2018-11-23 Fri

2006年制作 米
監督:ジョン・ラセター
≪キャッチコピー≫
『そこは、地図から消えた町――』
≪ストーリー≫
真っ赤でピカピカなボディがトレードマークのレース・カー“ライトニング・マックィーン”は、レースでチャンピオンを目指す人気者。ある日ルート66号線沿いにある田舎町“ラジエイター・スプリングス”に立ち寄り、住民たちと触れ合ったことで、自分の人生には何かが失われていたことに気が付く。
≪感想≫
ひっさしぶりのピクサー作品。
ピクサーといえば「トイ・ストーリー」シリーズ、「モンスターズ・インク」シリーズ、
「ファインディング・ニモ」等々。
素晴らしいアニメ作品の数々。
どれもこれも一定のクオリティを保っていて、万人にお勧めできる作品ばかり。
僕も、たくさん観賞していて、どれも満足できる作品に仕上がっておりました。
そんなこんなで本作。
本作はシリーズ化されていて、今のところ3作品出ているのかな。
トイ・ストーリーではおもちゃの世界。
モンスターズ・インクではお化け。
ファインディング・ニモでは魚。
そして本作は車の世界。
なるほど、相変わらず上手だなぁ・・・。
キャラクターは車なんだけど描いているのは僕達、人間社会の
問題だったりして。
例えば本作の主役であるライトニング・マックイーン。
彼の新人ならではの傲慢っぷりとか、ロートル選手に対する対応っぷりとか
「うんうん、人間社会でも全然あるある!!」
って。
例えば本作の舞台となる田舎町のラジエーター・スプリングス。
時代の波にのみ込まれて廃れた町へと変わっている感じとか、
「現代社会でも全然あり得るよなぁ・・・。」
なんて思ったり。
そのような負の側面をきっちり清算させつつ、子供向けのエンタメ的作品に
仕上げているのはさすがだなって。
例えばピクサー作品ではありませんが、以前観た大傑作「ズートピア」も
そうでしたね。
マックイーンが田舎町の面々と交流しながら、人間(車)的成長を成し遂げていく。
それにつられて周りの人(車)達も心が豊かになっていく。
ベタっちゃあベタなんだけど、観ていてやっぱり気持ちが良い。
これまた万人受けする作品。
先に書きましたが本作は2・3と続いているようで。
どんどん観賞していくぞ!!
≪点数≫
8点
(18.08.22鑑賞)

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