2018-11-30 Fri

2014年制作 韓
監督:ハ・ウォンジュン
≪キャッチコピー≫
『「クズ」を見抜くのは、
同じ「クズ」!』
≪ストーリー≫
不倫と賭博にのめり込む自堕落な日々を過ごしている記者のソ・ユジョン(キム・ジョンフン)は、不倫相手である職場の先輩ヒョンテの妻から関係解消を迫られる。夫とやり直したいと彼女から言われても納得できないユジョンは、力ずくでも奪ってやろうとヒョンテを追って彼が取材に向かっている山の奥深くにある村を訪ねる。だが、ヒョンテが見つからない上に乗ってきた車が故障し、村に滞在する羽目に。やがて、ユジョンはヒョンテなど知らないという村長をはじめ、村民たちに不審なものを感じ始める。
≪感想≫
韓国映画。
とある田舎村に人探しに来た三流記者が、その村の秘密を知ってしまうっつーお話。
謎に包まれた田舎村。
以前観た「黒く濁る村」を思い出したり。
あれも、韓国の田舎村のお話だったような・・・。
少しお話も似ていたような・・・。
まぁまぁまぁ・・・。
本作について。
う〜〜〜ん、ちょっと嫌いよりかも。
ストーリーがまず不快。
この村で起こっている事が不快で不快で。
女性を暴力で押さえつけるのが見ていて嫌で嫌で・・・。
こいつは味方であってくれぃって思ったやつも加害者の一人だったし。
なんだかんだで腐った男どもだったんです。
もっと言うと、主人公のユジュンも最初はおんなじように嫌なやつだった訳で。
最後は一応、綺麗に着地をしたんですが、ユジュンに関しては、その後どういう
男になるのか想像つかなかったんですよね。
成長をそこまで感じることができなかったんです。
あと、被害者である女の子ウンヒ。
彼女に関してはもっと救いを与えて欲しかったなぁ。
もちろん、加害者達をやっつけるという事はできたんですが、
これまたそこまでカタルシスを感じることができなかったんですよね。
彼女の今後のことを考えるとまだまだやるせなくってね。
しかも、本作って実話をベースに作られているんですって。
それを知ってまたわなわなと・・・。
サスペンス作品としても少し派手さに欠けたし、謎解きもイマイチ盛り上がりに欠けたかな。
バイオレンスシーンは少しグッと力が入りましたが、もう少しガツンが欲しかったです。
キャラについて一つ。
あの、殺し屋風の男。
あの強面殺人キラー風体をもっと活かして欲しかったな。
兎にも角にも。
ストーリーが少し嫌い寄りの本作。
もう少しスカッとした終わり方をして欲しかったです。
残念無念。
≪点数≫
4点
(18.08.26鑑賞)

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