2018-07-23 Mon

2017年制作 米
監督:ダニエル・エスピノーサ
≪キャッチコピー≫
『人類の
夢も未来も
砕かれる』
≪ストーリー≫
世界各国から6人の宇宙飛行士が国際宇宙ステーションに集結し、火星で採取された地球外生命体の細胞を極秘調査することに。まさに神秘としかいいようのない地球外生命体の生態に驚がくする彼らだったが、細胞は次第に進化と成長を遂げ高い知能を誇るようになる。やがて地球外生命体に翻弄(ほんろう)され、宇宙飛行士たちの関係が揺らぎ始め、ついには命を落とす者も出る。助けを呼べない宇宙で追い詰められた彼らは……。
≪感想≫
宇宙を舞台としたSFホラー作品。
宇宙船で地球外生命体と出会ってバッタバタっつーお話。
この手のお話でいうと「エイリアン」シリーズが有名ですが、
実は私、しっかりとこのシリーズを観たことがなくって・・・。
イメージでは土曜ロードショーで度々放送されていたイメージが。
ただ、その頃僕的にこの手のホラーが苦手で。
ちょっと観てはチャンネルを変えていた記憶があります(苦笑)
さてさて、そんなSFホラー弱者の感想を・・・。
想定内の面白さ。
だが、しかし!!
序盤中盤は安定の面白さ。
これは僕の落ち度なんですが、やっぱりこの手(宇宙を舞台とした)の作品を
観るときは映画館の大画面で観た方が良いに決まっていて。
僕はDVDで観ているので、映像の迫力等は半減。
「ゼロ・グラビティ」や「インターステラー」等々、圧倒的宇宙空間映像を
体験できなかったのがちょっと勿体無かったかなって。
映像的な楽しみは少し落ちちゃいましたが、その他の部分は楽しめて。
まず、あのエイリアン的なやつ(カルビン)が意外に怖くって。
見た目的にはクラゲみたいなタコみたいなイカみたいな奴で、怖いというかは
幻想的なやつだったんです。
ただこいつの性能とか生態が怖くって。
最初はちょっと可愛らしい感じだったんですが、どんどん成長していってめちゃくちゃ
暴力的になって人間たちを襲って回る感じが怖くってね。
本作はバイオレンス描写もしっかりと描かれていて。
序盤にカルビンが手に巻きついてメキメキと締め付けるシーン。
他にもカルビンが体内に入り込んで内臓破壊し吐血させるシーン。
すっごい痛々しくて目を背けたくなったり。
結構、見応えバッチリで良かったです。
カルビンも最後の方はドンドン巨大化していくし見た目もドンドン化物化してくし
最後の最後まで目が離せない的な。
あとねぇ。
本作の何が一番良かったかって最後の終わり方がめちゃくちゃ良かったんです。
全く想像しなかった結末で僕的にとっても虚をつかれて、しばらく呆気に取られちゃって。
思い返すと、まぁこういう終わり方は今までもあったりしたんですが、本作の場合
僕的に全く想像していなかったんですよねぇ・・・。
そこが僕的にめちゃくちゃ好感持てて。
ちょっとこうB級感が漂う感じで素敵な終わり方でしたよ。
宇宙船ものはそもそもクルーの数が少ないので、結構各キャラの色分けも
しっかりされていたのも良かったな。
日本人キャストの真田広之さんも3番手くらいの立ち位置でしっかり活躍してくれていたのも◎。
兎にも角にも。
全体的に上手くまとまっていてSFとしてもホラーとしても楽しめた本作。
何より終わり方が良かったです!!
この調子で「エイリアン」シリーズでも観てみようかしら。
≪点数≫
7点
(18.05.19鑑賞)

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