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No.1441 『そして父になる』
No1441 『そして父になる』

2013年制作 邦
監督:是枝 裕和

≪キャッチコピー≫
『6年間育てた息子は、他人の子でした』

≪ストーリー≫
申し分のない学歴や仕事、良き家庭を、自分の力で勝ち取ってきた良多(福山雅治)。順風満帆な人生を歩んできたが、ある日、6年間大切に育ててきた息子が病院内で他人の子どもと取り違えられていたことが判明する。血縁か、これまで過ごしてきた時間かという葛藤の中で、それぞれの家族が苦悩し……。

≪感想≫
海街diary」「歩いても 歩いても」等の是枝監督作品。
本作はカンヌ映画祭で審査員賞を受賞したようです。
僕はこの是枝作品が大好きで。
「海街diary」は昨年のベスト。
「歩いても歩いても」は2011年のベストに入れております。
とても大好きな監督さんの一人です。

さて、本作について。

いやはや、やっぱり素晴らしい作品を撮りますねぇ・・・。

物語は実際にあった病院の赤ちゃん取り違え事件を基に作られたお話。
大事に6年間育ててきた子供が実は他人の子供で・・・。
親子の形とは、血なのかそれとも時間なのか。

まず、本作ってとんでもなく演出が見事で。
無駄な会話、無駄なシーンが殆どなくって。
一つ一つの言葉や行動に意味が込められている感じ。
会話の端々に本作のテーマである家族とは、親子とは、
父とは母とは的な想いが込められる。
観ているこっちもひたすら思いめぐらせながら鑑賞。
テーマがテーマだけにひたすらもやもやもやもやと・・・。
人間関係やそのキャラの背景などもうまく描いているので、物語への没入度が
とても高かったです。

本作で描いているテーマについて。
親子の繋がりで大事なのは果たして血なのか時間なのか。
僕的には、子と親の繋がりはやっぱり血が繋がっていようといなかろうと
やっぱり一緒に過ごしてきた時間が大切だと思っていて。
これは夫婦や友達や仲間も一緒なんですけど、互いに思いあっている時間が
多ければ多いほどその繋がりは太く深くなっていくんじゃないかって。
人が成長していくのは、この世界に生きている限りは一人では無理だし、周りと
支えあって生きていかないといけない。
だから単に血が繋がっていると言うだけで親子になれるかというと
そうでもないんじゃないかなって思うんですよね。
ただね・・・。
本作の良多の気持ちもわからないでもないんですよね。
例えば、僕が同じような状況になった時。
自分に自信がなかったり、子供や家族に対して不満や不安を多少なりとも感じていたら、
恐らく、目に見えるというか形に残る繋がり、理由を探してしまう気もするんですよね。
それが、「血」の繋がりという確固たる理由だったりもするのかなって。
基本はやっぱり共にに過ごしてきた時間を大事に。
それまでの子供への想いを考えると、おいそれと「血の繋がり」だけでは手放すことも
できないですもんね。

本作も着地はそういう感じで終わっていました。
彼らの未来はどうなっていくのでしょうか。
願わくば、子供たちにとって光がさす未来であってほしい。
例えば、子供たちがこれから成長していって
「実は僕は、両親が二組いてさぁ、ははは。」
なんて笑って話せる、それこそこの環境をプラスに捉えられるような
大人に成長してほしいなぁ。
まぁ、この二組の両親に育てられる彼らならそうなるんだろうなぁとも思ったりもします。

物語の中盤、この事件の核心が明らかになります。
実は、この事件は偶然起こったわけではなく人為的なものだったんです。
しかもこの犯人は、自らの環境に嫌気がさし、他人を傷つけることで憂さ晴らしをするという陳腐な発想。
この犯人(看護師さん)もまた家族について悩みを抱えていたんです。
反省をして自供をしたんですが、すでに時効を迎えているので罪はなし。
僕的には、もっと制裁を!!なんて思ってもやっとしたのですが、彼女は彼女で
罪を背負って生きていく覚悟はできているようなので、歯を食いしばって眺めているしかできなくって。
分かるけど、それでも腹が立つなぁ・・・。
この事件の真相に関してはすっごいもやもやしました。

あと、本作はタイトルにもあるように主人公の良多が慶多の父になっていく成長譚でもありました。
良多自身も親との確執が残っていて。
自分の子供である慶多にも決して良い親ではありませんでした。
それが今回の事件を通して、自分の子供と向き合い、妻と向き合い、
親とは何なのか、父親とは何なのかを考えさせられ、気づかされていく。
クライマックスの慶多への独白には心底グッときました。
やっぱりそうなんだよなぁって。
駄目だろうと良かろうと父親は父親。
先に書いたことに矛盾しそうですが、血の繋がりだろうが過ごした時間の長さだろうが
父親であることには間違いなくって。
だからこそ、自分の子供に愛情を注ぎ互いに成長していくことが必要なんだよなって。

うまく伝えられないのがとてももどかしいのですが、
とにかく、本作を見て家族について色々考えさせられたなぁと。
僕は独身なので子供がいたらまた違う視点で観れたんだろうなぁって・・・。
ただ、子供ができる前に観れて良かったなぁとも思ったり・・・。

とても素晴らしい作品でした。

≪点数≫
  9点
                                           (18.01.14鑑賞)


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No.1440 『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』
No1440 『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』

2016年制作 英
監督:スティーヴン・フリアーズ

≪キャッチコピー≫
『それは、いちど聴いたら
     クセになる“しあわせ”。』

≪ストーリー≫
ニューヨーク社交界のトップとして華やかな毎日を送る一方、ソプラノ歌手を目指して活動しているフローレンス・フォスター・ジェンキンス(メリル・ストリープ)。しかし、その歌唱力は音痴というしかないレベルであった。夫シンクレア(ヒュー・グラント)は、マスコミを買収したり、理解者だけを集めた小規模なリサイタルを開いたりと、病を抱えながらも夢を追う彼女を支えていた。そんな中、フローレンスがカーネギーホールで歌いたいと言い始め……。

≪感想≫
実話に基づいたお話し。
大金持ちの女性が音痴なのにカーネギー・ホールでコンサートを開くというストーリー。
かなりざっくりしたあらすじを書きましたが、内容は夫婦愛のお話でした。

