですもんね。
あとね・・・。
もう一人重要なキャラクターが。
それは本作のヴィランである松平 斉韶。
こいつが悪くって悪くって。
演じたのは元SMAPの稲垣吾郎さん。
これがまためちゃくちゃマッチしていたんですよね。
綺麗な顔で、自分の考え、生き方を疑う事もなく生き抜いていく。
最後の最後に人間らしさを見せるも基本的には松平 斉韶は松平 斉韶。
当たり前のように自らの意思を語り、民を虐げていく。
この悪魔のような所業を国民的アイドルのSMAP、しかもその中でも一番
ふわっとしたな存在、稲垣吾郎さんが演じる。
キャラ的にはめちゃくちゃ嫌いなんですが、俳優さんとしてはめちゃくちゃ
ファンになりました!!

素晴らしいキャラクターの面々。
素晴らしいアクションシーンの数々。
本当に素晴らしい時代劇に出会ってしまいました。

もちろん
「んん??」
と思ったところもあったんです。
一番引っかかったのが、伊勢谷友介さん演じる小弥太。
彼のキャラクターはコメディリリーフで活躍もするしすっごい魅力的な
キャラクターだったんです。
ただね・・・。
最後のあの扱いはいくら何でもおかしくないかい??
喉元に小刀がぶっ刺さっているのに死んでいない、しかもピンピンしているってねぇ・・・。
僕の中では最後のあのシーンは新六郎が見た幻影なんじゃないかと思っています。
正直、このシーンには
「最後の最後でこんな事しないでくれよ!!」
って思っちゃいましたよ。

そんなこんなで。
引っ掛かりが無いとは言えませんですが、とんでもなく素晴らしい作品。
しっかりとしたお話、流れ、そしてアクション。
観たい時代劇をしっかりと観せてもらいました!!!!
大満足の一作です!!!!

≪点数≫
  9点
                                           (18.11.03鑑賞)

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No.1560 『マーズ・アタック』
No1560 『マーズ・アタック』

1996年制作 米
監督:ティム・バートン

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
ハッブル宇宙望遠鏡が、円盤の大編隊を確認! 慌てたデイル大統領は、スタッフを召集。友好的だと判明すると、ネバダ州の砂漠でついに火星人と対面することに。世紀の瞬間をテレビ中継で見守る人々。だが火星人はレーザー兵器で人々を虐殺し始めた!

≪感想≫
ティム・バートン監督の宇宙人侵略作品。

ティム・バートン監督といえば、「アリス・イン・ワンダーランド」シリーズ等々
奇妙なルックのキャラクターが出てきてワイワイと楽しいという印象。

本作ももれなくキテレツな楽しい作品に仕上がっておりました。

まずキャラクターのルックが最高!!
本作では火星人が地球にやってくるというお話ですが、この火星人のフォルムが
とっても珍妙でね。
観ていてとっても楽しかったです。
それでいて性格も最高。
めちゃくちゃクレイジーで残虐。
地球人を有無を言わさず殺戮していきます。
愛嬌あるルックなんだけど少しカッコ良さもある。
武器とかもちゃちいんですが、なんか欲しくなるあの感じ。
本当に素敵なキャラクターでした。

あとね、本作は豪華キャストも売りにしていて。
その割に、主役は火星人なもんだから、ザックザックと殺されていくんですよね。
マイケルJフォックスとか、ピアーズ・ブロスナン、ダニー・デビート辺りの扱いも
雑で笑えましたよ。
主題歌を歌っているトム・ジョーンズも良かった。
彼が歌う主題歌のタイトルは「よくあることさ」なんですって(笑)
ふふふ・・・。

お話やオチもあっけなくってこれってB級映画になるのかなと思えるくらい、
雑で楽しいお話でしたよ。

とにかく楽しくってワチャワチャした本作。
もっと火星人たちのアタックを観ていたかったです!!

