2018-04-09 Mon

2011年制作 英/仏/独
監督:トーマス・アルフレッドソン
≪キャッチコピー≫
『一度目、あなたを欺く。
二度目、真実が見える。』
≪ストーリー≫
東西冷戦下の1980年代、英国諜報(ちょうほう)部「サーカス」を引退したスパイ、スマイリー(ゲイリー・オールドマン)に新たな指令が下る。それは20年にわたってサーカスの中枢に潜り込んでいる二重スパイを捜し出し、始末するというものだった。膨大な記録や関係者の証言を基に、容疑者を洗い出していくスマイリーがたどり着いた裏切者の正体とは……。
≪感想≫
ハードボイルドなおじさんがたっくさん!!
男くさ〜い良作に出会いました。
男くさ〜いと言うとちょっと語弊がありますが、渋い男たちの
哀愁漂う世界観を堪能。
ストーリーは英国諜報機関サーカスの諜報員だったスマイリーが
二重スパイを探し当てると言うお話。
本作、とにかく情報量が多い。
穏やかに流れる会話とシーンの数々。
とにかく全てが大人な感じ。
これまで、スパイ映画といえば、例えば「007」シリーズだったり。
例えば、「コードネーム U.N.C.L.E.」だったり。
他にも「ミッション・インポッシブル」シリーズや「キングスマン」等々。
ド派手なアクション作品が殆どで。
それが、本作のトーンは渋いおじさんが淡々と任務をこなしていく。
これがまたとっても哀愁漂っていてカッコいいんですよね。
ラストカットのスマイリーのあの表情!!
渋い!!カッコ良い!!!!
出てくる男たちはもれなく渋くてカッコ良かったです。
演出について。
現在の状況と過去の回想をごちゃまぜに進めていく作風。
最初の方、これが少し分からなくって・・・。
中盤ぐらいからやっと追いついた感じですが、恐らく全てを理解することが
できていないんじゃないかなぁって。
本作、二度、三度観て楽しむタイプの作品なんでしょう。
まぁ、僕の理解力、読解力の足りないからっつーのもありますが、
ストーリーの大枠、登場人物の相関を知っている今、もう一度観たら、
絶対楽しさが倍増なはず!!!!
いずれもう一度、いや、すぐにもう一度観なければ・・・。
≪点数≫
7点
(18.01.01鑑賞)

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