本作の主人公であるマダム・フローレンスは実はとんでもない音痴で。
しかもそれを自分では気付いておらず、周り(特に旦那のシンクレア)の画策によって
生活を続けていて。
例えば、フローレンスがコンサートを開きたいと言うと、シンクレアがお金で客を買収したり
フローレンスと仲良しの方だけを呼んだり。
フローレンスは超が付くほどの大金持ちなので、何でもお金で解決して、
周りを買収していて。
もう一つ付け加えると、フローレンスは梅毒にかかっていて闘病生活を
続けていて。
それもあって、シンクレアはフローレンスに余計な負担をかけないために黒子に徹しつつ
様々な根回しをしているんですよね。
これだけ聞いていれば、なんて純粋な愛情の形なんだなんて思ったりもするのですが。
実は、シンクレアにはフローレンスと夫婦でありながら愛人がいるんです。
フローレンスとは別居をしていて、フローレンスが眠りにつくまでは、献身的に尽くし
その後に別宅に帰り愛人と共に過ごす。
冒頭、これを観た時は
「なんだ?こいつは結局遺産目当てでフローレンスを世話しているのか??」
なんて思ったり。
観ていて、シンクレアに対して好感を持てなかったんです。

ただね・・・。

観続けてシンクレアの行動を追っていくと、彼は彼なりにフローレンスの事を愛して
やまないんじゃないかって。
だって、そうじゃなきゃあんなにも献身的にフローレンスの事を介護とも言える接し方を
しないんじゃないかなぁ。
他人がフローレンスの事を嘲笑した時もめちゃくちゃキレていたし。
そこら辺は観ていて凄くグッときたんですよね。
特に中盤の、愛人からの呼び止めも聞かずに間髪入れずに動き出すシーンなんて最高でしたよ。
これはこれでまぁ一つの形なのかなとも思ったりね。

あとね、このマダム・フローレンスという人物もちょっと魅力的な方だったんですよね。
愛すべき自己中心キャラと言いますか。
根がとても綺麗な方と言いますか。
実際に、こういう人が周りにいたらとっても大変だとは思うんです。
ただ、彼女の真剣な行動を見ているとやっぱり応援したくなっちゃうんですよね。
中盤のカーネギーホールでのコンサートなんてまさに。
最初のリサイタルでは爆笑していた女性が、周りの観客に
「ちゃんと聞きなさいよ!!」
なんて怒り出すシーンがあって。
あそこもグッときましたねぇ・・・。
基本的には愛されキャラなんですよね。

キャラでいうともう一人。
フローレンスのもう一人の相棒ともいえる伴奏者のコズメ。
彼がまた良かった。
気弱そうな体格ととぼけたルック。
性格もお人好しで憎めないキャラクター。
彼のこのやさしさがまたフローレンスの支えにもなっていたのでしょうね。

とにもかくにも。

夫婦の形とはなんぞや。
僕は独身なので、自分に当てはめることはできませんでしたが、このシンクレアの
フローレンスに対する愛情は本物であったと思うし、きっと、フローレンスは
とても幸せな人生を送れたんだろうと思っています。

人生のパートナーに対する心意気はとても見習いたいなぁとね。

≪点数≫
  6点
                                           (18.01.13鑑賞)

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No.1439 『キングスマン: ゴールデン・サークル』
No1439 『キングスマン: ゴールデン・サークル』

2017年制作 英
監督:マシュー・ヴォーン

≪キャッチコピー≫
『秒でアガる。』

≪ストーリー≫
謎の組織「ゴールデン・サークル」によって、ロンドンにある高級スーツ店を隠れみのにしたスパイ組織「キングスマン」の根城がつぶされてしまう。残ったのは、以前スカウトされて腕を磨いたエグジー(タロン・エガートン)と、教官でありメカ担当のマーリン(マーク・ストロング)だけだった。二人は敵を追い、同盟組織の「ステイツマン」の協力を求めてアメリカへ渡る。

≪感想≫
大好きマシュー・ヴォーン監督最新作。
しかも以前観て楽しかった「キングスマン」の続編。
楽しみにしていたので映画館にて鑑賞してきました。

さてさて。

むむう・・・言いたい事はたくさんあるけど相変わらずの楽しさでした。

アクションがとにかくカッコ良かった!!!!
スタイリッシュで魅せるアクションに特化した本作。
ありえない動きも圧倒的な画作りでとにかくカッコ良い。
すっごい楽しくってカッコ良いマンガのアクションを実写化したらこうなんだろうなって感じ。
・・・と思ったら、本作も原作はコミックなんですね。
冒頭の車の中でのカーバトルアクション。
本作はこういう方向でいきますぜってな挨拶代りのカッコ良さ。
その後も、カッコ良いアクションのつるべ打ちで、アクションシーンに関しては
もれなく素晴らしかったです。
音楽も素晴らしくって、スタイリッシュな音楽はアクションシーンと
相まってとんでもなく良かったです。

キャラクターについて。

主人公のエグジー少年。
前作ではさなぎだったスパイも立派な蝶として活躍。
前作で出会ったスウェーデン王女とまさかの交際を続けていて、とても良い関係を継続中。
キングスマンなんだけど下町育ちの気の良い奴っぷりがまた好感持てるんですよねぇ。

前作で死んでしまったハリー(コリン・ファ-ス)がなんと復活。
記憶喪失からの復活するシーンにはグッときましたよ。
前作でのエグジーとの絡みを知っている分、ググッとね。
クライマックスのエグジーとの共闘は素晴らしくカッコ良かったです!!