≪点数≫
  7点
                                           (18.11.03鑑賞)

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No.1559 『ビジランテ』
No1559 『ビジランテ』

2017年制作 邦
監督:入江 悠

≪キャッチコピー≫
『容赦しない
     運命が暴れ出す』

≪ストーリー≫
閉鎖的な地方都市で、三兄弟の次男・二郎(鈴木浩介)は市議会議員を務め、三男・三郎(桐谷健太)はデリヘルで雇われ店長をしており、彼らは全く異なる世界で生きていた。ある日父親が他界し、行方をくらませていた長男・一郎(大森南朋)が30年ぶりに帰郷する。一郎は、遺産は自分のものだと主張するが……。

≪感想≫
大好き「SR サイタマノラッパー」シリーズの入江悠監督作品。
「SR 〜」で一躍有名人になった入江監督。
その後も「ジョーカー・ゲーム」「22年目の告白 -私が殺人犯です-」等々も撮っていますね。
僕ももちろん鑑賞。
「SR 〜」は本当に好きなシリーズです。
そういや、続編がないなぁ・・・。
撮ってくれないかなぁ・・・。

それでは本作について。

うわぁ、めちゃくちゃどろっとしていて痛くて重たい作品に仕上がっておりました。

世界観について。
場所は埼玉の田舎都市。
閉塞感漂うアンダーグラウンドな世界で映し出されるドロリとしたエゲツない光景。
出てくるやつらは悪い人ばっかり。
ヤクザまがいのやつらはもちろんのこと、政治家まで悪くって。
正直、こんなことは恐らく実社会では無いのでしょうが(無いと思いたい)、
ただそこに映る痛みや嫌らしさ歪な感情はとてもリアリティがあってね。
女性を物のように扱う男たち。
女性を武器にする政治家夫人。
ヤクザモンを使って暗躍する政治家たち。
アンダーグラウンドで生きるチンピラたち。
観ていてすっごい憎たらしくて痛々しくってモヤモヤする。
それこそ「SR 〜」3作目に出てくる悪い奴らを思い出しましたよ。

キャラで言うと、地元のチンピラを取りまとめているアイツ。
演じたのはラッパーの般若さん。
正直、めちゃくちゃ怖かったっす。
あの有無を言わせない感じとか。
暴力を何とも思わない感じとか。
現実離れしているんだけど、きっとこんな人っているよねっていう実在感は
本当に恐ろしかったです。

あと、主役級の3兄弟。
正直、彼らが心の奥底では何を考えていて、何を求めているのかは
分からなかったりしたんです。
薄ぼんやりとそれぞれの守りたいものが映っていて。
恐らく彼らも自分の感情が本当はどこにあるのか分かんないのかなぁって。
特に主役である進藤3兄弟の行動にはそんな気持ちが見えかくれ。
久しぶりに再会する長兄の存在。
そこから蘇る過去の記憶。

気持ちの整理がつかないままに流れていく様々な事柄。
自分が必要とするのは何なのか守りたいものは何なのか。
本作を観ていて思い出したのが、韓国映画で描かれるドロッとした人間模様。
スタイリッシュでもなくスマートでもなく泥臭い世界。
救いが無いんだけどどこか心打たれる感覚。
二度と観たく無いんだけど心に刺さる感覚。

日本映画でこんな感覚になったのは久しぶりかも・・・。

物語の着地もそう。

決してハッピーエンドではない終わり方。
きっとこれからも彼らの社会は腐敗したまんまだろう。
そして、僕らが生きるこの社会もここまでとは言わないが、こういう腐った事って
少なからずあるんだろうなぁとゾッとしました。

とにもかくにも。
感想を上手く伝えることはできませんでしたが、とてもズシリと来る良作でした。
おススメはできませんが、観る方は覚悟して観てくださいね。

≪点数≫
  8点
                                           (18.10.28鑑賞)

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No.1558 『羊の木』
No1558 『羊の木』

2017年制作 邦
監督:吉田 大八

≪キャッチコピー≫
『信じるか
    疑うか』

≪ストーリー≫
刑期を終えた元受刑者を自治体が受け入れる新仮釈放制度により、閑散とした港町・魚深市に男女6人が移住してくる。市役所職員の月末一(錦戸亮)は彼らの受け入れ担当を命じられるが、移住者たちの過去を住民たちに知られてはならないという決まりがあった。やがて、全員に殺人歴がある犯罪者を受け入れた町と人々の日常に、少しずつ狂いが生じていき……。

≪感想≫
桐島、部活やめるってよ」「紙の月」「美しい星」等々の吉田大八監督作品。
上記の作品は原作小説があるお話でしたが、本作も
漫画が原作なのかな。

罪を犯して刑務所から出てきた元犯罪者が仮釈放して過疎化されている街に
住むっつーお話。

なんとも、良いお話のようで危ういお話でした。
さてさて。

むむむ・・・。
そもそもこのシステムについて引っかかる部分があって。
人を殺めた元犯罪者が新たなる道を模索するために、どこかの田舎町に移り住む。
それ自体はとても良い事だと思うんです。

