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No.1445 『SING/シング』
No1445 『SING/シング』

2016年制作 米
監督:ガース・ジェニングス

≪キャッチコピー≫
『それは、人生を変えるステージ。』

≪ストーリー≫
劇場を運営するコアラのバスター・ムーンは、以前は活気のあった劇場に輝きを取り戻すべく、世界最高の歌唱コンテストをプロデュースしようと考える。感傷的に歌うハツカネズミや、内気なゾウ、25匹も子供がいるブタ、パンクロッカーのヤマアラシらが会場に集結し……。

≪感想≫
ここは人間世界のように動物たちが住む世界。
コアラのバスターが自分の劇場を盛り上げるために、歌のオーディションを行う。
そこに集まったのは一癖も二癖もある奴らだった・・・。

いやっほい、最高に楽しい作品でした!!!

負け犬たちが頑張る的なお話。

正直、目新しいお話ではないのですが、安定の楽しさといいますか。
クライマックスは楽しいんだけどグッときました。

動物たちの世界といえば昨年鑑賞した素晴らしいアニメ「ズートピア」を思い出したり。
劇場で歌を歌う的な作品でいえば最近観た「マダム・フローレンス」を思い出したり。

内容的にもちょっと「ズートピア」に通づるものがあったかな。
多様性を受け入れる感じがね。

本作は何と言っても音楽が素晴らしかった。
聴いたことあるあんな曲やこんな曲。
見ていても楽しいし聴いていても楽しい。
ちょっと、物語ともリンクしていてこれまたグッときたんですよね。
サントラが欲しくなっちゃいましたよ。
そういや、日本からもきゃりーぱみゅぱみゅの「にんじゃりばんばん」が
使用されていましたね。
そういや、彼女の曲を使うあのアイドルもどきの子達、かわいかったなぁ・・・。

キャラについて。
主役のコアラのバスターはちょっと自分勝手で性格に難ありでしたが、ルックがまず良いので、
性格のアレはまぁ許容範囲かな。
終盤の自分の体を使って洗車をするあたりは笑えましたよ。

バスターの親友の羊のエディ。
こいつが最高に良いやつでした!!
バスターは本当に周りに恵まれているよ。

バスターのもとに集う歌い手の面々も良かったなぁ。

ハリネズミのアッシュやゴリラのジョニー、ゾウのミーナ。
歌もさることながら気のいい奴らで見ていて楽しかったな。

ネズミのマイク。
あいつは結構クズなやつでしたが、歌とパフォーマンスは素晴らしかったです。
けど、中盤で劇場が破壊される件はこのマイクのせい。
ちょっと腹たったな。
ただ、最後の最後の終わり方はマイクにバチが当たりそうな終わり方だったので、
どうかバチを彼に!!なんて今も思っていたり(苦笑)

そしてそして・・・。

僕的MVPは主婦のロジータ!!
彼女の日常は大量の子供達に囲まれ、家事と子育てに追われる毎日。
それをアイディア一発で乗り切る所とか気持ち良かったし、
彼女が最後に歌っているシーン、パフォーマンスを披露しているシーンは、
何故か分かりませんが、泣きながら見ていましたよ。
すっごいグッときたんですよね。

そこからの次々とみんなが歌っていくシーンはひたすらグッときたなぁ・・・。

とにかく、この負け犬達の頑張りは観ていてジンと来たんですよね。

最後の最後も綺麗な着地で終わったし。
本当に楽しい楽しい作品でした。

おススメです!!

≪点数≫
  9点
                                           (18.01.28鑑賞)

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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)