2018-08-31 Fri

1992年制作 米
監督:デヴィッド・フィンチャー
≪キャッチコピー≫
『1979年、人類はエイリアンと遭遇。 1986年、それは永遠に去った。 1992年、今度は人類が危ない。
あいつが戻って来た。』
≪ストーリー≫
惑星LV426から離脱したスラコ号は突発事故に見舞われ、リプリーたちは救命艇で惑星フィオリーナ161へ不時着。ひとり生き残り労働矯正施設に収容されたリプリーは、その星が過酷な環境にある監獄星である事を知った。事故の原因を究明しようとするリプリー。実は救命艇内部にはエイリアンが潜んでおり、囚人の飼い犬の体を借りて新たな姿へと成長していたのだ。逃げ場もなく、武器すらない状況下でエイリアンとリプリーの最後の死闘が始まろうとしていた……。
≪感想≫
今更ながら「エイリアン」シリーズを1作目から鑑賞。
1作目の監督は「ブレード・ランナー」のリドリー・スコット。
2作目の監督は「ターミネーター」のジェームズ・キャメロン。
そして本作の監督は・・・。
デビッド・フィンチャー!!
またまたビッグネーム!!
デビッド・フィンチャーは「セブン」や「ファイト・クラブ」「ゴーン・ガール」等々。
有名な作品を多数輩出。
本作はそんなフィンチャー監督の長編映画デビュー作のようで。
さてさて。
なるほど、またもや毛色の違うエイリアンに仕上がっておりました。
1作目はホラー。
2作目はアクション。
そして本作はサスペンス。
それぞれ監督の色が出ていたような。
本作はどちらかというと1作目に近かったのかな。
だって、本作で出てくるエイリアンは1体だけ。
そのせいかどうしても迫力がねぇ・・・。
世界観としては、未来のお話で監獄惑星ともあって、沈んだ空気感。
出てくるキャラクターも退廃的でこれまた沈んだ感じ。
演出もそう。
グラッグラのカメラワーク。
サスペンス色の強い演出も本作の特徴でした。
アクションもあったにはあったんですが、先に書きました数の迫力が
なかったので、見せ方の工夫で緊張感を持たせていましたよ。
エイリアンのルックについて。
1作目から2作目、そして本作。
だんだんエイリアンのルックがクリアになっていましたね。
フィギュアとかにしやすそうなルック。
僕のイメージするエイリアン像はこのくらいから確立されていたのかな。
とにもかくにも。
1作目、2作目がとても素晴らしい作品だっただけに、本作は
ちょっと物足りなかったな。
特に前作の素晴らしさは群を抜いていたので、あまりにも違う毛色に
ちょっと肩透かしを食らってしまって。
それでもフィンチャー節はしっかりと堪能させていただきましたよ。
さて次回作はいかに・・・。
≪点数≫
5点
(18.06.24鑑賞)

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