2018-01-29 Mon

2012年制作 米
監督:ティム・バートン
≪キャッチコピー≫
『 ― 』
≪ストーリー≫
大好きな科学に夢中になるあまり、友達が一人もできない少年ヴィクター。そんな彼を両親は心配していたが、ヴィクターは愛犬スパーキーを相棒にして楽しい毎日を送っていた。しかし、思いも寄らぬ事故が起きて、スパーキーは天国へと旅立ってしまう。深い悲しみに沈んでいたヴィクターだったが、次第にスパーキーをよみがえらせたいという強い気持ちを抱くように。少しばかり危険な科学な知識を駆使してスパーキー蘇生に成功するが、その姿はつぎはぎだらけで、まるでフランケンシュタインのようだった……。
≪感想≫
ティム・バートン監督のストップモーションアニメ作品。
ティム・バートンの作品といえば奇抜なキャラと映像という印象。
例えば、以前観たアニメ「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」とか、
実写版の「アリス・イン・ワンダーランド」。
「ティム・バートンのコープスブライト」なんてのもあったな。
僕的には、このティム・バートンが描くキャラのルックが大好きで。
ちょっとこう、暗めで不気味なんだけど、少し愛くるしい感じとかね。
本作のキャラクターたちもそんな感じでした。
ギョロ目のお嬢さんや、おデブな彼。
ノッポの彼や歯がガチャガチャな彼。
犬のスパーキーもキモ可愛くっていい感じ。
僕的には、日本人少年のトシアキが良かったな。
いかにもアジア人フェイスで切れ長な目。
ちょっと意地悪い感じが何とも良くってね。
あと、劇中に出てくるモンスター的なキャラも良かったです。
日本のガメラオマージュのアイツや、大量のグレムリン的なアイツら。
吸血コウモリとか芋虫みたいなやつもいたよなぁ・・・。
とにかく、それらのキャラのフォルムはこれまた不気味なんだけど、
可愛らしい姿に◎。
キャラについては安定のティム・バートン印で楽しめました。
映像についてもクオリティが高くって、CGではなくストップモーションアニメの
技術がとんでもなく優れていて脱帽。
こちらも楽しめました。
ただなぁ・・・。
ストーリーがイマイチだったんですよねぇ・・・。
盛り上がりに欠けると言いますか。
良い意味でテンポがいい。
悪い意味で平板なお話し。
もうちょっと、お話しに抑揚があっても良かったかなって。
とにもかくにも。
モノクロ映画でもあるのでぼんやり眺めるには最適な作品なのかな。
アートとして鑑賞しても良いかもしれませんね。
キャラクターの写真集とか出しても良いかも。
ティム・バートンには今後も、こういう奇抜でキテレツルックなキャラをたくさん
生みだしてほしいです。
≪点数≫
6点
(17.11.19鑑賞)
こんなん出てました。

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