2018-01-24 Wed

2017年制作 米
監督:タイカ・ワイティティ
≪キャッチコピー≫
『死の女神の復讐がはじまる』
≪ストーリー≫
アベンジャーズのメンバーであるソー(クリス・ヘムズワース)の前に、邪悪な敵ヘラ(ケイト・ブランシェット)が出現する。ヘラはソーの武器ムジョルニアを破壊し、ソーを宇宙の果てへと飛ばしてしまう。とらわれの身となったソーは、脱出を懸けてチャンピオンと対決することになり、彼の前に現れたのは……。
≪感想≫
「MCU」ことマーヴェル・シネマティック・ユニバースシリーズ最新作。
今回はマイティーソーのソロ作品最新作。
「MCU」ももう17作目みたい。
僕はこのシリーズが大好きで。
もちろん1作目の「アイアンマン」から観ています。
しかも、ここ数作は劇場で鑑賞。
大満足のシリーズです。
さてさて本作の感想をば。
やっぱり大好き「MCU」!!!!
大満足の作品に仕上がっておりました。
マイティーソーシリーズはアベンジャーズの中でも少し異色のイメージ。
例えば「アイアンマン」や「インクレディブル・ハルク」「キャプテン・アメリカ」等々は
地球のお話なのでソーは神々のお話。
最初、そこが心配だったんですが、神々と言っても宇宙のお話だったので、
何となくスッと入っていくことができて。
しかも、最近では「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」とかもありますもんね。
本作でも登場した「ドクター・ストレンジ」も魔法使い的な感じですもんね。
とにかく何でもありになってきたMCU。
本作でも異星でドッカンバッカン暴れまわっておりました!!!
もうねぇ、何でしょうこの祭り感。
メガ盛り感。
最高でしょう。
マイティー・ソーのソロ作とはいえ、本作ではハルクも出るし、ドクター・ストレンジも出るし、
少しだけですがブラック・ウィドウも出る。
新キャラもたくさん出るしさ。
そのキャラ達について。
本シリーズの肝とも言えるキャラといえば、ソーとロキの付かず離れずの仲良し兄弟。
このロキのダメっぷりがねぇ。
油断していたらすぐ裏切って、それがすぐバレて、また裏切ろうとして、すぐバレて。
これの繰り返し(笑)
もうねぇ、このやり取りが、
「よっ!!待ってました!!」
ってなもんで。
最高に愛らしい、嫌いになれないキャラクターですよね。
ハルク。
本作でも相変わらずの暴れっぷりの超人ハルク。
人間形態のブルース・バナーに戻って、クライマックスにまたハルクに変身する件は
激アツでしたよ!!
新キャラの女戦士のヴァルキリー。
本作ではヒロイン的な立ち回りもしつつ自らもバトルもこなす。
しかも強くてカッコいいんだよね。
ちょっと「ワイルド・スピード」シリーズの戦うオネエさんことミシェル・ロドリゲスを
彷彿とさせるルックも素敵で一気にファンになっちゃいました。
中盤に出てくる惑星サカールの独裁者のグランド・マスター。
こいつも個性キャラ爆発のキャラ。
どこかで観たことあるなぁと思ったんですが、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」に
出ていたコレクター(ベニチオ・デル・トロ)に似ているんだよね。
何か関係あるのかな。
他にも。
今回のボスは地獄の女神ヘラ。
無敵感たっぷりでルックも素敵。
あの髪の毛が兜みたいに変形するシーンはかっこよかったなぁ。
ヘラに寝返ってしまう新門番のスカージ。
ハゲ頭の彼も終盤まで情けない象徴でしたが、最後の最後でこれまた激アツ行動。
使う武器もマシンガンでまさかの地球武具でテンションガン上がり!!
本当にグッときました。
他にも他にも。
これまた新キャラの惑星サカールにいた革命軍団のリーダー格の岩石男コーグも
良かった。
浅野忠信演じるホーガンも出てました。
もっと活躍して欲しかったですが・・・。
とにかく相変わらずのキャラや新しいキャラなど全てにおいて楽しく鑑賞させていただきましたよ。
演出について。
本作は、コメディ色強めの軽いタッチのライトな作風。
これまでのソーはちょっと重めの作風だったような。
最近のMCUはライトになってきた印象。
まぁこれはこれでエンタメ性が強くなって楽しいのでいいでしょう。
冒頭から、良い意味でくっだらないギャグのオンパレード。
しかも冒頭からギャグを持ってきてくれたので、
「なるほど、本作はこのテイストで行くのね。」
って何となく覚悟ができたというか。
それがあったせいか、最後まで楽しく観ることができましたよ。
あとは、言わずもがなですがアクションシーンは安定のクオリティ。
クライマックスのソー率いるリベンジャーズの面々がガッツガッツと
バトルするシーンはカッコ良すぎ!!!
これは音楽が良かったのもあるでしょう。
冒頭、流れた音楽に
「あっ、これ聴いたことある!!」
なんて思ったのがLed ZeppelinのImmigrant Song(移民の歌)。
クライマックスでも流れるんですが、正直、この曲をバックに
登場するリベンジャーズを観た瞬間、鳥肌が立ちましたもん!!!!
めちゃくちゃシビれました!!!!
最初と最後のアクションシーンに流すなんて粋な演出してくれるねぇ。
「ワンダーウーマン」のテーマソングを聞いた時の高揚感と似ていますね。
最近のアメコミ映画はこうやって音楽を巧く使っているような。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の影響もあるのかなと。
とにかく素晴らしかったです。
総括。
相変わらず「MCU」シリーズは楽しすぎる。
またソーの単体作品は作られるのかな。
ソーとロキのあの感じは、ず〜〜〜〜っと見てられるので続編希望!!!!
ただ、ひとまずの次回作は「ブラック・パンサー」の単体作品みたい。
こちらも楽しみ!!
そして、何と言ってもその次は「アベンジャーズ」の最新作!!!!!!
楽しみすぎるでしょう!!!!!!
まだまだ「MCU」シリーズから目が離せないですな。
あっと、そうだ。
途中観ていて思ったのですが、本作ってちょい役でマット・デイモン出てましたよね。
違うかなぁ・・・。
そうだとしたら、この感じもマーヴェルっぽくって大好き!!!!
≪点数≫
8点
(17.11.07鑑賞)

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