fc2ブログ
 
■プロフィール

ゆず豆

Author:ゆず豆
映画のレビューをつらつらと・・・。

■最新記事
■最新コメント
■最新トラックバック
■月別アーカイブ

■カテゴリ
■カウンター

■検索フォーム

■RSSリンクの表示
■リンク
■ブロとも申請フォーム
■QRコード

QR

No.1549 『イップ・マン 継承』
No1549 『イップ・マン 継承』

2016年制作 中/香港
監督:ウィルソン・イップ

≪キャッチコピー≫
『その拳が伝えるのは、愛』

≪ストーリー≫
武術家イップ・マン(ドニー・イェン)が、イギリス人ボクサーと死闘を繰り広げてから9年。妻や息子と静かな毎日を送ってきた彼は、都市開発を進める悪徳不動産業者が息子の通う小学校の土地を狙っているのを知る。強引に土地買収を行う不動産王とその手下から、小学校を守ろうとするイップ・マン。暴力も辞さない手下たちをけ散らしていく彼だったが、妻が病に倒れてしまう。愛する家族を守るべきか、自分たちが暮らす町のために戦うべきか、そのはざまで思い悩む彼は……。

≪感想≫
大好きドニー・イェン主演シリーズ・イップ・マンの3作目。
前作・前々作で大好きドニー兄貴の超絶アクションに大大大満足させてもらった本シリーズ。
我慢ならずに最後まで連投させていただきました。

さてさて。

いや、やっぱり大好きカンフー映画!そしてドニー兄貴!!

本作も最終作とあってアクションてんこ盛り。

1作目のVS空手。

2作目のVSボクシング。

そして本作は・・・。

VSムエタイやVSボクシング、そしてなんとVS詠春拳というまさかの同門対決まで。

他にも町のゴロツキ共(恐らく数十名)とのバトルもあったり。

いやぁーどれも素晴らしかったなぁ・・・。

まずはVSムエタイ。
このバトルも見ごたえたっぷり。
まず、エレベーターの中で鉢合わせ。
イップ・マン側には妻も居合わせて、彼女を守りながらのアクション。
そこからエレベーターに妻を残し階段を降りながらのバトル。
全てがカッコイイ!!
ムエタイ使いもめちゃくちゃ動けて素晴らしかったです!!
前作くらいから、イップ・マンもちょっと殴られたりしてそれがまたちょっとした
緊張感に繋がって良い感じでしたよ。

次にVSボクシング。
前作がそうでしたが、僕的にVSボクシングってあまり成り立たないんじゃないかなと思っていて。
だってイップ・マンは足技もなんなら関節技とかも使えるから、拳のみのボクシングでは
いくらなんでも感がちょっとあったんですよね。
ところがどっこい・・・。
本作のバトルする相手が・・・。
なんと、マイク・タイソンっすよ!!
獣感も半端なくって、圧力も半端ない。
こりゃ、イップ・マンでも勝てないぜ・・・なんて十分に思わせてくれる存在感でした。
言わずもがな動きも素晴らしかったです。
ただ、これは野暮な突っ込みかもしれませんが、お話的にタイソンはやっつけられなくちゃ
おかしいのに、なんとなく良い奴っぽく終わっていたのはちょっと苦笑い。
これって、きっとタイソンを無様に写すのはNGだったんでしょうね(苦笑)
まぁ、憶測ですが・・・。

最後にVS詠春拳。
クライマックスに置いていただけに、やっぱりこれが一番カッコ良かったです。
本作で登場した若手詠春拳使いのチョンもめちゃくちゃ動けて、最初は棍棒的なバトル。
そして小刀二刀流的なバトル。
最後は素手での拳法バトルと、さまざまな詠春拳を見れたのがとてもしびれました。
特に最後の、イップ・マンが眼潰しされてからの心眼を使ってのやっつけ方は
ぶるっと鳥肌が立つほどカッコ良かったっす!!

アクションについてはどれもこれも素晴らしくって、何回でも観たかったですよ。

ただ、ちょっとだけ物足りなかったのが、本作には荒くれイップ・マンが出てこなかったこと。
前作くらいから、イップ・マンの戦い方、所作がとってもスマートで、
相手を重んじながら戦っていて。

もちろん、これも観たかったイップ・マン、ドニー兄貴像なんですが、
1作目で見せたあの野獣的バトル。

日本軍兵10名戦で見せたあの暴力マシンもめちゃくちゃ素晴らしかったんですよね。

欲を言えば本作でもあのキレたイップ・マンも見たかったかな。

お話についてもしっかりできていました。
ただ、本シリーズはイップ・マンという実在の方のお話なんだけど、
恐らく9割方フィクションなんだろうな。
こんなにもドラマチックな展開はありえないでしょうから。
まぁそこら辺はエンタメ作品なのでまったく、気になりませんでした。

おっと、そうそう。
このイップ・マンというお方は、かのブルース・リーのお師匠さんとしても
有名で。

本作でも何度かブルース・リーが登場していました。

演じている俳優さんがめちゃくちゃ寄せにいった演技をしていたので、
ちょっとコントチックで微笑みながら観賞。

ただ、ブルース・リーのアクションシーンはカッコ良かったです。

そんなこんなで。

めちゃくちゃ楽しめた3部作。

どれもこれも最高のアクションと最高のドニー兄貴。
やっぱりカンフー映画はいつ観てもアガるなぁ・・・。

大満足のシリーズ3部作でした!!!!

≪点数≫
  9点
                                           (18.10.07鑑賞)

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
満足ならクリック!!

スポンサーサイト



映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)