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No.1456 『おじいちゃんはデブゴン』
No1456 『おじいちゃんはデブゴン』
2016年制作 香港/中
監督:サモ・ハン

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
人民解放軍中央警衛局を退役し、故郷の村でひっそりと生活している66歳のディン(サモ・ハン)。要人警護で活躍していた彼も認知症と診断され、物忘れがひどくなる中で隣家の少女チュンファ(ジャクリーン・チャン)との触れ合いを心のよりどころにしていた。ある日、彼女の父親が中国マフィアにロシアンマフィアからの宝石強奪を任されるも、宝石を持って逃げてしまう。両マフィアの魔の手がチュンファに迫るのを察知したディンは、彼らとの闘いを決意するが……。

≪感想≫
僕的、大好きカンフーアクション俳優の一人である、サモ・ハン・キンポー主演作品。
先日、サモ・ハンの出演作「SPL/狼よ静かに死ね」を鑑賞。
そこでは、超絶的な悪役を演じていた彼ですが、本作では、
退役軍人のおじいちゃんを演じていました。

タイトルはすっごいポップなのに内容はすっごいシリアス。
軽い作品を期待していた私。
ちょっと拍子抜けして胸焼けしちゃいました(苦笑)

中央警衛局でバリバリの武闘派だったディン(サモ・ハン)は自らの不注意のせいで
愛する孫娘が行方不明となってしまう。
それによって家族とは疎遠に。
時は流れ、生まれ故郷でディンは軽度の認知症を患いながら慎ましく暮らしていた。

アクションについて。
サモ・ハンは年を取っているし、かつ、おデブちゃんということで、
さすがに派手さは少し落ちたかな。
ただね・・・それをカバーするかのごとくバイオレンス描写が結構エグくって。
ナイフや刀でブッサブッサやっていたし。
サモ・ハン・キンポーも関節技を駆使してエゲツなく骨をボッキボキやっていたなぁ・・・。
これがまた見応えたっぷりだったんです。
お話が重い上に、中盤ぐらいまで派手さに欠けていたため、クライマックスの
ディンが敵アジトに乗り込んでからのバトルシーンは素晴らしく感じましたよ!!
見せ方も巧かったし。
レントゲンみたいに骨がバキッと折れる感じとか巧く見せてくれてたから、
見ているこっちもイタタタタ・・・ってね。

キャストについて。
サモ・ハンは置いといて、アンディ・ラウも出演されていましたね。
チンピラクズ男的役どころ。
彼にしては珍しいかな。
僕的にはエリート警察官とか正義の男というイメージなので、
これはこれで新鮮でした。
クライマックスでバトルするロシアンマフィアの面々の面構えも
まぁ良かったかな。
動き担当で見応えを与えてくれていました。

あと色々と有名どころがカメオ出演されていたようで。
確かに名前までは分かりませんが見た事ある顔がちらほら。
例えば、ディンによく声かけしてくれる3人組の老人とか。
例えば、最後にチンピラ2人組をやっつける若手警察官とか。
ユン・ピョウらしき人も出ていたような。
ちょっと調べてみようかな。

お話について。
お話はちょっと大味でした。
哀愁漂うお話でしたが、少しいくらなんでも感があったりね。
重めのお話しだったので、少しブルーになっちゃいましたよ。

とにもかくにも。
僕的、大好きカンフーアクションスターのサモ・ハン・キンポー。
彼の魅力は十二分に発揮されていた作品だったし、
往年のスターがこの様な作品を作って自らのキャリアに照らし合わせながら
幕引きまでの作品に出るというのは寂しいながらも、やっぱり
グッときますよね。

僕と同世代の方にはお勧めできる1作でした。

≪点数≫
  6点
                                           (18.03.10鑑賞)

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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)