キングスマンのメカ担当でもあり補佐を担うマーリン。
彼も良かったですね。
クライマックスはああいう事になってしまいますが、扱い的にはちょっと「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」の
ヨンドゥを思い出したかな。
最後の彼の行動には心底しびれ上がりました。

新キャラについて。
本作ではキングスマンの従兄組織であるアメリカのステイツマンの面々。
僕的MVPはウィスキー。
彼は結果ああいう奴でしたが、何しろ武器がカッコ良かった。
本シリーズはスパイ映画と言う事で数々のスパイグッズが登場。
マンガが原作なのでぶっ飛んだ設定のグッズばかり。
その中でも本作で一番カッコ良かったのがウィスキーの使う投げ縄。
ボタンひと押しでレーザー風の縄になり、触れる者皆スパッと切り刻む。
銃の扱いもめちゃくちゃカッコ良かったので、二つの武器を駆使してのアクションは◎。

ステイツメンの紅一点、メカ担当のジンジャー。
正直、もっと活躍させても良かったのに。
全体的に、このステイツメンのメンバーはもう少し活躍させてほしかったな。
特にチャニング・テイタム演じるテキーラなんて殆ど活躍しなかったもん・・・。
めちゃくちゃ物足りなかったですよ。

その代わりといっちゃあなんですが、本作では誰もが知るアーティスト、エルトン・ジョンが
エルトン・ジョン役で出てきます。
しかも、チョイ役じゃなくって、結構ストーリーにも絡んでくるんですよね。
歌を唄ったり、敵にとび蹴りをかましたり、ぶっとんだジョークをかましたり、八面六臂の大活躍。
オイシイとこどりの役回り。
これがね・・・。
僕的にはちょっとダメダメだったんですよね。
最後の方までくどいくらいの登場。
もっと、他の人を活躍させてやってよぉ・・・(号泣)
うーーん、なんでしょう、別にストーリーにも関連していない登場の仕方なので、
撮影中エルトン・ジョン本人が
「僕、こんなアイディアがあるんだけどどう??」
なんて言って、監督も
「(うーん、出てくれってお願いしてるしなぁ・・・)・・・良いですね、やっちゃいましょう!!」
みたいな(あくまで想像ですが・・・)。
少し、クドイくらいのエルトン・ジョン押しには、ちょっと辟易してしまいました。

本作の敵キャラは麻薬女王のパピー。
これは演じられた女優さんの怪演もあってサイコチックで素敵でした。
死にざまがとっても良かったですねぇ(褒め言葉)
演じたのはジュリアン・ムーア。
余談ですが、僕的にシガ二―・ウィーバーと区別がつかなくなっちゃった(苦笑)

本作はPG-12作品と言う事もあって、バイオレンス、下ネタも絶好調。
バイオレンスでいえば敵ボスのポピーがヘタこいた部下をミキサーでミンチにして
それをハンバーガーにして食べさせる件とか。
ウィスキーのレーザー投げ縄で敵をスパスパッと綺麗に切り刻んだりとか。
基本的にはギャグにしながらなので、苦笑いしながら観ていましたよ。
下ネタギャグに関しても結構突っ込んできてたなぁ。
ハマる人にはハマるって感じかな。
僕的には、うーーん、楽しいけど・・・って感じ。

あと、少し僕的に引っかかったのが、キャラに対して結構あっさりしすぎているというか。
確かにマーリンの最期はカッコ良かったんですが、もう少し、もう少し活躍とかさせてくれてもなぁとか。
前作でエグジーの良きパートナーだった女性スパイのロキシーの扱いもちょっとかわいそうすぎないかい?とか。
先ほども書きましたが、ステイツメンのテキーラも、もっと活躍させてくれよ!!とか。
結構、不満もあったりもしたのも事実・・・。
・・・それを考えると、やっぱりエルトン・ジョンはいらなかったよなぁって。
残念無念。

とにもかくにも。
言いたい事はありますが、やっぱり観ていて楽しかった本作。
アクションに関しては言う事なし!!
アクションシーンだけは何度でも観たいと思えるほど。

本シリーズは、恐らく今後も続いていくのかな。
願わくばマーリンやロキシーの復活。
そして、純粋にキングスマン、ステイツメンだけの活躍を観たいっす!!!!
期待しております!!

≪点数≫
  8点
                                           (18.01.12鑑賞)



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No.1438 『そんな彼なら捨てちゃえば?』
No1438 『そんな彼なら捨てちゃえば?』

2009年制作 米
監督:ケン・クワピス

≪キャッチコピー≫
『超豪華キャストで贈る、
   男子禁制のガールズ・トーク・ムービー!』

≪ストーリー≫
いつも自分が空回りしてしまい、一向に運命の相手に出会えないジジ(ジニファー・グッドウィン)、同居して7年になるのに結婚する気のないニール(ベン・アフレック)と、本音を隠しつつも実は結婚したいベス(ジェニファー・アニストン)……。メリーランド州ボルチモアを舞台に、さまざまな事情を抱えた男女9人の恋模様が交錯していく。

≪感想≫
ひっさしぶりの恋愛物。

ベン・アフレック、ブラッドリー・クーパー、ジェニファー・アニストン、
ジェニファー・コネリー、スカーレット・ヨハンソン、ドリュー・バリモア等々。
有名どころの共演作。

僕は恋愛物はほとんど見ないなか、「ラブ・アクチュアリー」という作品は、とても好きで。
いろんな登場人物がいろんなところで繰り広げる恋愛劇がとても楽しくって。

本作もそのシステム。
「ラブ・アクチュアリー」に比べたら規模が小さくスケールも小さいですが、
狭い範囲で数名の男女がうっすら繋がりながら恋愛劇を繰り広げる。

観ているこっちは
「おっ!こいつとこいつが友達同士で繋がっているんだ。」
なんて楽しい発見を。

ただね・・・。

それだけだったんだよなぁ・・・。

その繋がりが物語を楽しく盛り上げてくれるだけでもなく。
ただ、繋がりがあるだけってな感じだったんですよね。

もったいないない・・・。

肝心の恋愛劇について。
う〜〜〜〜〜ん・・・わかんねぇや。
所詮、人の恋路だしなぁ。
この作品でも言っているように、いろんな恋愛事情があるから、
何が起こるかわかんないんですよね。

例えば、今作に出てくる登場人物たちに肩入れや共感ができれば、
まだ良かったのですが、あまりそれもなくって。
まぁ、僕が独身かつフリーということもあるのでしょうが、あまりピンとこなかったんですよね。
上手くいこうがいくまいが、その先には、どういう未来が待っているのかわかんないし。

