2018-06-22 Fri

2014年制作 米/ニュージーランド
監督:ピーター・ジャクソン
≪キャッチコピー≫
『 - 』
≪ストーリー≫
ドワーフの王国を取り戻すべく旅をしていたホビット族のビルボ・バギンズ(マーティン・フリーマン)やドワーフのトーリン(リチャード・アーミティッジ)らは、竜のスマウグからついに王国を奪い返す。しかし、スマウグは人々を襲い、その一方でトーリンが財宝を独り占めしようとし、ビルボがそれを止めようと危険な選択をしてしまう。そんな中、宿敵サウロンが奇襲を仕掛け、ドワーフとエルフと人間の間では対立が深まり……。
≪感想≫
大人気ファンタジー小説「指輪物語」を実写映画化した
「ロード・オブ・ザ・リング」三部作に続く、新三部作。
本作はいよいよ最終作。
僕的に前シリーズよりもめちゃくちゃ楽しんでいる本シリーズ。
それが本作でいよいよ最終作を迎えました。
寂しいなぁ・・・。
そんなこんなで本作について。
これまた満足させていただきました!!
お疲れした!!
キャラや世界観、全てがスケールアップして楽しませていただきました。
前シリーズからしっかりと観ているのでキャラの背景や世界観もある程度は把握。
キャラの繋がりやストーリーの繋がりに深みが増してより楽したかな。
キャラクターについて。
本シリーズの主役であるホビットのビルボ・バギンズ。
前作までのレビューでも書いたかもしれませんが、とにかくこのビルボが
とても魅力的で。
仲間のために勇敢に立ち向かい、バトルもしっかりとこなす。
正義の男で本当に素晴らしく魅力的なキャラクターでした。
ドワーフ族のリーダーであるトーリン。
彼は前作で少し嫌なやつで嫌いだなぁという印象だったのですが、
今、考えるとあの時から欲望に目が眩んで心が蝕まれていたんですね。
納得納得。
本作では、なんとなくその自らの弱き心を打破して真のリーダーへと
トランスフォーム。
一気にカッコ良さも倍増で好感度MAXの素晴らしいリーダーとなってくれましたよ。
その他ドワーフ族の面々。
少しずつキャラ付けはされているとはいえ、如何せん人数が多いため、全員は
覚えきれなかったな。
そこはちょっと残念でした・・・。
前作のレビューで書くのを忘れてしまったのですが、敵のドラゴン(スマウグ)や
オーク族も良かった。
ドラゴンに関してはラスボス感も半端なくって素晴らしかったです。
ちょっと最期はあっけなかったですけどね・・・。
オーク族はフォルムが良かったですね。
荒くれ者、野獣、野蛮感が溢れていて、それでいて微妙にルックも違う。
3作目ともなると、こちらはしっかりと色分けがされていて良い感じでしたよ。
アクションについて。
本シリーズの肝はやっぱりアクション。
本作も戦闘シーンの連べ打ち。
団体での戦闘あり、個人戦闘もありの最後の最後まで
アクションシーンが盛りだくさんでした。
ただちょっと本作のアクションは前作までに比べて少し物足りなかったな。
確かに圧倒的スケールで勢いや迫力は半端なかったのですが、カッコ良さや楽しさが
少し足りなくって。
例えば、レゴラス、タウリエルの超絶無双アクションが本作は少なくなっていたような。
レゴラス無双はあったのですがもっとも〜〜っとあっても嬉しかったのに。
全体的に個人的な見せ場が少なかったかも。
まぁまぁまぁ・・・。
総括。
3作品とも長尺だった本シリーズ。
お話的には本作は少し説明不足感もありましたが、まぁまぁまぁ。
素晴らしいアクションシーンの数々。
壮大な中つ国の世界観と映像。
そしてビルボ・バギンズという魅力的な主役。
「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズも鑑賞しているため、楽しさも倍増。
そして、また前シリーズを見直したくなりました。
そしてそして、原作本も読んでみようかなぁと。
「ハリー・ポッター」シリーズも長丁場で観終わった後の達成感がありましたが、
本シリーズも一種の達成感を味わうことができて◎。
子供だけでなく大人も楽しめるシリーズになっていますので、ぜひぜひ!!
≪点数≫
7点
(18.04.14鑑賞)

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