ただ、例えば最低限の方々には話しておかないといけないんじゃないかなって。
例えば、受け入れ先の職場だったりとか。
だって、恐らく犯罪を犯した人ってやっぱり社会に溶け込んでいく、それこそ再生していく事って、
一人ではできないような気がするんですよね。
どうしても支え合って生きていかないといけないような気がするんです。

それを本作では個人の頑張りで穏便に過ごさせてあげる形で、再生をさせようとしていて。
そんなことができるならそもそも犯罪なんて起こさないような気がしたり。

なんとなく本作に出てくる元犯罪者の人たちって、めちゃくちゃ凶悪犯というわけではなく、
ちょっとしたきっかけで殺してしまった的な人もいたんですよね。

そういうのってやっぱり他者とのコミュニケーションの取り方や、不意に訪れるハプニングが
きっかけだったりする訳で。

それなら、受け入れ先の人たちと二人三脚、三人四脚とやっていかないと難しいんじゃないのかなぁって。

あと、本作では6人の殺人者が出てくるんですが、彼ら彼女らって本当に罪を償ってきたのでしょうか。
例えば、漁港で働く事になったチンピラの杉山。
例えば、運送屋さんで働く事になった宮越。
この二人に関してはちょっと反省しているようには見えなくって。
他にも、理髪店の福元や清掃業の栗本。
この二人に関してはコミュニケーション力があまりにもないため、やっぱり
不穏な人物像でね。
極め付けは、旦那さんを殺してしまった女性、太田。
彼女に関しては、旦那さんを殺してしまったのは、性癖からくるもの的なお話をしていました。
そもそも彼女は殺すつもりもなかった、愛するが故の行動だ的な描き方をしていたので、
彼女自身は旦那さんを殺してしまったという罪の意識はないんじゃないのかなって。
ちょっとモヤモヤっとね。

むむむ・・・なんでしょう、この罪人たちの社会での立ち位置とかが、
すごいグラグラしていて、僕的にはずーーっと不穏な空気を感じていたんですよね。
先のシステムの問題に戻っちゃいますが、そんな奴らが、こういう形で社会に
復帰させることが果たして良いことなのか??

むむむ・・・。
なかなか、言いたいことがまとまんないなぁ。

最終的には、やっぱり罪を犯してしまう人間が現れます。
特に最後にまた罪を犯してしまう宮越は感情の起伏もほとんどないサイコパス的な存在。
序盤、中盤までは、この元犯罪者たちがどうやって社会に溶け込んでいくのかという
お話で、どう着地をするのか楽しみにしていたんですが、終盤の宮越の流れは
ちょっと毛色が変わっていて。
サスペンス的な感じに落ち着いて、この展開にはちょっと
「んん??」
ってちょっと肩透かしだったかな。

う〜〜〜ん。
色々と考えさせられる良作だったと感じるのが、ちょっと上手くまとめることができなくって。
鑑賞した方と少しお話がしたいなぁ・・・。

≪点数≫
  6点
                                           (18.10.27鑑賞)

こちら原作。
興味あります。

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No.1557 『マンハント』
No1557 『マンハント』

2017年制作 中
監督:ジョン・ウー

≪キャッチコピー≫
『追う者、逃げる者、魂の出会い。』

≪ストーリー≫
国際弁護士のドゥ・チウ(チャン・ハンユー)は、気が付くと女の死体が横にあり、身に覚えのない殺人事件の容疑者に仕立て上げられたことに気付く。逃亡を図ったチウを追う敏腕刑事・矢村(福山雅治)は捜査を進めるにつれ事件に違和感を覚えるようになる。やがて二人の間に信頼が生まれ、彼らは共に真相を追うが……。

≪感想≫
中国アクション映画の巨匠、ジョン・ウー監督作品。
監督が日本を舞台に、そして福山雅治を主演に据えアクション映画を!!
そんな制作発表がされた時、
「おぉ!!なんて楽しそうな映画が!!」
なんて思ったものです。

ジョン・ウー監督の作品は
三国志の赤壁の戦いを描いた「レッド・クリフ」二部作や
ミッション:インポッシブル2」あたりを観賞。
どちらもドッカンバッカンのアクションがあったような・・・。