何名かのキャラについて。
まず、ブラッドリー・クーパー演じたベンについて。
こいつはまさに
「男って本当にバカだよねぇ・・・。」
って言われるやつの典型。
真面目で良いやつなんだけど不貞行為に陥る。
クライマックスのオフィスでの浮気相手と奥さん相手の立ち回りは、本当に最悪でした。
ありゃもう、ホラー映画だよ・・・。
思わず目をつぶっちゃいましたもん。

ベン・アフレック演じるニールについて。
僕的にはこのニールの恋愛劇が一番よくわかんなかったな。
7年間も同棲している彼女がいて、別に不満もなく何不自由ない恋愛ができているニール。
もちろん、その先には自ずと結婚という選択肢があるのに、ニールは結婚をしたがらない。
僕的にこの「結婚」をしたがらない理由がよくわかんなかったんですよね。
例えば、
「自分の時間を大事にしたい」
だとか
「彼女に対して少し不満がある」
だとかがあればわかるんですが、それも見えなくって。
彼女の方は結婚したがっているのに、何をそこまで躊躇しているんだろうなぁって。
ラストは結婚することになるんですが、そこに心変わりする過程もよくわかんなくってね。
ちょっと謎な男でした。

女性陣については、まぁ、こんな娘もいるんだなぁといった感じ。

僕的MVPは恋愛至上主義のジジ。
夜な夜なパートナーを探し歩いてはフラれまくる。
側から見ているとめちゃくちゃキュートなんだけど、実際に周りにこういう子がいたら
大変なんだろうなぁと思ったり。
最後は素敵な彼を見つけたので良かった良かった。

最後のジジのメッセージで、
「この結果は恋する望みを捨てなかったから」
的なメッセージが流れましたが、そういうことなんですよね。

恋愛するにはまず、
「誰かを好きになること」
から始まって
「誰かに好かれること」
そして
「それを継続するために変化し続けること」
ってな感じだと思っていましたが、
「恋をしたいと思えるか」
という事も大事なんですね・・・。

ふぅ〜〜〜〜む。

私の恋路はどこへやら(苦笑)。
いけね。
ちょっと思考が脱線。

本作について。
映画としては可もなく不可もなく。
軽いタッチで観ることができたので、昨日鑑賞した「悪人」のようなドロリ系ではなく

本作のような軽いタッチの作品も悪くないですね。
恋愛ものもちょっとずつ手にとってみようかなぁ・・・。

・・・やっぱ良いかな(苦笑)

≪点数≫
  5点
                                           (18.01.07鑑賞)

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No.1437 『悪人』
No1437 『悪人』

2010年制作 邦
監督:李 相日

≪キャッチコピー≫
『ひとつの殺人事件。引き裂かれた家族。誰が本当の“悪人”なのか?』

≪ストーリー≫
若い女性保険外交員の殺人事件。ある金持ちの大学生に疑いがかけられるが、捜査を進めるうちに土木作業員、清水祐一(妻夫木聡)が真犯人として浮上してくる。しかし、祐一はたまたま出会った光代(深津絵里)を車に乗せ、警察の目から逃れるように転々とする。そして、次第に二人は強く惹(ひ)かれ合うようになり……。

≪感想≫
吉田修一原作小説を実写映画化。

原作は未読ですが、この吉田さんの作品は何作か読んだことがあって。
ちょっとドロリとした印象で。
ただし、これまた実写化された「横道与之介」と言う作品がありまして。
これが、僕的にメガヒットしたんですよね。
原作も映画もどちらもすごい素敵な作品でした。
こちらはこれまでの印象と違ってとても柔らかい作品でした。
他にも、「パレード」「さよなら渓谷」、最近でいうと「怒り」が
実写化されましたね。

さてさて、本作について。

う〜〜〜ん、まぁまぁまぁ。

良い意味で悪い奴がたっくさん。
嫌な奴がたっくさん。
最初は観ていてとっても不快でしたよ。
主役の祐一も自分勝手な男で嫌な奴だったし。
祐一に殺されてしまった佳乃も自分勝手な女で嫌な奴だったし。
その佳乃が思いを寄せる大学生増尾もすっごい嫌な奴だったし。
他にもハイハイ学校の悪徳会社も嫌な奴だったし。
とにかく、嫌な奴のバックボーンが読めないぶん、ただただ悪人にしか見えなくって。
本当に不快でたまりませんでした。
終盤に進むにつれて、祐一のバックボーンや光代のバックボーンも描かれるので、
ほんの少しだけ肩入れしたくなる。
特に光代の閉塞感は以前観た「紙の月」という作品の梨花を思い出したかな。
ただ、描き方としては「紙の月」の方が良かったかな。

結局、悪いこと(殺人)を起こしたのは祐一なのに、その周りの悪い奴らを
描いて、祐一にも同情すべき部分もあったんじゃないかって描き方なんだけど、
僕的には、やっぱり人を殺してしまったという事実は残っているから、その罪は
償わなきゃなぁって、もやっとねぇ・・・。

もちろん、祐一も寂しいやつで孤独を抱え込んだ男だったんだけど、
祐一があまりにも美化されているような気がしてね・・・。

あと、演じた俳優さんが妻夫木くんだったというのもあるのかな。
最後の最後まで綺麗なお顔に見えたんですよね。
もう少し野暮ったく描いてくれても良かったのになって。
少し、ノリきれなかったです・・・。

光代に関してもそう。
そもそも祐一にあそこまで惹かれる理由がそこまでピンとこなかったかな。
確かに光代も毎日を退屈に過ごしていて、湧き上がる欲求も解消することもできない。
誰からも求められず、ストレスは溜まるばかり。
日々繰り返される退屈な日常の中に現れたのが祐一。
そこに惹かれ、すがるのはわからないでもないけど、殺人事件を起こした人間に対して
あんな対応とるかなぁ・・・。

距離の縮め方にちょっと違和感が・・・。

むむむ・・・登場人物の描き方に少しざらっとした感想を持っちゃいました。

良いやつと嫌なやつがはっきりしすぎているというか・・・。

もっと微妙なバランスで描いた方が良さそうな内容なんですけどねぇ・・・。

ちょっと消化不良気味。

とにもかくにも。

吉田作品の毛色はしっかりと描けていた本作。

次は何を鑑賞しようかな。

ただ、こんな作品は結構見るのに体力がいるんですよねぇ。

横道世之助」のような作品が良いなぁ・・・。

≪点数≫
  6点
                                           (18.01.06鑑賞)


