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No.1526 『カーズ2』
No1526 『カーズ2』

2011年制作 米
監督:ジョン・ラセター

≪キャッチコピー≫
『彼らの“友情”が“世界”を救う!』

≪ストーリー≫
天才レーサーのマックィーンとレッカー車のメーターが訪れた“トーキョー”で大事件が発生。さらには、フランス、イタリア、そしてイギリスと、ワールド・グランプリで世界を旅するマックィーンたちが行く先々でスパイが暗躍。マックィーンたちは巨大な陰謀から世界を救おうと立ち上がる。

≪感想≫
先日鑑賞した「カーズ」の続編。

前作は僕的にめちゃくちゃ楽しめて。

車が擬人化した世界で子供向けのルックと大人向けのストーリーで
万人に受けそうな作りに仕上がっておりましたよ。

さっすがピクサーだなぁと。

そんなこんなで本作。

「・・・あれ?ちょっと毛色が変わったような。」

本作はマックイーンのカーレースに加えマックイーンの親友メーターが
スパイ大作戦的な事件に巻き込まれていくっつーお話で。

車が擬人化という非現実的なお話に加え、さらにもう一つスパイ的な非現実的な
お話をのっける事でちょっと見方が変わっちゃって。

前作もそんなにレースシーンとかに主を置いていなかったのですが、
本作でもレースシーンがそんなに多くなくって、スパイ大作戦に主体を置く。

う〜〜ん、なんでしょう、イマイチ飲み込めなかったかなぁ。

スカッとしないというか。

お話やルック的には本作が派手だったんですけどねぇ。

例えば前作は、ストーリーの中に色々な社会問題を少し組み込んでいて。
なんとなくピクサー作品ってそういう見せ方がとても巧みという印象が。
本作は単純にエンタメ性に特化した作品し仕上げていました。

キャラについて。
これまた少しだけ不満点。
本作はダブル主演的な立ち位置のマックイーンとメーター。
この二人(二台)が成長していく物語だったらなお良かったのですが、
そこまで成長していなくって。
例えば、前作は傲慢なマックイーンが田舎町の気の良い奴らと出会って、
周りの大切さを知る的な成長過程がきっちり描かれていたのですが、
本作は、もともと成長しているマックイーン。
そして天然ちゃんのメーター。
最初と最後の二人(二台)の人間(車)性はあんまり変わっていないような・・・。
特にメーターの空気の読めなさっぷりは全然変わっていないんじゃないかい。
序盤、中盤の空気の読めなさはちょっと、いくらなんでも注意して改善させる
余地がありすぎるだろうって思ったり。
一応、最後は綺麗な着地で終わったので嫌いにはならなかったんですが、
最初の方のメーターの暴挙っぷりは少しイラっとしました(苦笑)

なんて不満をつらつら書いていますが、楽しかった部分もたくさんあるんです。

先に書いた通りルックは本作の方が派手だったので、楽しかったしね。
例えば、スパイ大作戦的なアクションシーンはいくらなんでも感がありありでしたが、
少しワクワクしましたもん。
欲を言えばレースシーンももう少し描いてほしかったな。

あと、前作から引き続き登場してくるキャラたちは相変わらず気の良い奴らばっかり。
僕的にはピットクルーのあいつ(タイヤを替えてくれるあいつ)が好きだなぁ・・・。

世界観も結構好き。
本作では我が日本も描かれていたし。
イタリアも描かれていたし。
ここら辺は観ていて楽しかったですよ。

とにもかくにも。
前作の良さとはまた一味違った本作。
万人向け作品ではあるんですが、深く掘り下げた作品ではないかも。

本シリーズはあと1作品。

ちょっと間を空けるかな・・・。

≪点数≫
  6点
                                           (18.08.24鑑賞)

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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)