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No.1439 『キングスマン: ゴールデン・サークル』
No1439 『キングスマン: ゴールデン・サークル』

2017年制作 英
監督:マシュー・ヴォーン

≪キャッチコピー≫
『秒でアガる。』

≪ストーリー≫
謎の組織「ゴールデン・サークル」によって、ロンドンにある高級スーツ店を隠れみのにしたスパイ組織「キングスマン」の根城がつぶされてしまう。残ったのは、以前スカウトされて腕を磨いたエグジー(タロン・エガートン)と、教官でありメカ担当のマーリン(マーク・ストロング)だけだった。二人は敵を追い、同盟組織の「ステイツマン」の協力を求めてアメリカへ渡る。

≪感想≫
大好きマシュー・ヴォーン監督最新作。
しかも以前観て楽しかった「キングスマン」の続編。
楽しみにしていたので映画館にて鑑賞してきました。

さてさて。

むむう・・・言いたい事はたくさんあるけど相変わらずの楽しさでした。

アクションがとにかくカッコ良かった!!!!
スタイリッシュで魅せるアクションに特化した本作。
ありえない動きも圧倒的な画作りでとにかくカッコ良い。
すっごい楽しくってカッコ良いマンガのアクションを実写化したらこうなんだろうなって感じ。
・・・と思ったら、本作も原作はコミックなんですね。
冒頭の車の中でのカーバトルアクション。
本作はこういう方向でいきますぜってな挨拶代りのカッコ良さ。
その後も、カッコ良いアクションのつるべ打ちで、アクションシーンに関しては
もれなく素晴らしかったです。
音楽も素晴らしくって、スタイリッシュな音楽はアクションシーンと
相まってとんでもなく良かったです。

キャラクターについて。

主人公のエグジー少年。
前作ではさなぎだったスパイも立派な蝶として活躍。
前作で出会ったスウェーデン王女とまさかの交際を続けていて、とても良い関係を継続中。
キングスマンなんだけど下町育ちの気の良い奴っぷりがまた好感持てるんですよねぇ。

前作で死んでしまったハリー(コリン・ファ-ス)がなんと復活。
記憶喪失からの復活するシーンにはグッときましたよ。
前作でのエグジーとの絡みを知っている分、ググッとね。
クライマックスのエグジーとの共闘は素晴らしくカッコ良かったです!!

キングスマンのメカ担当でもあり補佐を担うマーリン。
彼も良かったですね。
クライマックスはああいう事になってしまいますが、扱い的にはちょっと「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」の
ヨンドゥを思い出したかな。
最後の彼の行動には心底しびれ上がりました。

新キャラについて。
本作ではキングスマンの従兄組織であるアメリカのステイツマンの面々。
僕的MVPはウィスキー。
彼は結果ああいう奴でしたが、何しろ武器がカッコ良かった。
本シリーズはスパイ映画と言う事で数々のスパイグッズが登場。
マンガが原作なのでぶっ飛んだ設定のグッズばかり。
その中でも本作で一番カッコ良かったのがウィスキーの使う投げ縄。
ボタンひと押しでレーザー風の縄になり、触れる者皆スパッと切り刻む。
銃の扱いもめちゃくちゃカッコ良かったので、二つの武器を駆使してのアクションは◎。

ステイツメンの紅一点、メカ担当のジンジャー。
正直、もっと活躍させても良かったのに。
全体的に、このステイツメンのメンバーはもう少し活躍させてほしかったな。
特にチャニング・テイタム演じるテキーラなんて殆ど活躍しなかったもん・・・。
めちゃくちゃ物足りなかったですよ。

その代わりといっちゃあなんですが、本作では誰もが知るアーティスト、エルトン・ジョンが
エルトン・ジョン役で出てきます。
しかも、チョイ役じゃなくって、結構ストーリーにも絡んでくるんですよね。
歌を唄ったり、敵にとび蹴りをかましたり、ぶっとんだジョークをかましたり、八面六臂の大活躍。
オイシイとこどりの役回り。
これがね・・・。
僕的にはちょっとダメダメだったんですよね。
最後の方までくどいくらいの登場。
もっと、他の人を活躍させてやってよぉ・・・(号泣)
うーーん、なんでしょう、別にストーリーにも関連していない登場の仕方なので、
撮影中エルトン・ジョン本人が
「僕、こんなアイディアがあるんだけどどう??」
なんて言って、監督も
「(うーん、出てくれってお願いしてるしなぁ・・・)・・・良いですね、やっちゃいましょう!!」
みたいな(あくまで想像ですが・・・)。
少し、クドイくらいのエルトン・ジョン押しには、ちょっと辟易してしまいました。

本作の敵キャラは麻薬女王のパピー。
これは演じられた女優さんの怪演もあってサイコチックで素敵でした。
死にざまがとっても良かったですねぇ(褒め言葉)
演じたのはジュリアン・ムーア。
余談ですが、僕的にシガ二―・ウィーバーと区別がつかなくなっちゃった(苦笑)

本作はPG-12作品と言う事もあって、バイオレンス、下ネタも絶好調。
バイオレンスでいえば敵ボスのポピーがヘタこいた部下をミキサーでミンチにして
それをハンバーガーにして食べさせる件とか。
ウィスキーのレーザー投げ縄で敵をスパスパッと綺麗に切り刻んだりとか。
基本的にはギャグにしながらなので、苦笑いしながら観ていましたよ。
下ネタギャグに関しても結構突っ込んできてたなぁ。
ハマる人にはハマるって感じかな。
僕的には、うーーん、楽しいけど・・・って感じ。

あと、少し僕的に引っかかったのが、キャラに対して結構あっさりしすぎているというか。
確かにマーリンの最期はカッコ良かったんですが、もう少し、もう少し活躍とかさせてくれてもなぁとか。
前作でエグジーの良きパートナーだった女性スパイのロキシーの扱いもちょっとかわいそうすぎないかい?とか。
先ほども書きましたが、ステイツメンのテキーラも、もっと活躍させてくれよ!!とか。
結構、不満もあったりもしたのも事実・・・。
・・・それを考えると、やっぱりエルトン・ジョンはいらなかったよなぁって。
残念無念。

とにもかくにも。
言いたい事はありますが、やっぱり観ていて楽しかった本作。
アクションに関しては言う事なし!!
アクションシーンだけは何度でも観たいと思えるほど。

本シリーズは、恐らく今後も続いていくのかな。
願わくばマーリンやロキシーの復活。
そして、純粋にキングスマン、ステイツメンだけの活躍を観たいっす!!!!
期待しております!!

≪点数≫
  8点
                                           (18.01.12鑑賞)



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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)