こちら原作。
未読です。

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No.1436 『華麗なるリベンジ』
No1436 『華麗なるリベンジ』

2015年制作 韓
監督:イ・イルヒョン

≪キャッチコピー≫
『ピンチが生んだ最高の相棒(バディ)!』

≪ストーリー≫
ある乱闘事件で逮捕された男が尋問中に死亡し、担当検事のピョン・ジェウク(ファン・ジョンミン)は、身に覚えのない殺人容疑で逮捕される。懲役15年の刑が確定し服役することになった彼は、新たに入所してきた前科9犯の詐欺師ハン・チウォン(カン・ドンウォン)と出会う。チウォンが事件の鍵を握っていることに気付いたジェウクは、出所の約束と引き換えに協力を持ち掛ける。

≪感想≫
韓国映画。

「嘆きのピエタ」「アシュラ」「哭声/コクソン」。

最近、韓国映画をよく観てるなぁ。
上記3作品はどれもドロッとしている作品ばかり。
ズシリと心に残る良作ばかり。
僕のイメージする韓国映画ってこういう作品なんですよねぇ・・・。

大好きです。

ただし、韓国映画にもスカッとしたエンタメ作品もありまして。
例えば「10人の泥棒たち」という作品。
例えば「ベテラン」という作品。
上記2作品は気持ちのいい極上のエンタメ作品。

カラッとスカッと楽しめる良作。
どちらも好きなジャンルの作品ですが・・・。

さて本作は・・・。

後者のスカッとエンタメ系の作品に仕上がっておりました。

身内に裏切られて殺人犯に仕立て上げられてしまった検事ピョン・ジェウク。
冤罪を晴らすために刑務所の中で奮闘するっつーお話。
その中で、若手のイケメン詐欺師ハン・チウォンも味方につけコツコツと
証拠を集めていくジェウク。
相手は、暴力団、政治家、そして検事。
結構、スタンダードな展開なんだけど、最後はやっぱり観ていてスカッとする。

キャラについて。
主役を張るピョン・ジェウク。
基本、正義の男なんだけど、最初はこいつも暴力検事で。
被疑者に対する尋問が結構暴力的で嫌なやつ。
それが、濡れ衣を着せられて囚人生活を送っていくうちに徐々に丸くなって。
何が原因でとかはきっちり描かれないんですが、恐らく、囚人生活がそうさせたんだろうなぁって。
最後は、きっちりカッコ良い男に仕上がっておりました。
演じたのはファン・ジョンミン。
上に挙げた作品で言うと「アシュラ」「哭声/コクソン」「ベテラン」にも出演されていますね。
悪役から善人までなんでもこなせる、売れっ子俳優さんです。

相棒のイケメン兄ちゃんのハン・チウォン。
スカした奴で確かにカッコ良かったんです。

ただなぁ・・・。

こいつに関しては詐欺師という事に間違いはないので、どうも肩入れできなかったんですよね。
いかにも、自分は正義だよって感じで来られても、心のどっかで

「詐欺師なんだよなぁ・・・。」

「軽薄すぎるんだよなぁ・・・。」

なんて思ったり。
だって、楽しいとはいえガンガンに嘘ついちゃんだもん・・・。
ちょっと、もやっとしたキャラでした。
演じたのはカン・ドンウォン。
どっかで見たことあるなぁと思ったら以前観た「群盗」の悪代官だ!!
あれも良い作品だったなぁ・・・。

基本この二人がそれぞれ自分の得意分野で事件を解決していくんですが、
クライマックスは法廷シーン。
ジェウクが検事としての才能を活かして、真犯人を問い詰めるシーン。
あそこはスカッとしました。

敵のやられっぷりも最高でしたよ。

ただね・・・。

演出について一つ疑問が。
ネタバレになりますが、最後、ジェウクが法廷に向かう前に
仲間だった囚人に刺されちゃうんですよね。
あれって、物語上必要だったのかなぁ・・・。
だって、その後の展開にそこまで意味を持っていなかったし・・・。
最後もそこに触れることもなかったし・・・。
ちょっと意味がわからない演出でしたよ。

兎にも角にも。
勧善懲悪とは言い難いですが、悪い奴がきっちりとやっつけられる
痛快エンタメ作品。

カラッとした韓国映画も悪くない!!

≪点数≫
  6点
                                           (18.01.03鑑賞)

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No.1435 『トリプルX:再起動』
No1435 『トリプルX:再起動』

2017年制作 米
監督:D・J・カルーソー

≪キャッチコピー≫
『極限世界(xXx)を
        体感せよ』

≪ストーリー≫
エクストリームスポーツのカリスマにして、腕利きシークレットエージェントとしても名をはせたザンダー・ケイジ(ヴィン・ディーゼル)に再びNSA(国家安全保障局)から声が掛かる。今回の彼の任務は、危険な敵の手に渡ってしまった世界中の軍事衛星装置を奪還すること。ザンダーはNSAがそろえた精鋭部隊を一蹴し、新たにチーム“トリプルX”を編成する。

≪感想≫
先日から鑑賞している「トリプルX」シリーズ最新作。

僕的に。

1作目:「大好きヴィン・ディーゼル祭りじゃー!!」

2作目:「あれ?ヴィン様が出てこない・・・。
     アイス・キューブ?まぁこれはこれで・・・。」

といった感じ。
2作品とも楽しんだ印象があります。

そして本作。

実は、本作のパッケージを見た時、大好きヴィン・ディーゼルと
大好きドニー・イェン兄貴がタッグを組む的な画に
「なんて、楽しそうな作品なんだ・・・。」
と思ったんですよね。

そこでそれなら全作品を鑑賞しようっつー事で前作まで鑑賞してきた訳で。

そんなこんなで念願の本作について。

ヤッホイ!

ヴィン・ディーゼルの復活じゃい!!

とても楽しく鑑賞する事ができましたよ!!