さてさて。

いろいろと引っかかりの多い作品に仕上がっておりました・・・。

まずストーリー展開がとんでもなく雑。
よくわからないまま展開していくので、正直、観ながらずーーっと
「???」って感じ。

キャラも雑。
例えば警察が無能すぎるとか。
例えば主人公のドゥ・チウが弁護士なのにめちゃくちゃハイスペックとか。
だって、弁護士がカーアクションをこなしたりバトルアクションをこなしたり、刑事の矢村(福山 雅治)を
やっつけたりするんですもん。
それで言えば、出てくる奴らが一般人のくせにやたらと強い問題もありました。
ヒロインっぽい女性も一般人なのに猟銃を使ってガンアクションを繰り広げる辺り、
いくらなんでも感があったり。
あと、新人刑事の百田(桜庭ななみさん)の行動や表情がとんでもなく違和感があったり。

ただね、そんな変な設定も中国アクション映画と考えれば、これはこれで楽しかったのかなと。

正直、出演者も日本人多数、舞台も日本という事で、どこか邦画扱い、それこそ
厳しめに観てしまった部分もあるんですよね。

それを視点を変えて、日本リスペクトのジョン・ウー監督がいろんなオマージュを使い、撮ってくれたと考えると
ありがたかったのかなぁと、いまさらながら思ったりもするんですよね。

思い返すと楽しかった部分もあったりするもん。

例えばキャラ的には女性殺し屋コンビのちょっと体格が良いあいつ。
ルックも逞しく、良い感じで動けてすごい素敵なキャラクターでした。
後に知ったのですが彼女はジョン・ウー監督の実の娘さんなんですって。
へぇーへぇーへぇー・・・。

福山さんとチャン・ハンユーのバディアクションもスタイリッシュで見応えあったし。
ただ、チャン・ハンユーについてはソロアクションはちょっと物足りなかったな。
冒頭の地下鉄線路を走って逃げるシーンの走り姿が少しダサかったんですよね(苦笑)
その点、福山さんのアクションはやっぱりカッコ良かったなぁ。
もっとアクション映画に出たら良いのに。

そんなこんなで。
観ているときはすっごい「???」で「おいおい、そりゃないぜ」な作品でしたが、
こうやって思い返すとまぁ許せる作品だったのかなと。

ってな訳で5点!!

≪点数≫
  5点
                                           (18.10.26鑑賞)

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No.1556 『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』
No1556 『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』

2017年制作 米
監督:ジェイク・カスダン

≪キャッチコピー≫
『4人の高校生を吸い込んだゲーム[異世界]
その名は…
   ジュマンジ』

≪ストーリー≫
高校の地下室で居残りを命じられた4人の少年少女は、そこでジュマンジという古いビデオゲームを見つける。プレイしようとキャラクターをチョイスした瞬間、彼らは選んだ人物に変身し、ゲーム内の世界であるジャングルへと移動してしまう。現実とは全く違うキャラクターになった彼らは、カバ、ジャガー、ゾウ、サイの群れなど、次から次へ野生動物と遭遇。危険にさらされながら、何とかゲームをクリアして現実世界に戻ろうとするが……。

≪感想≫
昨日鑑賞した「ジュマンジ」のリメイク作品。

主演は大好きロック様!!
実はこれを観たいがために前作を鑑賞。
前作はリアルタイムで観た方が良かったんですが、今観ても、
それなりに楽しめた印象があります。

そんなこんなで本作。

いや、最高に楽しい作品に仕上がっておりました!!
現在(いま)観て楽しい仕上がり。

例えば、前作はボードゲームの中で起こっていることが現実に起こるというお話でしたが、
本作はそれがテレビゲームに変わっていて。
テレビゲームの世界に吸い込まれてゲームをクリアしたら現実世界に戻れるっつー設定。
これは、とても良い改変だったかと思います。
だって、イマドキボードゲームはキャッチーじゃないですもんね。

あと、ジャンルの違う高校生4名が偶然集まって、力を合わせてゲームに取り組むっつーお話も
また良かったな。

何でしょう。
ゲームの中に入る的なお話でいうと以前観た「ピクセル」とか「レディ・プレイヤー1」を
思い出したり。
高校生のワイワイキャッキャで言うと以前観た「パワー・レンジャー」とか「クロニクル」を思い出したり。
とにかく本作はお話が凄いキャッチーですっごい良かったです。

良かったところ。
世界観がとっても楽しかった。
本作はゲームの中に入り込むっつーお話で。
僕もゲームっ子だったのでファミコンからスーファミ、ゲームボーイにセガサターン、
プレステにプレステ2と色々とやってきました。
本作のゲームシステムはファミコンぐらいのちゃちいやつでしたが、
それがとっても楽しくってね。

色んな設定や色んなシチュエーションとか、観ていて、
「あぁ、これがゲームとして考えると・・・。」
とか
「あぁ、ゲームっぽいなぁ・・・。」
なんて思いながらとっても楽しみながら鑑賞していましたよ。
ライフは3つまでとかの設定とかも上手く活きていて、楽しかったです。

