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No.1427 『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』
No1427 『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』

2008年制作 邦
監督:本木 克英

≪キャッチコピー≫
『人間になりたかった妖怪の、千年の物語。』

≪ストーリー≫
雨の降る丑(うし)三つ時に“かごめ歌”を聞いた女性が失踪(しっそう)する事件が続発し、鬼太郎(ウエンツ瑛士)は、その事件に巻き込まれた女子高生・楓(北乃きい)とともに謎の解明に乗り出す。やがて、2人は、その原因が千年の時を経てよみがえった悪霊であることを突き止めるが、その背景には妖怪と人間との悲しい恋物語があった。

≪感想≫
以前観た「ゲゲゲの鬼太郎」の続編。

レビューを読み返していると、めちゃくちゃダメ出ししていて・・・。
観たのは2013年の今頃なので、正直、内容もそこまで覚えていなくって。
つまらなかったという印象は残っていたのですが・・・。

僕と鬼太郎。
前作のレビューでも書いていますが、僕はちっさいころ、「ゲゲゲの鬼太郎」の
アニメにめちゃくちゃハマっておりまして。
それこそ「妖怪」という物にハマっちゃったんですよね。
それからは、本を買ってはどんな妖怪がいるかとか調べまくった記憶があります。
ちっさい頃の良き思い出です・・・。

さてさて本作について・・・。

んんーーーーー・・・やっぱり、つまんなぁい!!!!!

ほんと、ダメダメな作品でした。

良かった所は前作と一緒。
ねずみ男と猫娘が良い感じだった・・・ぐらい。
猫娘演じる、田中麗奈さんが顔も猫っぽくて見事にマッチしていたんですよね。
ねずみ男の大泉洋さんも流石の芸達者ぶりと言うか。
この二人は素晴らしかったです。
キャラでいえば初登場のサトリも良かったな。
こいつの武器が糞をスポポポポポッて排出するっつー感じ。
「おいおい、コントかよ(笑)」
なんて笑っちゃいましたよ。

あとは全体的にダメダメ。
ダメダメって言うか、すっごいつまんない感じ。
とにかく、何にも残らない作品でした。

お話がまずピンとこない。
ざっくり言うと、その昔、人魚が人間と恋に落ちるも魔女狩りにあって殺されてしまって、
復讐を誓って現世に降り立つっつーお話。
人魚は最後に人間の旦那は実はあなたの事、最後まで愛していたんだと知って、
ハッピーエンド的な締め方に落ち着いていましたが・・・・いやいやいや。
旦那は子どもと共に先に殺されていたんだぜ!!
それを聞いて、なおの事人間が嫌いになっちゃうんじゃないか!!
最後の、人魚が全てを許すくだりはピンときませんでした。
人間への憎悪はそれぐらいじゃあ許されないでしょうって。
他のキャラ達も全体的に薄っぺらい行動や言動しかしないので、
これまたなんだか、ノレないよなぁって。

映像にも楽しさがない。
アクションシーンとかもそれなりにあったんですが、めちゃくちゃチープに見えて。
「それ、本気でカッコ良いと思ってんの??」
妖怪と言う架空の存在なのでCGとかも多用しているんですけど、とにかく安っぽい。
色んな妖怪たちも出てくるんだけどとにかく安っぽい。
ギレルモ・デル・トロ監督の「パンズ・ラビリンス」に出ていた両手に目玉が付いている
クリーチャーらしき奴も出ていたんですが、なんか安っぽい。
「もっと、本気出そうぜ!!!!」
ってね。

演出について。
本作、全体的にコメディかって思う程、ふざけたシーンが多くって。
ただ、それは狙っている感じもなく、観ているこっちが呆れて笑っているような演出。
ギャグシーンとかも
「それ、本当に面白いと思ってんの??」
って。
なんかノレないんだよなぁ・・・って。

とにもかくにも。
全体的に「退屈」だった本作。
僕が観たかった「ゲゲゲの鬼太郎」はこんなんじゃないやい!!!!

≪点数≫
  2点
                                           (17.12.28鑑賞)

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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)