世界観について。
本シリーズを観ていていつも思い出すのが
大好き「ワイルド・スピード」シリーズ。
ヴィン・ディーゼルが主役だからというのもあるんですが、
内容や作風も同じ感じで。

ストーリー云々より、アクションや派手さで楽しませる。
楽しんだもん勝ちじゃいってな意気込みを感じる世界観。

本作を観てそれが確信に変わったというか。
「ワイルド〜」シリーズもヴィン・ディーゼルが主役を張って、
2作目からいなくなって、戻ってきてさらにいろんなキャラを立てて、
チーム物に。

この流れを本シリーズもきっちりと踏んでいて。

1作目の主役をヴィン・ディーゼル。
2作目で主役がアイス・キューブに変わって。
そして本作で、いろんなキャラを立たせてチーム物に。

ほらね。

真似っこシリーズと言われても仕方がない作り。
カーアクションだけに囚われないアクション作品って感じ。

チームのメンバーについて。
まず、本シリーズのタイトルとなっているトリプルX。
これは、前作までの流れで分かるように、ヴィン・ディーゼル演じるザンダー
だけの異名がトリプルXではなくって、凄腕の奴らに与えられる称号みたいなもんで。
2代目がアイス・キューブ演じるダリアス・ストーンが襲名して。
そしてそして、本作に登場するキャラたちが歴代のトリプルXだったというお話で。
その中に、大好きドニー・イェン兄貴や「マッハ!!!!!!!!」シリーズのトニー・ジャーがいたりと
最高のチームを組んでいくという訳ですよ。

少しだけそれぞれを紹介。
まずは大好きドニー・イェン兄貴。
冒頭のアクションシーンから楽しみにしていたハードルを楽々超えるカッコ良さ。
ワイヤーアクションだと思うんですが、得意のカンフーも織り交ぜつつ、素晴らしい
アクションを見せてくれました。
中盤のザンダーとの車道アクションも◎。
車に轢かれようが関係ないない!!
以前観た兄貴の「カンフー・ジャングル」のクライマックスバトルを思い出したり。

トニー・ジャー演じるタロン。
最初出てきた時、なんじゃこのキューピー頭のとぼけた野郎はなんて思いましたが、
よく見ると大好きトニー・ジャーじゃあありませんか!!
相変わらずの身体能力。
キャラ的にはとぼけた野郎でしたが、アクションに関しては一級品のキャラでした。

女性陣について。
トリプルXのセレーナ、ザンダーが呼び寄せた凄腕スナイパーのアデル、そしてNSAの
メカ担当のオタク女子っぽいベッキー。
僕的にはアデルがカッコ良かったな。
あの100発100中の腕前とちょっとトンがったキャラは最高に素敵でしたよ。
とはいえ、本作に出てくる女性陣はみんな素敵。
中盤で出てくる情報屋みたいな女性陣も艶っぽくて素敵だったし。
ここら辺も、なんか頭カラッポ作品っぽくて良かったですよね。

あとは、カースタントマンのアイツや、いたずら好きのDJのアイツ。
ちょっと影は薄かったですが、それぞれにちゃんと見せ場を作っていたので、
良かったです。

そうそう。

前作のアイス・キューブも出てましたね。
セリフや出てくる場面もオイシイ存在感でカッコ良かったです。
ここまでくると祭り感が半端なくって、ストーリーなんてどうでもよくなる訳ですよ。
もう最高じゃんってね。

とにかくキャラに関してやそいつらが醸し出すパーティー感、祭り感は素晴らしかったです。

アクションについて。

本作もアクションもメガ盛りで荒唐無稽なアクションも満載。
まず、冒頭のザンダーの森林をスキーでの滑走から始まって、スケボーで車道を急滑走。
ありえない展開に
「最高!!アガりまくりじゃん!!」
そこからドニー兄貴のカンフーアクションやら、水上をバイクでサーフィン的な
アクション。
カーアクションありーの、ガンアクションありーの、クライマックスは
戦闘機内での無重力バトル。
そして戦闘機からの脱出アクション。
このお馬鹿アクションの連べ打ちに心踊りまくり。
最後はもう、笑っちゃいましたもんね。
とにかく最高のアクションシーンの数々でした。

ストーリーについては書くことがありません!!!!

荒唐無稽なイキきったアクション。

チームが一丸となって敵をやっつける。

「ワイルド・スピード」シリーズが好きな人にはオススメのシリーズです!!!!

本作の終わり方、世界観だと、このシリーズは永遠に作れそう。
だって、誰だってトリプルXになれるんですもん。
さぁ、次のトリプルXは誰になるかな・・・。

ぜひ続編を!!!!

≪点数≫
  8点
                                           (18.01.02鑑賞)

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No.1434 『トリプルX ネクスト・レベル』
No1434 『トリプルX ネクスト・レベル』

2005年制作 米
監督:リー・タマホリ

≪キャッチコピー≫
『 ― 』

≪ストーリー≫
ある日、NSA(国家安全保障局)の支部が何者かの襲撃に遭い、16人もの諜報員が殺されてしまう。そこから間一髪で脱出したギボンズは、この事件の裏を探るため、新たなシークレット・エージェント“xXx(トリプルX)”を選定。かつて自分の部下として海軍特殊部隊に所属し、今は重犯罪人の軍刑務所にいるダリアスを任命する。そして彼らは捜査を進めるうち、国防長官デッカートら分裂派が政府の転覆を企てていることを知るのだった。ダリアスは、その陰謀を未然に阻止しようと奔走するのだが…。

≪感想≫
ヴィン・ディーゼル主演の「トリプルX」シリーズ2作目。

最近、「トリプルX:再起動」なるものが上映されて、すごく楽しそうだったので、
復習を込めて鑑賞。

前作は、「ワイルド・スピード」シリーズの主演を張るヴィン・ディーゼル祭りで
ウホウホ楽しませてもらいました。

カーアクションやらスノボアクションやらとにかく八面六臂の大活躍。
本作ではどんな活躍を見せてもらうのでしょうかと楽しみに鑑賞。

さてさて・・・。

・・・ん?

・・・あれ??

まさかのヴィン・ディーゼル出てないじゃん!!

