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No.1553 『犯罪都市』
No1553 『犯罪都市』
2017年制作 韓国
監督:カン・ユンソン

≪キャッチコピー≫
『どいつもこいつも
      「悪党」ばかり』

≪ストーリー≫
刑事マ・ソクト(マ・ドンソク)は、街の平和を脅かす犯罪者を次々とたたきのめしていた。ある日、中国人のチャン・チェン(ユン・ゲサン)が率いる犯罪者集団が町にやってくる。悪事の限りを尽くす彼らを一網打尽にしようとするマ・ソクトだが、そこへチャン・チェンに縄張りを荒らされた韓国マフィアも絡んでくる。

≪感想≫
韓国映画。

以前観た、韓国ゾンビ映画の大傑作「新感染エクスプレス」に出演していた
マ・ドンソク主演のバイオレンス作品。

僕的に「新感染〜」で見たドンソク兄貴のマッチョ感・漢感がメチャクチャ
カッコ良くってね。
一気にファンになっちゃった訳ですが。

そんなドンソク兄貴の最新作。

本作でも兄貴っぷり大爆発。
これまた漢臭い良作に仕上がっておりました。

2000年代の韓国を舞台に繰り広げるヤクザ対警察。
韓国系ヤクザと中国系ヤクザ。
それを取り締まる警察部隊。

ちょっと北野武監督の「アウトレイジ」シリーズを思い出したり。

本作は暴力に特化した作品で。
この手のギャング、ヤクザ映画って拳銃バンバンのイメージも強いんですが、
本作は拳銃が一切出てこなくって。

拳一つ、あとはバットやら木材やら、ナイフやら斧やらでひたすらバトルを繰り広げるっつー感じ。
これがまた、韓国独特のえげつないバイオレンス描写と相まって、メチャクチャ
痛々しかったっす!!!!

鋼鉄ハンマーで手のひらをグシャッ。

ナイフを手のひらにブスッ。

手斧で手首をザクッ。

どれもこれもイタタタタ・・・。

殴り合いもスマートじゃなくってやさぐれ感満載のどつきあい。
何でしょう・・・良い意味で品がない感じ。
泥臭い感じのアクションシーンは見応えたっぷり。
すんごい楽しませてもらいましたよ。

最後のトイレでのタイマンバトルが良かった。
ドンソク兄貴のマッチョ感。
欲を言えばもっと圧倒的な強さが見たかった気もしますが、
これはこれで大満足でした。

ちょっと最近観た「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」のトイレでの三人バトルを
思い出したり・・・。

とにかくアクションシーンは不細工ながらも漢感が溢れていて
素晴らしかったです。

あとねぇ。

これまた韓国の良作にありがちなんだけど、キャラクターのルックが良いんですよね。
ドンソク兄貴のカッコ良さは置いといて。
まずは、中国系ヤクザ三人組。
ボスのチャン・チェン。
何でしょう、最初はそこまでカッコ良く見えなかったのに、だんだんその残虐性が見えてきて
キャラ立ちと共に華が出てきてね。
絶対的な悪党でなかなかの名悪役でした。
二人の弟分たちも良い味出していましたねぇ・・・。
特に坊主頭のアイツ。
良いキャラしてたなぁ。
この三人共、武力があってメチャクチャ強かったんですよね。
それも良かったなぁ。
なんだかんだで忘れられない三人組でしたよ。

ドンソク兄貴の警察チームも良かったな。
大した活躍とか見せ場がある訳じゃないんですけど、なぜか覚えている
部下たち。
やっぱり要所要所で良い味出してたんだろうなぁ。
どいつもこいつも、決してハンサムじゃないんだけど、本作の世界観に
見事にマッチしている感じ。

他にもヤクザ軍団のアイツやアイツ。
どいつもこいつも良い「顔」揃い。
素晴らしいキャラクター達でした。

そんなこんなで。

観たかった韓国映画を観せてもらった気分。
何やら続編製作も検討中とのこと。
なるほど!!「アウトレイジ」的に続けることもできそうだなぁ。
となると、ここから日本のヤクザも絡んできたりして・・・。
むむむ・・・楽しみ!!!!

≪点数≫
  8点
                                           (18.10.19鑑賞)

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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)