2018-12-19 Wed

2015年制作 米
監督:ジェレミー・ソルニエ
≪キャッチコピー≫
『扉を開ければ
死が待っている―。』
≪ストーリー≫
無名のパンクロックバンド「エイント・ライツ」に、待ちに待った演奏のチャンスが回ってくるものの、ライブ会場は異様な雰囲気が漂うネオナチたちが集まる場所だった。さらに間の悪いことにバンドメンバーたちは殺人事件を目撃したため、命の危険にさらされる。楽屋に閉じこもった彼らの運命はいかに……。
≪感想≫
とあるパンクバンドが片田舎のクラブでライブをする事に。
そこで、殺人事件を目撃。
そのクラブはネオナチの巣窟でバンドメンバーも口封じのために
殺されそうになるが・・・。
この手の作品といえば、知らないお家にコソ泥に入ったらおっそろしい
ジジイが待ち受けていた「ドント・ブリーズ」という作品。
あの作品の印象が強くって、なんとなくこの作品も「ドント・〜」が好きな人は
楽しめる的な案内があったから鑑賞する事にしました。
あと、後に知ったんですが本作の監督は以前観た「ブルー・リベンジ」という作品の
監督さんで。
ちょっと納得。
グレーな世界観とグロ・バイオレンス描写に少し既視感があったんですよね。
さてさて。
なるほど、楽しい作品に仕上がっておりました。
グロ・バイオレンス描写について。
本作は、バイオレンス描写が結構エグくって。
腕がグッシャグシャに切り刻まれている描写。
どう猛な犬に喉元食いちぎられている描写。
拳銃で脳天ぶっ放される描写。
エンタメ的な描写ではなくリアル寄りの描写が観ていて、とっても緊張感が
あってギュッと握り拳を握りながら鑑賞しておりました。
演出については全てがそんな感じでした。
絶えずグレーな感じで緊張感たっぷり。
突然、何かが起こる感じが本当にググッとね。
キャラについて。
この手の作品で怖い存在が・・・。
それは狂犬!!
例えば以前観た「ドント・ブリーズ」のあの怖い犬。
例えば以前観た「ノー・エスケープ 自由への国境」のあの怖い犬。
本作でも登場、こっわいこわ〜い犬!!
ただ、もう少しMADな感じを出しても良かったかなと。
あと、本作についてはストーリーも少しだけよく分かんなかったんです。
ちょっとなんでこの事件に巻き込まれているのかが少しピンとこなくって。
結局、バンドメンバーたちは殺人事件を目撃したから口封じっつーことは分かるんですが、
そもそもこの、殺されていた女性はなんで殺されていたのか、あと地下にあった施設は
結局のところなんだったのか、そこら辺が少しムムムってね。
う〜〜〜〜〜ん、なんでしょう。
本作は全体的に薄味に感じましたよ。
もう少しインパクトがあっても良かったのかな。
これはこの監督さんの色なんでしょうね。
前作の「ブルー・リベンジ」もそうでしたもんね。
まぁまぁまぁ。
それでも、最後までどうなるのかわからない展開、緊張感あふれる描写。
十分に堪能させていただきました!!
本作の主演であるアントン・イェルチンは先日、不慮の事故で亡くなられましたね。
新「スター・トレック」シリーズでも良い味出していたのになぁ・・・。
合掌・・・。
≪点数≫
6点
(18.09.16鑑賞)

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