前作であんなに活躍していたのに、あっさり死んじゃいました的な片付け方。
いくらなんでもそりゃないぜ!!
とほほほほ・・・。

そういや「ワイルド・スピード」も2作目から少し出なくなっていましたもんね。
契約上の問題かなぁ・・・。

天狗にでもなったのかしら・・・。

とにかく残念でした。

そんなこんなで本作の主演はアイス・キューブ。
ヴィン・ディーゼルに変わって大暴れしておりました。
ヴィン・ディーゼルに比べてちょっと機動力がないので、動くアクションは抑えめ。
ただ、本作は爆破アクションやら戦車やらいききったアクションがドッカンバッカン
やってくれていました。

ストーリーはツッコミどころ満載。
冒頭、敵に襲われたサミュエル・L・ジャクソンだったが、いつのまにか
国家の敵になっていたり・・・。
あれ、本当にどう言うことなんでしょうね。
いつのまにか国家を敵に回しているんですよね。
ピンとこないなぁ・・・。
ただ、そんなピンとこないことも実はあまり気にならなくって。
それ以上の派手なアクションで吹っ飛ばされると言うか。
先に書きましたが、本作のアクションは人と言うよりかは物。
例えば戦車のアクション、戦車を使って弾丸を避けたり、装甲車を吹っ飛ばしたりと
スカッと爽快なアクションの連べ打ち。
極め付けは、ラストの新幹線アクション。
なんだあの車で新幹線に追いつくっつー設定は。
線路の上をバーストしたタイヤでホイールだけで滑走するシーンとか
いききっていて最高でしたよ。

ただ、正直、それならもっっとやってくれても楽しかったなぁって。
ほんの少しだけ物足りなさを感じてしまいました。
これなら、前作の方が凄かったじゃんって思っちゃったんですよね・・・。

残念無念。

期待していた、「トリプルX」シリーズじゃなかったし、アイス・キューブ祭り
でもなかった・・・。

それでも、アクションに関してはおバカかよって思うくらいの派手さは残していたので
まぁまぁまぁ・・・。
物足りなさもありましたが、それなりに楽しめましたとさ。

さぁ、いよいよ次回作は「トリプルX:再起動」。

パッケージを見るとヴィン・ディーゼルが写っているので、これは間違い無いでしょう・・・。

楽しみです!!

≪点数≫
  5点
                                           (18.01.02鑑賞)

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No.1433 『トリプルX』
No1433 『トリプルX』

2002年制作 米/チェコ
監督:ロブ・コーエン

≪キャッチコピー≫
『この男、制御不能』

≪ストーリー≫
ザンダーは命を懸けたスポーツ“Xゲーム”で若者たちにその名を知られるカリスマ的な存在。トレードマークは首の後ろに彫った“xXx”。どんな危険なゲームも平然とやってのけるその驚異的な身体能力と冷静な判断力が、やがて国家安全保障局(NSA)の目に留まる。NSAのベテラン・エージェント、ギボンズは強引にザンダーを説き伏せ、彼をシークレット・エージェントに任命する。コードネームは“xXx(トリプルX)”。その任務とは、既に3人のエージェントが見破られ抹殺されていた過激な犯罪集団“アナーキー99”への潜入捜査だった…。

≪感想≫
ワイルド・スピード」シリーズ主演のヴィン・ディーゼル主演作。

最近、本シリーズの最新作「トリプルX:再起動」のパッケージを見て
ドニー・イェン兄貴が出演しているのを知って、観ることに決めたので、
まずは復習がてら1作目から鑑賞。

さてさて・・・。

「うん!思っていた通りの作品だ!!」

本作の売りはヴィン・ディーゼル祭り!!

とにかくカッコ良いヴィン様を観ることができます。
「ワイルド・スピード」はポール・ウォーカーとダブル主演のため、
スポットライトは分散していましたが、本作はヴィン様の独壇場。
しかも「ワイルド・スピード」は車だけだったんですが、
本シリーズは車ありバイクありスノボありとなんでも乗りこなしている
ヴィン様を観ることができます。

ストーリーも一応はしっかりしていましたが、
とにかく、アクション・アクション・アクション。

冒頭のカーアクション、バイクアクション、スノボアクション、そしてまたまたカーアクション。
見ごたえたっぷりのシーンばかり。
特にスノボアクションは新鮮で良かったです。

あの雪崩とともに滑走していくシーンとかアガりましたもんね。

これって、もちろんスタントマンがアクションは担っているんですよね?
どこまで、ヴィン・ディーゼルが対応してんのかな。

あと、本作が制作されたのが2002年。
15年前か・・・。
スリムで若々しいヴィン様が拝めました。

キャラで言えば、特に目立った活躍はないものの、メカ担当のトビーが良かったですね。
彼とザンダーの関係を見ていると、ちょっと「007」シリーズのボンドとQの関係を
匂わせますな。

今後も活躍してほしいキャラクターでした。

とにもかくにも。

ヴィン・ディーゼル無双の本作。

十分に堪能させていただきました!!

次回作も楽しみです。

≪点数≫
  7点
                                           (18.01.01鑑賞)

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No.1432 『裏切りのサーカス』
No1432 『裏切りのサーカス』

2011年制作 英/仏/独
監督:トーマス・アルフレッドソン

≪キャッチコピー≫
『一度目、あなたを欺く。
  二度目、真実が見える。』

≪ストーリー≫
東西冷戦下の1980年代、英国諜報(ちょうほう)部「サーカス」を引退したスパイ、スマイリー(ゲイリー・オールドマン)に新たな指令が下る。それは20年にわたってサーカスの中枢に潜り込んでいる二重スパイを捜し出し、始末するというものだった。膨大な記録や関係者の証言を基に、容疑者を洗い出していくスマイリーがたどり着いた裏切者の正体とは……。

≪感想≫
ハードボイルドなおじさんがたっくさん!!

男くさ〜い良作に出会いました。
男くさ〜いと言うとちょっと語弊がありますが、渋い男たちの
哀愁漂う世界観を堪能。

ストーリーは英国諜報機関サーカスの諜報員だったスマイリーが
二重スパイを探し当てると言うお話。

本作、とにかく情報量が多い。
穏やかに流れる会話とシーンの数々。
とにかく全てが大人な感じ。
これまで、スパイ映画といえば、例えば「007」シリーズだったり。
例えば、「コードネーム U.N.C.L.E.」だったり。
他にも「ミッション・インポッシブル」シリーズや「キングスマン」等々。
ド派手なアクション作品が殆どで。

それが、本作のトーンは渋いおじさんが淡々と任務をこなしていく。
これがまたとっても哀愁漂っていてカッコいいんですよね。

ラストカットのスマイリーのあの表情!!

