2019-01-16 Wed

1982年制作 米
監督:ジョン・カーペンター
≪キャッチコピー≫
『 - 』
≪ストーリー≫
10万年前に地球に飛来した謎の巨大UFOを発見した南極観測隊のノルウェー基地が全滅。やがてノルウェー隊の犬を媒介にしてアメリカ基地に未知の生命体が侵入した。それは次々と形態を変えながら隊員たちに襲いかかる……。
≪感想≫
制作は1982年。
以前観た「未知との遭遇」もそうでしたが、本作もSF映画の
金字塔とも謳われる本作。
やっとの事で鑑賞させていただきましたよ。
なるほどとても良くできた作品でした。
南極観測隊の男たちが謎の生物「生き物」に襲われパニックになるっつーお話。
「生き物」は人間や動物に取り付き地球を侵略しようとしている宇宙からの生物だった・・・。
誰が取り憑かれているのか隊員たちは疑心暗鬼に陥る・・・。
良かったところは2つ。
1つ目。
本作に出てくるクリーチャーの造形がめちゃくちゃ良かった!!
製作されたのが1980年代なのに、フレッシュな造形。
映像が進化して、今では多種多様なクリーチャーが出てきていますが、本作のクリーチャーたちは
どれも新鮮でとても楽しめましたよ。
エイリアン的な感じもしないし。
オリジナリティ溢れる化け物どもでした。
ふと思い出したのが、人気漫画「ベルセルク」のベヘリットの気持ち悪いフェイスを
彷彿とさせていたような。
恐らく本作に影響を受けたんじゃないかなぁと思ったり。
とにかく本作に登場するクリーチャーたちは気持ち悪くって観ていてワクワクしました。
2つ目。
お話がとっても良かったです。
本作は誰が化け物に取り憑かれていて、誰が人間のままなのかをみんなが疑心暗鬼になってる
サスペンス的なお話で。
これが観ていてとっても緊張感があって良かったんですよね。
最後の最後までどいつが乗っ取られているかわかんなくって。
正直、今もわからないぐらい。
ネタバレになりますが、最後は二人だけ生き残っているんですが、こいつらは
二人とも人間のまんまなのか。
それとも誰かが乗っ取られているのか・・・。
僕的には二人とも人間説が濃厚なんだけどなぁ・・・。
どうなんでしょう。
そうそう。
中盤のみんなの血を採取して熱を近づけて化け物がどうかを調べるシーンは
緊張感があって良かったな。
ただ、化け物が発覚した時に他の調べられている奴らが椅子に繋がれっぱなしで
パニックになっているのは少し笑えましたが・・・。
とにかく、この最後までひたすら続く疑心暗鬼の感じがとっても良かったです。
そんな感じで。
たまには昔の名作と言われている作品を観るのも悪くない。
しかも、評判が良い作品は、いつの時代に観ても良い作品である事に間違いはなくって。
ただ欲を言えばリアルタイムで観たかったなぁ・・・。
≪点数≫
8点
(18.10.04鑑賞)

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