アクションやらルックやらは既視感バリバリでしたが、そこはまぁまぁまぁ。
ハードルは悠々に超えていて。
もちろん、でかい画面で観たかったのもありましたが、現在のCG技術は
優れているので通常の画面でも楽しく観ることができました。

あとねぇ。

本作の何が良かったって、お話がとっても良かったんです。
主人公たちの友情やら成長をしっかりと描いてくれていてね。
物語の着地に関しては前作もとても好きだったんですが、それを超えて、
本作のクライマックスからのエンディングはとても素敵でした。
正直、ジンとしてしまいましたもんね。
前作は、ロビン・ウィリアムズ演じる主人公の時代に戻って、連れ立った少年少女は
記憶まで消えてしまっていたのですが、本作はそれぞれがゲームを始めた部分に戻っていて、
かつゲームで過ごした日々も覚えていて。

あの、20年もの間、ゲームの世界に入ってしまったアレックスとの再会シーンは
ホロリと落涙。
本当に良いシーンでしたよ。

音楽についても少し。
本作のエンディングテーマはガンズ・アンド・ローゼスの「Welcome to the Jungle」。
僕の実の兄貴がガンズの大ファンで。
この「Welcome to the Jungle」はリアルタイムでメチャクチャ聴いていました。
かなり気分が上がりましたよ!!!!

そんなこんなで。

前作よりもメチャクチャ楽しめた本作。

現代風のアレンジが素晴らしかった。

キャラクターが素晴らしかった。

演者がこれまた素晴らしかった。

お話も言わずもがな素晴らしかった。

大大大満足の一作でした。

これなら、20年後ぐらいにその時代のゲームとかに合わせて再構築できそう。
楽しみに待っています!!!!

≪点数≫
  8点
                                           (18.10.20鑑賞)

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No.1555 『ジュマンジ』
No1555 『ジュマンジ』

1995年制作 米
監督:ジョー・ジョンストン

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
ボードに浮かび上がった指示通りの事が現実となってしまう呪われたゲーム“ジュマンジ”をめぐるパニック・ファンタジー。100年前に封印された奇妙なボードゲームを手に入れた少年アランは友だちのサリーとゲームを始める。だが、ボードのメッセージ通りの事が起きた上、アランはどこかに消えてしまった。それから26年後、売りに出されていた屋敷に移り住んできた幼い姉弟ジョディとピーターは屋根裏部屋でそのゲーム“ジュマンジ”を発見する……。

≪感想≫
ボードゲームで浮かび上がるお題が現実世界でもリアルに起こるというルールのゲーム「ジュマンジ」。
リアル人生ゲーム的な感じかな。

製作が1995年。
公開当時、僕もまだ子供で周りの友達やらが楽しい映画があるぜ的に
話していたのを覚えています。
なんとなく未見でしたが、実は最近、本作のリメイク作品が作られていて。
それが観たいがために、振り返りを兼ねていざ、鑑賞する事に。

さてさて。

映画館で観ていたらもっと面白かったかな。

本作ではサイやら象やら、そして自然災害的な映像が多々出てきます。
結構それが迫力あって良かったんですよね。
ここら辺はやっぱり大画面で観てこそかなぁと。
もったいないない。

見た目で言えば、僕的MVPは猿軍団。
あのいかにも悪そうな猿の顔・顔・顔。
観ていてワクワクしましたよ。

あと、少年ピーターが狼子供、猿子供的な変身をするんですが、
見た目が可愛らしかったな。

も一つ良かったのが、今は亡きロビン・ウイリアムズが観れたこと。
やっぱり彼の出る作品は一定の楽しさがありますね。
あと、女の子が出てくるんですが、どこかで見たことあんなぁと思ったら、
初期「スパイダーマン」シリーズのヒロインを演じたキルスティン・ダンストだったんですね。
へぇーへぇーへぇー・・・。

良かったのはこのぐらい。

おっともう一つ。
ストーリーについては、まぁまぁまぁ。
ツッコミどころはたくさんありますが、基本的に子供向けっぽいお話なので
そこは別に良いのかな。

ただ、物語の着地がとっても良かったです。
心がほっこりしましたよ。

そんなこんなで。
うーーん、全体的に平均的な作品といった印象。
リアルタイムの劇場で観たかったな。

新作に期待するべし!!

≪点数≫
  5点
                                           (18.10.20鑑賞)

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