渋い!!カッコ良い!!!!
出てくる男たちはもれなく渋くてカッコ良かったです。

演出について。
現在の状況と過去の回想をごちゃまぜに進めていく作風。
最初の方、これが少し分からなくって・・・。
中盤ぐらいからやっと追いついた感じですが、恐らく全てを理解することが
できていないんじゃないかなぁって。

本作、二度、三度観て楽しむタイプの作品なんでしょう。
まぁ、僕の理解力、読解力の足りないからっつーのもありますが、
ストーリーの大枠、登場人物の相関を知っている今、もう一度観たら、
絶対楽しさが倍増なはず!!!!

いずれもう一度、いや、すぐにもう一度観なければ・・・。

≪点数≫
  7点
                                           (18.01.01鑑賞)

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2017年鑑賞作品総括(ベスト・ワースト発表)
2017年鑑賞本数は123本。
内、劇場鑑賞は18本。
劇場鑑賞が大幅アップ。
良いですねぇ・・・。
やっぱり映画館で観ると自ずと点数はアップ気味。
この調子で増やしていきたいなぁと。

さて。
例年通り、順不同で良かった10作品、悪かった数作品を発表。
今年も良い作品ばかりで迷いに迷いましたよ。

まずはベスト部門。

その1
ズートピア
アニメ作品ではダントツベスト!!
本作はアカデミー賞も受賞しましたね。
キュートなルックの中に人種差別や偏見の問題を上手く描いた作品でした。

その2
恋人たち
ミニシアター系邦画作品。
痛みが伴う作品でしたが、生きていく事をしみじみと考えさせられた良作。

その3
ドント・ブリーズ
盲目退役軍人じじい力爆発!!
めちゃくちゃ緊張感が溢れる作品。
やっぱり悪い事はしちゃいけないですよねぇ(苦笑)

その4
海街diary
是枝作品。
柔らかで清らかな傑作。
この映画の中で生活したいと思いました。

その5
IT/イット “それ”が見えたら、終わり。
映画館でホラー映画を観たのは初めてかも。
ホラーでありジュブナイルである本作。
名作「グーニーズ」を思い出させる子ども達の描き方に心打たれました。
どうやら、彼らの大人編が制作されるようで。
こちらも楽しみですねぇ・・・。

その6
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス
2017年のベストはこれかなぁ。
とにかく楽しかったんですよね。
ベイビー・グルートに癒され、ドラックスに笑わされヨンドゥに涙する。
最高に満足させてもらいました。
さて、彼らがいよいよ「アベンジャーズ」に参戦するとのこと・・・。
楽しみで仕方ありません!!

その7
ベイビー・ドライバー
大好きエドガー・ライト監督最新作。
ミュージカルカーアクションとフレッシュな作風。
すっごいスタイリッシュでシビレまくり!!!!
この作品も2017年のベストオブベスト候補。

その8
新感染 ファイナル・エクスプレス
2016年、日本で「アイアムアヒーロー」というゾンビ映画の傑作が誕生。
2017年は、韓国で素晴らしいゾンビ映画が誕生しました!!!!
最後の最後まで緊張を保たせて、受け手を楽しませるための演出がたっくさん。
本当に最後まで目が離せませんでした。

その9
何者
これまた痛い作品。
自らの若いころを少し思い出しつつ。
現代の若者がSNSとの繋がり方についても巧く描かれていましたね。
2012年のベスト「桐嶋、部活やめるってよ。」に続く傑作。

その10
沈黙 -サイレンス-
素晴らしい監督、俳優の元、作られた本作。
とても見応えのある良作でした。

ベストは以上10作品。
今年も相変わらず良作・傑作が多い。
10本に絞るのは本当に大変・・・。
次点を挙げるとすると、『ザ・コンサルタント』のベン・アフレックはカッコ良かったなぁ。
ラ・ラ・ランド』も評判通りの良作でした。
キングコング:髑髏島の巨神』も映画館で観て最高に楽しかったし。
ブレードランナー2049』は過去作も含め素晴らしいSF傑作でした。
マイティ・ソー バトルロイヤル』『ドクター・ストレンジ』のMCUシリーズは安定の楽しさ。
ワンダーウーマン』『ジャスティス・リーグ』のDCコミックシリーズのワンダーウーマンに心打たれ。
哭声/コクソン』『アシュラ』は年末に観てぶっ飛びました。
他にも『僕達急行 A列車で行こう』『ハドソン川の奇跡』『レヴェナント:蘇えりし者』。
さらには『裸足の季節』『LOGAN/ローガン』『ワイルド・スピード ICE BREAK』等々。
あれやこれや・・・・(苦笑)
うーーーーん・・・・楽しーーーーー!!!!!

ベスト部門は以上。

そして申し訳ないですがワースト部門。
その1
ギャラクシー街道
レビューでも書いていますが、映画でもなくテレビドラマでもなく舞台劇でもない。
まるで学芸会を観ているようでした。
内容はもう覚えていませんが、とにかくつまらなかったような・・・。

その2
ガッチャマン
アクションヒーロー物。
アクションが特にカッコ良かったわけでもなく、お話もキャラも雑。
もう少しアクションに力を入れてほしかったなぁ。

その3
カイジ~人生逆転ゲーム~
これまた邦画。
マンガ原作の本作ですが、マンガのような楽しさは感じられませんでした。
とにかく登場人物に怒りしか湧きませんでしたよ。
今ごろ映画の中のカイジはどうしているんでしょうか・・・。
恐らく、野たれ死んでいるぞ。

ワーストは以上3作品。
ワースト次点は『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』『SCOOP!』『インデペンデンス・デイ:リサージェンス
藁の楯』『パッセンジャー』辺り。
本当に申し訳ないですが、ダメダメでした。
とほほ・・・。

という訳で2017年総括はおしまい!!
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