2018-12-31 Mon

2015年制作 インド
監督:S・S・ラージャマウリ
≪キャッチコピー≫
『 - 』
≪ストーリー≫
多数の兵士が、赤児を胸に抱いた老女を滝へと追い詰める。彼女は自分の命と引き換えに、その小さな命を救おうとする。村人に助けられて一命を取り留めた赤ん坊はシヴドゥと名付けられ、たくましい青年へと成長する。滝の上の世界に憧れを抱いた彼はある日、美貌の女性戦士アヴァンティカと運命の出会いを果たす。
≪感想≫
インド映画。
公開当時、結構話題になっていて、よく聞いたこのタイトル。
「バーフバリ!バーフバリ!!」
なんて掛け声をよく見たりよく聞いたりしていました。
ただ、調べてみると本作ってシリーズ物で2部作だったんですね。
どっちが人気だったんだろう・・・。
さてさて。
僕とインド映画。
実は、インド映画って一回も観た事ないかも。
時折、話題になったりすることもあっていずれ観ないとなぁとは
思っていたんですが。
例えば「きっと、うまくいく」とか。
例えば「ムテゥ 踊るマハラジャ」とか。
例えば「ロボット」とか。
なんか評判が良かったりするんですよねぇ。
まぁいずれ観なきゃなぁ・・・。
さてさてさて。
本作について。
おぉ〜〜〜!!!超絶歴史スペクタクル大作!!!!
例えば現在、巷で話題の漫画「キングダム」。
それが実写化されたらこんな感じになるんだろうなぁって。
他にも「三国志」や「項羽と劉邦」、「水滸伝」とかもこんな感じで
実写映画になるんだろうなぁって。
とにかく、クライマックスのバトルシーンはそんな気持ちで鑑賞していましたよ。
演出とかストーリー展開とかが、とにかく漫画チックというか。
エンタメ性に特化した感じ。
超娯楽大作ってなもんで。
ちょっと思っていたインド映画の最上級を観せられた感じ。
例えば、時折流れる音楽。
ミュージカルとは違うんですが、歌詞で状況や時代背景を教えてくれる所とか。
序盤のシヴドゥが滝の上に登って行くシーンとか。
シヴドゥとヒロインであるアヴァンティカの初めて距離を縮めていくシーンとか。
あぁ、僕が思っていたインド映画だ・・・なんて思ったり。
ストーリーも意外にぶつ切り大雑把で。
ただ、ここぞ!!という部分をド派手に演出して描き出す。
そこが結構楽しくって見応えたっぷり。
十二分に楽しめましたよ。
少し書きましたがバトルシーンも最高に楽しくって。
特にクライマックスの蛮族との合戦。
あのバーフバリと王位を争うライバルのバラーラデーヴァのあの武器付き馬車!!
スライスカッターがついたあの馬車がカッコ良かったなぁ。
他にも投石だったり弓矢の雨嵐とか原始的だけど派手でとってもカッコ良かったんです。
とにかく見応えたっぷりのバトルシーンでした。
確かにハリウッド映画だったら、もっとクオリティの高いバトルシーンやストーリー展開を
観せてくれると思うんです。
それに比べて本作は良い意味で雑にも感じたんです。
ただ、これぞエンタメ!!的な。
作り手の意思より受け手の意思を尊重した作り。
お客さんが見たいものを何より優先的に考えて作ったんじゃないかなぁなんて思いましたよ。
とにもかくにも。
本当に楽しめた超ド級のエンタメ作品。
早く続編を観なくっちゃ!!
≪点数≫
7点
(18.09.23鑑賞)

満足ならクリック!!
スポンサーサイト